デジタル遺品整理!パスワード解除のサポートサービスも!?終活は早めに慎重に!

みなさんは、デジタル遺品整理という
言葉をご存知でしょうか。

遺品とは、簡単に言うと
故人が残したモノですね。

電子情報化が急速に進んだ現代では、
電子情報やデータなども
デジタル遺品として扱われるように
なりました。

今回は、終活で気を付けたい
デジタル遺品整理の注意点と
今話題のパスワード解除のサポート
サービスについてまとめます

 

 

現代の終活に必須!デジタル遺品整理

 


最近では、終活という言葉が
よく使われるようになりましたが、
同様にデジタル遺品整理という
キーワードも耳にすることが多く
なりました。

元から、故人の遺産・遺品の相続を
巡って遺族間でトラブルになる事例は
数多く存在していました。

急速にデジタル化が進んだことで、
一人ひとりが自分専用の
デジタルデータを持っている
ということは当たり前になっています。

例えば、SNSのアカウント、
PCやデジカメに保存している映像や画像
ネットバンクの口座など
個人が所有するデジタルデータには
様々な種類がありますね。

もし、所有者が亡くなってしまった
場合はPCやスマートフォンなどの
デジタルデータも遺品となります。

遺ったデジタルデータの処理を
どうするのか。

つまり、デジタル遺品の整理が
今、問題となっているのですね。

デジタル遺品では具体的に、
どのような問題があるのでしょう。

従来の遺品は、
故人が大切にしていた茶器や財布など
形を持ったモノを指すことがほとんど
でした。

しかし、デジタル遺品の場合は、
デジタルデータなので物体として
存在している訳ではありません。

そのため、デジタル遺品の所在が
分かりにくいのが問題の一つです。

また、本人しかパスワードが分からない
場合、ネットバンクの預金を引き出す
ことができません。

誰でも一つは見られたくないものや
知られたくないことがあると思います。

デジタル遺品の場合、遺されたデータを
遺族のみならず、
赤の他人、全く知らない誰かに見られて
しまう危険性があるのです。

そういった意味では、
終活を行っている人だけでなく、
若者でも誰かに見られたく
ないデータは、こまめに削除する必要が
あると言えます。

では、デジタル遺品整理において注意
するべき点は何でしょうか。

まず、遺族側が気を付けるべき点です。

故人が所有しているアカウントや口座、
パスワードについて予め聞いておく
ことが大切です。

特に、ネットバンクやFX、株など、
資産や金銭関係のデジタル遺品は、
トラブルになる危険性が高いので
注意が必要です。

ネットバンクに口座を持っているのか
前もって聞いておき、
できればパスワードなどを控えておくと
良いでしょう。

遺品を遺す側にも注意が必要です。

終活を行うにあたっては、
デジタルデータの存在やパスワードに
ついて遺族にきちんと教えておくことが
重要と言えます。

また、誰にも見られたくない情報は
その都度、削除しておきましょう。

これは今現在、終活を行っている人
以外にも言えることです。

いつ何があるか分かりませんので、
もしもの時のためにデジタルデータの
整理はこまめに行いましょう。

デジタル遺品の整理はとても重要なこと
ですが、情報機器の扱いは苦手という
方も中にはいるかと思います。

現在では、パスワード解除など
デジタル遺品整理のサポートサービスを
行っている業者も
出てきているようです。

次は、そんなデジタル遺品整理の
サポートサービスについて
ご紹介します。

 

 

デジタル遺品整理!パスワード解除のサポートサービスも!?

 


デジタル遺品のパスワードが分からない
ために、様々なトラブルに巻き込まれる
場合があります。

一番良いのは、生前にパスワードなどを
聞いておくことですが、
そうはいかない場合もあるでしょう。

こうした状況を受けて、
最近ではパスワード解除や
デジタル遺品整理を代行してくれる
業者も現れているようです。

大阪市にある公益社では、
大阪府吹田市の日本PCサービスと
連携して、
「デジタル遺品サポートサービス」
という取り組みに着手しています。

パスワード解除を行い、
データを取得してくれる
サポートサービスのようです。

また、
「一般社団法人デジタル遺品
研究会ルクシー」では、
パスワード解除を行える企業の紹介や
デジタル遺品整理の推進に取り組んで
います。

終活では、こういったサポートサービス
を上手に利用するのも一つの手です。

しかし、サポートサービスを利用する
際には注意も必要です。

パスワード解除を行うと銘打ちながら、
実際には故人の情報を盗んでいたり、
サポートサービスの代金として不当に
高い金額を要求されたり
とトラブルに発展する危険があります。

こういった煩わしいトラブルを避ける
ためにも、
終活時にデジタル遺品の整理をちゃんと
行っておくことが大切です。

今回は、デジタル遺品の整理をテーマ
にまとめました。

遺族がトラブルに巻き込まれないため
にも、
早めの、慎重な終活を心がけましょう。

mick

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