畠山陽一・烈子夫婦のヒマラヤ挑戦! がん克服の奇跡体験!

畠山陽一さんは、秋田県で
元中学校の教師をしており、退職後は、
自ら世界中の山に登り高山植物や
キノコの研究をして
「キノコ博士」として有名です。

畠山陽一さんは、がんを宣告された後
奥さんの烈子さんと約束していた
ヒマラヤに夫婦で登ります。

その後、がんの進行が止まるという
がん克服の奇跡体験をしています。

現代の医療の信用崩壊、
予防医学などについても
考察してみます。(以下、敬称略)

 

 

畠山陽一・烈子夫婦のヒマラヤ挑戦!
がん克服の奇跡体験!

 


畠山陽一は、64歳のときに
悪性リンパ腫の発症で、胃、脾臓、
膵臓にステージ4のがんと告知されて、
余命は3~4ヶ月と言われます。

がん進行度の分類を
「ステージ(病期)分類」と言います。

通常ステージ0~4まであって
ステージ0は早期段階、ステージ4は
「末期がん」になります。

ネパールの山に登った帰りに急に
歩けなくなり、その後
がんの告知を受けました。

畠山陽一は、その時に
"生きること"を決めました。

手術後、畠山陽一は、
「私は、生きるために手術を
したのです。

その瞬間から生きるために
全力投球しようと。

では、何からすればいいか。

まず歩く事からです。

自分の足で病室に戻ろう。

そこからが治療の始まりです」

と述べて、がん克服へと向かいます。

妻の烈子が気を使い
クルマ椅子を持ってこようとすると

「いらない」

と言って自力で病室まで
歩いたそうです。

余命を告げられて、
「夫婦でヒマラヤに一緒に登る」
という約束を果たすために、畠山陽一は
科学療法を途中でやめて、勝手に
退院してニュージーランドの山に
烈子と夫婦で登ります。

更に、畠山陽一は数年後、
医師に止められましたが
無視をして、見事に烈子と夫婦で
ヒマラヤに登り、最高齢の登頂記録を
達成しました。

その後、悪性リンパ腫は残っては
いるものの、がんはほとんど
治っているそうです。

まさに"奇跡が起きた"という
感じでしょうか。

畠山陽一は
「どんなに優れている名医と出会っても
どれほど良く効く薬が出来ても
『生きるんだ!』という精神の力が
なければ、がん克服をする事は
出来ません」

と述べています。

畠山陽一・烈子夫婦でヒマラヤに登ると
誓い、がん克服までには沢山の苦労も
あったでしょう。

「生きる」という言葉は、すごく重みが
あると感じました。

2012年に80歳になった元気な
畠山陽一の記事は、ありましたが
現在の様子は分かりませんでした。

 

 

病は気から、医療の信用崩壊、
予防医学

 


畠山陽一・烈子夫婦のがん克服の
ストーリーは、勇気を頂けますね。

「病は気から」ということわざが
ありますが、意味としては

「病気は気(人間にとっての生命
エネルギー)の減少から発症する」
とあります。

最近では、高血圧、糖尿病など
生活習慣病や日常を過ごす為に
欠かせない機能の働きが低下していて
年齢の上昇とともに発症率も
上昇していて、ストレスが病気を
引き起こす原因とも言われています。

「"病は気から"という言葉通り、
ストレスを適当に処置できる能力を
高める事で、
身体の治ろうとする反応を
抑えられる場合があります」
と言われています。

ストレス発散は、大切という事ですね。

畠山陽一のストレス発散は妻の
烈子と夫婦でのヒマラヤ登山であり、
それによって
がんを克服したような気がします。

そして更に最近では、
医療の信用崩壊が問題になっています。

2002年辺りから、医療事故が警察の
捜査対象となって、事実を知らない
医師や看護師まで犯罪の被疑者として
扱われる場合が増えて、更に、
マスコミの報道もあり、医療不信が
増加して、医療の安全の要求が
程度を越して高まりました。

そんな中、
「立ち去りボタージュ」
(虎ノ門病院の小松秀樹医師が命名)
という現象が多発しています。

医療の現場でのきつい労働条件、
大きすぎる責任、患者からの苦情に
よって労働意欲が失せて、医師、
看護師が医療組織を離れる事です。

現在では、医師がマスコミと警察を
恐れて、適当な理由で犯罪者に
されるかもしれないと思っています。

これらは医師の
診療行動にまで影響を及ぼし
医師と患者との信頼関係も
崩れてきているようです。

患者は、信用して医師に身体を
預けているわけですから、
起きてはならない医療事故は
なくなって欲しいと思います。

「先生は私の身体を治してくれた
神様」
と医師に恩を感じる時代は
終わってしまったのでしょうか?

そんな状況の中、
今は予防医学が注目されています。

予防医学とは、病気にならないうちに
病気を防ぐ医学の事です。

日頃の食生活、運動、生活習慣などを
正しくして、病気にならない身体を
作る事です。

また、病気を予防するだけではなくて
疾病予防、傷害防止、寿命延長、
身体的・精神的健康の進歩を目的と
しています。

私達人間が、今よりも幸せに暮らす為
若々しくいられる為にも、予防医学は
重視されるべきだと思います。

 

まとめ


2008年(?)にテレビ番組
「奇跡体験アンビリバボー」で
畠山陽一・烈子夫婦が、ヒマラヤに
登って、がんを克服して
末期がんから生還の"奇跡"として
感動された方が沢山いたそうです。

調べていて思ったのですが、
医療に頼らなくで良い、健康な
身体作りが必要だと思いました。

しかし自分が大病になった時に、
畠山陽一の様に「生きる!」と
前向きになれるのでしょうか?

ですが私は、
そう在りたいなと思いました。

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