東京五輪ボランティア問題の募集要項や条件がヒドイ?わかりやすく検証!

2020年開催の東京五輪で再び、
ボランティア問題が噴出しました。

ボランティアに対する暑さ対策に
国内競技団体から不十分であるという
事が指摘されたのです。

募集要項条件も未だに
疑問視されている2020年の東京五輪。

更に詳しい問題点について、
見て行きましょう。

 

 

 東京五輪ボランティアの暑さ対策問題!

 

東京五輪のスタッフをボランティアに
すること自体は元々、かなり多くの
問題視する声が挙がっていました

そんな中、ボランティアスタッフの
暑さ対策に、まさかの国内競技団体
ボクシング代表から指摘がありました。

ボランティアの熱中症防止の為に
配布される水分、塩分補給
十分でない事が発覚した為です。

また、その他にも、
ボランティアスタッフの厳しすぎる
募集要項や条件は話題にされ
続けています。

東京五輪のボランティア問題について、
更なる詳細を見て行きましょう。

 東京五輪のボランティアに対する暑さ問題!不十分という指摘!

東京五輪のボランティアに関する
問題は以前から非難が続いていました。

そんな中、6月下旬から始まる
テスト大会に向けて、
国内競技団体
非公開の会議を行った所、
団体のボクシング代表から、
ボランティアスタッフに対する
暑さ対策が不十分であるという
指摘がありました。

大会組織委員会は当初、
お茶、水のペットボトル、塩飴
ボランティアに配布する予定でした。

しかし、ボクシング代表から、

・暑い中で水を飲むと血中の
塩分濃度低下する

・お茶は利尿効果がある為に
水分補給としては適していない

・塩飴程度では塩分補給
十分でない

という指摘があったのです。

ボクシング代表は一番適している
水分補給はスポーツドリンクだとして、
改善の要求をしています。

本来ならば、大会組織委員会が
考慮すべき問題を、どちらかと言うと、
選手側の人物から指摘される事には、
東京五輪に対する不信が更に募って
しまいますね。

 

 

 東京五輪のボランティア問題!募集要項と条件!行きすぎた無償!

 

東京五輪のスタッフ募集要項や条件は、
無償ボランティアなのに割に合わない
という事が言われ続けてきました。

また、ボランティアの交通費
一日1000円
スポーツドクターでさえも、
ボランティア募集という耳を疑う
事態も明るみになっています。

 東京五輪ボランティア問題の募集要項と条件!

東京五輪のボランティア問題で、
一番問題となっているのは、
その募集要項と条件です。

その内容は以下の様になっています。

 活動期間

10日以上

 活動時間

・休憩待機時間込み1日8時間

 積極的に応募して欲しい人

・オリンピック・パラリンピックの
基礎的知識を持つ人
・スポーツボラティアの経験がある人
英語、多言語、手話スキル持ちの人

普通ならば、
1日8時間も拘束されるのならば、
賃金が支払われて然るべきものです。

海外では有償ボランティアもあるので、
最低でも、賃金が少なめでも給料を
出すべきでした。

しかし、大会組織委員会は、
英語や手話も出来る人でさえ、
無償で集めようとしているのです。

更に、
組織委員会の行きすぎた無償や
低すぎる賃金募集の事実が
発覚しました。

 東京五輪の行きすぎた低賃金、無償要求!

組織委員会の無理がある募集には
以下の様な事例があります。

 ボランティアの交通費、宿泊費

ボランティアの交通費や宿泊費は
なんと「自己負担」です。

多くの批判が集まった事もあり、
1日1000円プリペイドカード
支給される事となりましたが、
それでも不足していると言えます。

 スポーツドクターもボランティア

なんとスポーツドクターまでもが、
ボランティアで賄おうとしていた事が
判明しました。

オリンピックは、他の国でも、
ボランティア精神で行われるという事が
反論として言われていますが、
そもそもイギリスの五輪では、
交通費は交通機関の専用パスが
配布される等の工夫がされています。

東京五輪は、
ボランティアでやらなければならない
という前提が行き過ぎて、結果的に
そういった工夫に及んでいないのが
問題だと言えます。

 

 

 まとめ

 

東京五輪の無償ボランティア批判には、
「元々、オリンピックはボランティア
精神で行われるものである」
という反論が良く言われています。

しかし、
そもそも日本では国民が東京五輪開催に
あまり乗り気ではありませんでした。

そんな中で、ボランティア精神で
やらなければならない等と言われても、
それはただの押しつけにしかならないと
考えられます。

RuRuhase

<参考サイト>
朝日新聞
日本経済新聞
東京2020大会ボランティア

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