シュリンクフレーションとは?食品の事例で消費者が騙されている事を知ろう!

シュリンクフレーションという言葉を
ご存知でしょうか?

シュリンクフレーションとは、
食品等の製品の量が減っているにも
関わらず、値段は据え置きのままという
現象を指します。

シュリンクフレーションの実際の
事例や、何故そんな現象が
起こっているのかの理由を
見て行きましょう。

 

 

 シュリンクフレーションとは?食品の事例を紹介!

 

シュリンクフレーションとは、
値段は変わらないのに商品の
量が減る現象です。

食品の事例としては、
セブンイレブンのおにぎり、
おいしい牛乳等が挙げられます。

そして何故、シュリンクフレーションが
起こっているかと言うと、
少子高齢化による人件費や
原材料費の高騰を製品価格に
転嫁できない企業の判断の
為だと言えます。

更に詳しいシュリンクフレーションに
関する情報を追ってみましょう!

 シュリンクフレーションとは?量が減るのにお値段据え置き!

シュリンクフレーションとは、
例えば、ある製品のデザインが
変わったと思ったら量が
ただ減っただけという事を
指します。

勿論、値段がそれに伴って、
下がったりするわけでは無く、
値段はそのままである為に、
消費者からは不満が出ているのです。

そして、
シュリンクフレーションには、
ある特徴があります。

その特徴とは、
量を減らしている事を消費者に
わからない様に行っているという
事です。

デザインを使いやすくしました!
等の宣伝で量を少なくしている事を
誤魔化しているというのは、
良くあるシュリンクフレーションの
例だと言えますね。

しかし、
消費者も簡単に騙される訳では無く、
ネット上では批判の声が
上がっていると言えます。

 

 

逆に気づかれない様に、
シュリンクフレーションをしている事で
批判を引き起こしている気がしますね。

 シュリンクフレーションとは多くの事例がある!食品を重点に紹介!

シュリンクフレーションとは、
主に食品関連で起こっている
現象だと言えます。

その食品における事例は、
以下の様な物です。

 セブンイレブンの食品

セブンイレブンおにぎりは、
シュリンクフレーションされている
と言われている製品の一つです。

また、
冷凍ピザなども、かつては丸型で
ボリュームがあるという事で
話題でしたが、今は四角型に
デザインが直され、量が減ったと
消費者から言われています。

 明治おいしい牛乳

明治おいしい牛乳は、
「扱いやすいデザインへ」
というコンセプトの元、
シュリンクフレーションを
行っている食品です。

リデザイン前は、1リットルでしたが、
リデザイン後は900ミリリットルに
減少しました。

明治の担当者は、世帯当たりの
牛乳消費量が減った為に、
この様なシュリンクフレーションを
行ったとしていますが、
SNS等では実質的に値上げではないか
という批判が起こっています。

一方では、横置きに出来て、
冷蔵庫に入れやすいという意見も
あります。

 ブルボン食品

ブルボンの製品は袋の中に
スティック状のお菓子が入っている事で
有名ですが、その量を2019年から
減らすと発表しています。

まだ、消費者に対し、
シュリンクフレーションを
発表しているだけ、真摯な態度を
取っている印象を受けますね。

 カルビー食品

かっぱえびせん」、
サッポロポテト」、
さやえんどう
等の商品の内容量を減らしました。

シュリンクフレーションを
起こしたことに対しては、
ブルボン同様に発表しています。

 

他にも、
ハウス食品「カレーマルシェ」、
亀田製菓「柿の種」、
はごろもフーズ「シーチキンマイルド
等がシュリンクフレーションを
起こしています。

柿の種とシーチキンマイルドに
関しては、シュリンクフレーションと
値上がりを同時に起こしている程です。

これらの 人気商品の実質的な値上がりに
消費者はショックを受けています。

 

かなりの多くの企業の食品が、
シュリンクフレーションから
逃れられなかったと言えますね。

仕方が無い理由があるのでしょうが、
消費者としてはちょっと残念な
気持ちです。

 

 

 シュリンクフレーションが引き起こされた原因とは?

 

ネット上では、
シュリンクフレーションは
アベノミクスが引き起こした物
という批判の声があります。

では、シュリンクフレーションが
引き起こされた本当の原因とは、
何なのでしょうか?

その原因は、消費高齢化による
労働力不足や原材料費値上がりだと
専門家から言われています。

次は、シュリンクフレーションが
引きこされた原因について、
詳しく見て行きましょう。

 シュリンクフレーションの原因とは?労働力不足!

第一生命経済研究所の
首席エコノミストである永濱利廣氏は
シュリンクフレーションの原因とは
少子高齢化による働き手不足
原材料費の値上がりであると
述べています。

働き手が不足している事で、
人件費がかさばり、その代わりに、
企業が食品の価格などを値上げ
を望んでいるのです。

また、原材料費高騰は、
中国経済の躍進によって、
世界的に小麦等の一次産品の値段が
上がり、日本国内にもその影響が
及んでいるとも言えるでしょう。

しかし、
値上げを素直に行ってしまうと、
消費者離れが起こってしまう
可能性があります。

その為に、デザインの変更等を
理由に消費者に分からないような
徐々に製品の量を減らす
シュリンクフレーションが
起こっているのです。

こういった背景があるとわかると、
シュリンクフレーションが多発している
現状を悲観的に見てしまいますね。

 今後もシュリンクフレーションは拡大する!?アベノミクスが影響!?

ネット上ではアベノミクス
シュリンクフレーションの原因では
ないかとウワサされていますが、
安倍総理が行う増税は今後、
シュリンクフレーションを益々
引き起こす事となりそうです。

シュリンクフレーションは、
2014年の5%から8%への消費増税の
際にも多発しました。

つまり、
2019年10月の消費税10%化の際に
更に顕著になると言えるのです。

 

上記の通り、
シュリンクフレーションを加速させる
増税に不満を持っている人は、
存在します。

確かに
現状でさえもシュリンクフレーションが
加速しているのに、更に進むとなると、
気が滅入りますね。

 

 

 まとめ

 

止まる事を知らない食品などの
シュリンクフレーションですが、
企業は何も言わずに行うのではなく、
発表してくれた方が、消費者である
身からすると不信感を持たないのに
と思ってしまいますね。

シュリンクフレーションの進行が
一刻も早く止まる事を望んで
しまいます。

RuRuhase

<参考サイト>
THE SANKEI NEWS
FNN PRIME
YAHOO! JAPAN ニュース

おすすめの記事