梅宮辰夫が顔面30針の大怪我!「笑っておくれ」昭和の男のやせ我慢がカッコイイ!!

昭和の銀幕のスターである梅宮辰夫の
「生誕80年・芸能生活60年を祝う会」が
2018年3月15日に開かれた。

梅宮辰夫は会場に入る時に転倒してしまい
顔面(額など)を強打してしまい、病院にて
30針もの処置を受ける大怪我をした。

常識的に考えれば、パーティーは中止となる
所だろうが梅宮辰夫はなんと、その後すぐに
3時間もの宴の主役を努め上げたのだ。
(敬称略)

 

梅宮辰夫が顔面30針の大怪我!「笑っておくれ」!?

 


梅宮辰夫と言えば、コワモテだが愛嬌のある
昭和の銀幕のスターとして有名だ。

そんな梅宮辰夫が30針もの処置を受けた
顔面や額の大怪我の状態や、パーティーでの
状況がニュースで報道されている。

御年80にして30針もの処置を必用とする様な
大怪我を、しかも芸能人の命である顔面に
受けたとなると、常識的に考えれば、
パーティーは中止し、処置後も安静にし、
頭部を強打しているので、そのまま精密検査
を受けると言った一連の流れが想像される。

だが梅宮辰夫は

「どんなことがあっても、お客様がいる限り、這ってでも行く」
引用:デイリー

と、会場へ戻り、3時間もの宴の主役を
努め上げたのだ。

正に、プロ根性としか言いようがない。

顔面30針という大怪我は、パーティー会場
であるホテルのエントランスで足がもつれ、
転んだ際に負った模様。

会場に戻りステージに立った梅宮辰夫の
30針の大怪我を負った出で立ちは、
額の右半分と右側の頬、そして鼻までと
顔面の右半分を大きな絆創膏で
覆われていた。

30針も縫合したのだから無理もない。

色黒な肌に、肌色の絆創膏はとても目立ち、
そして真っ黒なサングラスをかけ、
マイクパフォーマンスが始まった。

「笑っておくれ、この顔。ブサイクだけど、勘弁しておくれ」
引用:デイリー

大怪我を負った梅宮辰夫は、
痛々しい顔面の事を粋な自虐のジョーク
で心配しながら待った会場の人達を笑わせ
新曲を含め4曲を20分かけて熱唱した。

 

梅宮辰夫が顔面30針の大怪我!昭和の男のやせ我慢がカッコイイ!!

 


梅宮辰夫のこうした行動は、昭和の時代には
当たり前の様なものだった。

プロ根性の逸話は、梅宮辰夫だけでなく
昭和の時代には多数存在した。

仕事前に30針の大怪我を顔面に受けて、
現代の普通の男だったら、どうするだろう?

おそらく、病院に行くと共に、仕事を休む
段取りをし、お客や取引先の引き継ぎをし
という風に、休む気満々で対応するだろう。

「出勤中に転んで病院にいます。
30針も縫いました。
大怪我です。
すみませんが今日は休ませて下さい。」

「あっ!労災はどうなりますか?」

といった所だろうか?

もっとも、現代の常識として、そんな姿で
仕事をするというのは、異様な光景であり
逆に周りに迷惑となるのだろうが。

なにしろ、今回の梅宮辰夫の行動は、
昭和の男のやせ我慢、プロ根性、使命感、
といった称賛のイメージしか湧いてこない。

この行動を捉えて、不謹慎、非常識、などと
責める人も、いるのかも知れないが、
筆者はニュースを読んだ途端に筆を執った。

愛娘のアンナは

「午後2時くらいに母から『パパが転んじゃったの』と半べそで電話があった。現場について、顔を見てびっくりしました。父が2016年に(十二指腸乳頭部がんで)大きな手術した時は、初めて死んじゃうのかなと思った。それ以来、風邪を引かないように、いろいろと努力をしてきた。ほんの少しの段差でも転んでしまうので気をつけていたのに、こんな形でとは思わなかった。とにかく、梅宮辰夫の娘で良かったと思います」
引用:スポーツ報知

と述べていたが梅宮辰夫は「早く嫁に行け」
と、照れ隠しの切り返しをしており、
微笑ましい限りである。

シャイでニヒルな昭和の銀幕のスター
梅宮辰夫は、御年80歳にして、
まだまだ健在なのであった。

 

まとめ

 


プロ根性という言葉は、最近は耳にする事が
めっきり減ってしまった。

何かあれば、パワハラ、モラハラなどと
すぐに問題視されてしまい日本の社会全体が
事なかれ主義となってしまったのだろう。

それでもまだ、現代においても
プロ根性を燃やす昭和の職人達は
多く存在する。

筆者も身が引き締まる思いにさせられた、
今回の梅宮辰夫の逸話はまた、伝説の一つと
成るであろう。

hike

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