不妊治療他、子供を授かる為に手を
尽くしても子宝に恵まれないという
現状の人たちに取って、代理母出産は
一つの希望である。
しかしながら医療制度と法律の不備と
いう問題点が日本にあり、その為に
アメリカで代理母出産を行う夫婦も
いたが、最近では費用が押さえられる
タイで行う夫婦が増えている。
子供を授かる努力をした上で味わう
苦労に対し理解のある人から、
法整備を求める声も上がっている。
日本では法律上の問題点がある為に代理母出産制度の利用のため海外へ!
代理母出産は子供が欲しい母親が
自分で出産することが難しい場合、
生殖医療の技術で子供を出産して貰い、
その子を引き取る事を言う。
代理母出産には二通りあり、父親の
精子から第三者の子宮に人工授精の方法
で堕胎させ、この第三者が依頼人の
代わりに出産する方法があり、これを
「サロゲートマザー」という。
もう一つの方法は妻の卵子を体外受精の
採卵の手法で体外に取り出し、夫の精子
を受精させて出来た「胚」を第三者の
子宮に移し堕胎させ、この第三者に
出産してもらう「ホストマザー」と
いう物である。
この代理母出産は子宝に恵まれない夫婦
にとって一つの希望ともいえるのだが、
日本では生殖補助医療の規制が無い為に
認められていないという問題点がある。
先進諸国で代理母出産を認めていない
国は、日本以外にフランス、ドイツ、
イタリア、スイスがある。
そして日本で代理母出産制度が
認められていない原因は、法律的な観点
から見れば2008年の時点で
自民党のプロジェクトチームが無償の
代理母出産を認める法案を決めたが、
その後の進展が無い事である。
この様な法律の問題点がある為に、
日本を離れて代理母出産の上子供を
授かる夫婦もおり、
「子は鎹（かすがい）」の言葉に反する
かの様に、日本の法律上では出産した
女性が子供の母親となり、出産した子を
迎える為に「特別養子制度」の利用が
一般的になるという問題点がある。
その法律上の問題点に加えて、上述の様
に生殖補助医療が認められていない
日本を離れて海外で代理母出産制度を
利用する人が増える可能性も
指摘されている。
代理母出産を利用する夫婦は、医療と
法律の問題点がある日本を離れて、
どこの国で子供を授かるのだろうか?
代理母出産が増えている現状!アメリカとタイとの費用の差は?
現在、世界的に認知が進んでいる
代理母出産制度ではあるが、子供を
授かる為に様々な問題点のある日本を
離れて出産するために渡航する国は、
以前はアメリカが多かったが、多額の
費用がかかる為、現状ではタイで
代理母出産を行う夫婦が増えている。
その数は年間100組にも及ぶ夫婦が
タイに渡航するというのが現状である。
タイは代理母出産が法律で禁じられて
いる事が無い上に生殖医療技術が進んで
いるという、その意味では日本とは
正反対の国である。
タイでは体外受精と男女の産み分けが
先進諸国に比べて安い費用で可能で、
その金額は160万円であり、
日本から来た利用者の為に現地の日本人
が経営するエージェントもあるという
現状である。
そして某業者の自己卵子での代理母出産
は約480万円、卵子提供による出産は
約280万円という費用である。
この費用は、代理母出産をアメリカで
行った場合の、約2500万円という費用を
大幅に下回り、現在日本人夫婦の利用者
が増えている現状も納得出来る。
2018年1月23日にフリーアナウンサーの
丸岡いずみが、ロシアでの代理母出産
で子供を授かった事に関連して、
不妊治療に取り組み、代理母出産を
視野に入れながらも様々な問題に悩んだ
お笑いの「ハイヒール」のリンゴが
祝福のコメントをしながらも日本国内の
法整備が遅れている現状の改善を
訴えた。
またボブ・ディランも、子供がいる事で
精神の大きな安定を得られる事の大切さ
を説いていたが、子供に関する
費用と法律の心配が無くなる日は、
いつ日本にやって来るのか?
まとめ
医療規制と法律の問題点を抱えている
日本を離れ、海外で子供を授かる夫婦が
これから増加するともいわれており、
世界的に代理母出産制度が認知される
動きになっているがこの現状に日本は
対応しているとは言い難い。
その為に代理母出産を安い費用で行う事
が出来るタイで行う日本人夫婦が増えて
いる。
今の日本の現状では、丸岡いずみが子供
を授かった事を、みんなが心から喜ぶ事
が出来るだろうか?
参考サイト
https://woman.mynavi.jp/kosodate/articles/677
https://高齢出産ガイド.com/dairi-price/
https://www.hochi.co.jp/entertainment/20180123-OHT1T50015.html
