トランプ大統領が国連で北朝鮮発言【完全破壊】融和政策と空爆先制攻撃のゆくえ!!

アメリカのトランプ大統領は、
2017年9月19日の国連総会で初めて
発言を行った。

その内容は北朝鮮の度重なる
威嚇攻撃を取り上げ、
もしもアメリカやその同盟国に対する
攻撃があれば北朝鮮を空爆等の手段で
完全破壊する政策を明らかにした
ばかりでなく、安全保障上の利害をも
盛り込んだ物だった。

韓国の融和政策とは真逆にも思えるが、
その真意はどういった物なのか?

 

トランプ大統領が北朝鮮に対し攻撃も辞さないとの発言!その攻撃内容とは

 


2017年9月19日、アメリカ合衆国の
ドナルド・トランプ大統領は、北朝鮮の
ミサイル発射に象徴される
金正恩朝鮮労働党書記長の軍事的な
挑発行動に対し、アメリカ合衆国領土や
同盟国へのミサイルによる被害があれば
巡航ミサイル、空爆といった攻撃手段を
用いて北朝鮮を完全破壊するという
内容の発言を行った。

そして北朝鮮の核開発とミサイル攻撃の
問題は世界の脅威となっており、
国連全体で北朝鮮に対する
核の放棄を迫るべきと訴えた。

トランプ大統領によればミサイル攻撃に
見る北朝鮮の軍事行動を自ら命を
絶とうとする行為とも発言しており、
トランプ大統領は自分の発言の重みを
十分に理解する事を強調した。

そしてトランプ大統領は
国連加盟国に対し北朝鮮への
制裁の強化を要請すると共に
先日の安保理会議でその政策の方向に
同意した中国とロシアに
感謝の意を述べている。

そしてトランプ大統領はツイッターで

「北朝鮮が浅はかな行動を取れば、軍事的に対応する準備は完全に整っている」
引用:zakzak夕刊フジ

と投稿しており、
この投稿はそのままの意味だと
発言している。

そして韓国も融和政策の限界を感じて
いるともツイートしている。

その証拠にアメリカ軍の作戦の計画は、
北朝鮮に対する軍事行動を開始する
当日に数百発に及ぶミサイルを使って
北朝鮮の軍事施設を攻撃して完全破壊を
行う計画となっている。

そして空からの攻撃は、
ステルス戦略爆撃機B-2から
地下50メートル近くまでコンクリートを
破壊できる「バンカーバスター」という
爆弾投下も検討されている。

これらの武器を総動員すれば
もはや北朝鮮の完全破壊は
免れないだろう。

トランプ大統領の発言は攻撃的に
聞こえるが、自国の権益を大切にする
政策を打ち出した言動は国連加盟国も
見習うべき点がある。

しかしアメリカ国内ではこの発言に
批判が起きており、民主党の
ダイアン・ファインスタイン上院議員は
平和を目標としている国連で武力行使も
辞さない内容は国連にふさわしくないと
指摘している。

 

国連壇上のトランプ大統領の発言は空爆等による完全破壊の内容ばかりではなかった!

 


国連におけるトランプ大統領の空爆も
辞さない強硬政策の発言は、以前からの
国連の空気も完全破壊した感がある。

トランプ大統領は、大統領選に勝利した
際、国連を仲良しクラブと批判した程
平和的な雰囲気だったからだ。

しかしその壇上でトランプ大統領は
自らの政策の理念である
「アメリカ・ファースト」と
国連の理念の「主権」「安全」「繁栄」
とを融合させた発言を行った。

トランプ大統領はアメリカと同盟国に
ミサイルの攻撃があった場合に直ちに
空爆による完全破壊等の報復の政策を
とる表明をしたばかりで無かった。

日本人の拉致問題についても言及する
事により各国の安全保障上の利害を
共有してこそ、解決に向けて進むという
国連の理念をも反映させた
政策のビジョンを示したのである。

トランプ大統領は空爆等による北朝鮮の
完全破壊といった強硬政策の面が
取り上げられていることが多いが、
見方を変えれば、オバマ政権の時の
様な平和的な政策においてこのような
進展は見られなかったと思われる。

しかし最悪の場合アメリカが強硬政策に
よる空爆等による北朝鮮の完全破壊に
なった場合、恐らく日本も無事では
済まない。

国連も北朝鮮の空爆による完全破壊後の
事後解決に悩まされる事は間違いない。

ただ気がかりなのは、トランプ大統領が
北朝鮮に対して空爆による完全破壊も
辞さないという内容の発言があった際、
北朝鮮の国連大使が途中退席したが、
これは抗議の退席なのか、それとも
体面を傷つけられた事による退席かが
判らない事だ。

国連壇上のトランプ大統領の発言は
はたして英断となるのか?

 

まとめ

 


国連総会の壇上でのトランプ大統領の
発言は、北朝鮮の威嚇行動に対する
空爆を含めた完全破壊に至る攻撃も
辞さないという政策の内容ばかりでは
なかった。

国連の「主権」「安全」「繁栄」という
理念を忘れてはいなかったのである。

北朝鮮の国連大使の退席の意味は
判然とはしないが、トランプ大統領の
発言は国連の理念の実現に向けて
大きな後押しになる可能性がある。

参考サイト

//www.afpbb.com/articles/-/3143513?cx_part=topstory
//www.sankei.com/world/news/170919/wor1709190058-n1.html
//www.斜め読みニュース.tokyo/2017/09/20

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