連日猛暑が続く日本列島。

近年、暑くなると必ずと言っていいほど
注意喚起されるようになった「熱中症」
だが、実はその熱中症よりももっと
気をつけるべき「夏血栓」を
ご存知だろうか。

熱中症と似ているが、より深刻な健康被害
をもたらす夏血栓とは?

その症状や予防法について学ぼう。

また、夏血栓注意報が出ているという
気になる話も調査。

 

夏血栓とは?その症状と熱中症の違い

 


近日話題になっている夏血栓とは?

猛暑が続き、熱中症の症状には敏感に
なっていても、夏血栓は知らないという
方が多いのではないだろうか。

夏血栓はなぜ注目されているのか?

その気になる症状や予防法とは?

また、「夏血栓注意報」が出されている
という話も。

注意報がいつどこから出されているのか
も気になる。

更に、夏血栓を予防できる食材も
文章後半で紹介しよう。

恐ろしい夏血栓とは?


まず、夏血栓とは何なのか説明しよう。

夏血栓とは、文字通りだが
夏に発症する血栓の事である。

血栓症とは、血液中に出来た血栓が、
血管を詰まらせてしまう事で起こる病気
のことだ。

血栓が出来る原因は様々だが、夏の場合は
「汗をかいて水分不足になることで血液が
ドロドロになる」事が主な原因だと言う。

そして、血栓によって引き起こされる病気
の中には心筋梗塞や脳梗塞などもある。

何と、夏血栓により起こった病気の
命を落とす確率は最大で30%だそうだ。

年齢にもよるが、熱中症の命を落とす確率
とは比べ物にならない。

夏に起こった血栓症は重症化しやすく、
後遺症に苦しむケースが多いという情報も。

夏血栓が熱中症よりも恐ろしいと言われて
いる理由がよくわかるだろう。

次は、熱中症と夏血栓の症状の違いを
まとめてみた。

夏血栓の症状まとめ!熱中症との違い


夏血栓の初期症状は、実は熱中症と
酷似している。

いくつか挙げると、
めまい、倦怠感、頭痛、冷や汗等だ。

そのため、最初は熱中症のなりかけだ
としか思わず、軽く考える人が多い
のだと言う。

しかし、夏血栓の場合は
引き起こされた病気によって次に出る
症状が変わってくる。

例えば、

心筋梗塞→胸の痛み

肺塞栓症→呼吸困難

脳梗塞→片方の手足のしびれ・麻痺・
ろれつが回らない

などである。

脳梗塞と言えば、先日逝去した西城秀樹
さんが過去2回に渡ってかかり、
命を落とした原因にも関係していた
とされる病気である。

もちろんこの限りでは無いが、これらの
症状が出たら夏血栓を疑い、すぐに
病院へ行って欲しい。

夏血栓のこと知ってた?


話題になった夏血栓だが、ネット上での
反応を見てみよう。

その命を落とす確率の高さから
「こわい」「不安」
と戸惑う声が多く、ネット上でも
多くの情報が拡散されている。

そんな恐ろしい夏血栓だが、
予防法はあるのだろうか?

 

夏血栓の予防法は?!夏血栓注意報も

 


ここまでは、夏血栓とは何なのか?
その症状をまとめてきた。

ここから先は、夏血栓の予防についてと
「夏血栓注意報」について調べていこう。

熱中症と同じように、夏血栓にも予防法
があると言う。

完璧に防ぐことは不可能かもしれないが、
知識として頭に入れておいて欲しい。

また、夏血栓注意報とは誰がどんな目的で
いつ出したものなのか?

気になる情報をチェックしよう。

夏血栓の予防法を紹介!


それでは、気になる夏血栓の予防法を
紹介しよう。

まずは、こまめに水分補給をする事。

汗をかいたら水分補給、というのは
もはや常識となったが、

推奨されているのは1時間に100ml程度の
頻繁な水分補給だ。

中々実践できていない人は多いだろう。

更に、予防できる食べ物として、
青魚・玉ねぎ・納豆・ココアミルク
が推奨されている。

ただし、納豆の中には血液を凝固させる
成分も入っており、納豆の中の
ナットウキナーゼという成分が良いのだ
という意見もあるため、特定の薬を服用
している方等は摂取に注意してほしい。

夏血栓注意報が出ているってほんと?


次に、夏血栓注意報が出ているという噂
について調査した!

調べたところ、夏血栓注意報とは
「日本ナットウキナーゼ協会」という団体
が独自に出している注意報のことである。

実はこの協会は、数年前から夏血栓注意報
を出して注意喚起をしていた。

前の章で先述したが、ナットウキナーゼが
血栓予防に効果的であるというのは
定説のようだ。

日本ナットウキナーゼ協会は
「ナットウキナーゼが血栓を溶解する
作用がある」との実験結果を元に、積極的
にナットウキナーゼの摂取を呼びかける。

しかし、協会が最も重要視しているのは
「生活習慣病の予防」だと言う。

血栓症は、生活習慣とも大きく関わりの
ある病気だ。

血栓症にかかりやすい人は

●アルコールを多量に摂取する人
●コレステロール値が高い人
●高血圧の人
●同じ姿勢を続ける人

などが挙げられるそうだ。

普段の生活習慣が血栓のリスクに
なりやすい事がおわかり頂けるだろう。

夏血栓を防ぐためには

運動・栄養・休養のバランスと
適度な飲酒・禁煙が重要だ

と協会は言う。

 

まとめ

 


熱中症になりかかったらスポーツドリンク
を飲んで日陰で休んで…という固定概念で
夏を乗り切っている方は
きっと多いだろう。

しかし、似たような症状が出る熱中症と
夏血栓を一括りにしてしまっては、
大変な事になるとわかった。

一度かかると人生が変わってしまうかも
しれない恐ろしい血栓症。

暑さや水分不足のせいにせず、普段から
健全に生活する事を心掛けたい。

miya

<参考サイト>
Livedoor NEWS
日本ナットウキナーゼ協会

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