中国の人工衛星が2018年日本に落下だと!?天宮1号が制御不能に!?

最近の中国は宇宙産業にも進出をして
人工衛星を打ち上げるまでに発展
をしているが、そんな中国が過去に
打ち上げた人工衛星天宮1号が
制御不能のために2018年に
落下するとの見込みである。

果たして、この人工衛星は
地球のどこに落下するのだろうか?

まさか、日本に落下をしてしまうのか?

 

中国の人工衛星が2018年に日本に落下?

 


中国が2011年に打ち上げた
人工衛星が地球に落下すると
中国政府が発表をしたのが、
昨年の2016年。

その際に地球に落下をする時期が
2017年の後半と言われていたが、
先日発表された最新情報によると
2018年に地球に落下をしてしまう
という事である。

そして、気になる落下地点は
どこになってしまうのだろうか?

まさか日本に?

2018年に地球に落下すると
言われている中国の人工衛星の
名前は天宮1号である。

おおよその落下の時期は
2018年1月の1ヶ月前後。

つまり、早くて2017年12月の
年末の時期か、2018年の1月の
年始時期か、遅くても2月の
時期に地球の大気圏に突入し、
地球に落下する見込みである。

だが、人工衛星の大半は大気圏
突入をしている際に燃え尽きるが、
エンジンなどの密度が高い
パーツが地球に落下するとの事だ。

エンジンがどのくらいの重量か
によって衝撃度がかなりの差が
出てくるのは言うまでもない。

その中国の人工衛星のエンジンは
約100kg程だと言われている。

100kgの物体が天高く上空から
落ちてくると考えると、それは
隕石の様な物ではないだろうか。

そして、本題の2018年時の
気になる落下地点だが…

どうやら現段階では落下地点
の正確な予想が出来ないのである。

ある予測では、南緯43度から
北緯43度というデータ出ているが、
なんとも言えないほど曖昧だ。

正確な人工衛星の落下地点の
予測を出来るのがなんと、
落下の6―8時間前というかなり
直前の段階でしか予測が出来ない。

したがって、現段階で言える事は
2018年に地球のどこかに落下
する予定だとしか言えないのだ。

つまるところ、2018年に日本に
落下する可能性は勿論無くはない。

しかし、現実的に考えて地球の
海と陸の割合は7:3なので、
この時点で70%程の確率で
海に落下する事がわかる。

更に残りの30%を引いてしまった
としても、陸地で人口密集地は
極わずかである。

その内の日本の小さな日本列島が
占める割合は更に小さい。

したがって、中国の人工衛星が
日本に落下する可能性は勿論
0%ではないが、限りなく
0%に近い割合なのではないかと
個人的に思う。

 

中国の人工衛星天宮1号はなぜ制御不能に?

 


結果的に2018年には地球に
ほぼ落下予定の中国の人工衛星
天宮1号。

今回の落下の原因と言われて
いるのが人工衛星天宮1号の
制御不能である。

だが、この人工衛星が制御不能に
なってしまった原因とは一体
何だろうか?

この人工衛星天宮1号の
制御不能の原因について調べて
みたが、残念ながら詳しい原因に
関しては分からなかった。

通常この様な人工衛星は決められた
軌道上にとどまり続けて、
徐々に大気圏に足を踏み入れつつ、
同時に燃え尽きて消えるのだ。

しかし、この中国の人工衛星は
どうやら制御不能が原因で
軌道上で留まり続ける事が出来ずに、
大気圏内で安全に消滅する事が
出来なかったと言う。

その結果、中国の人工衛星は地球の
引力に少しずつ引っ張られる形で
少しずつ地球の大気圏に近づいている
という訳である。

この制御不能の状態を受けて
中国側は天宮1号の軌道修正を
何度か行ってきたが、残念な事に
軌道の修正が出来ずに今に至る。

中国も人工衛星天宮1号の
これ以上の制御は不可能と見なし、
2015年12月以降は放置状態
にあると言う。

 

制御不能が原因で人工衛星が
地球に落下してしまうと言うのも、
何とも迷惑な話なのは間違いない。

人工衛星天宮1号はおおよそ
海に落下すると思われるが、
万が一を考えるとゾッとする所も
あるのは確かである。

<参考>
//gigazine.net/news/20170919-china-tiangong-1-crash-back-early-2018/
//www.sankei.com/life/news/171013/lif1710130029-n1.html
//sorae.jp/030201/2016_09_22_china.html

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