台湾と日本の関係性と歴史!心から助け合える理由は?

日本台湾は良好な関係にあると
言われています。

その理由には、
歴史の中における少し複雑な関係性
あった為と言えます。

日本と台湾2つの国の親しい仲について
迫って行きましょう。

 

 

 日本と台湾の関係!仲が良い?

 

台湾は日本と仲が良いという事を
よく耳にします。

その仲が良い関係はネット上で例が
良く上げられています。

その関係性の源は日清戦争時代まで
歴史を遡る事で理解できます。

日本と台湾の良好な関係性の
実例を記事前半で、
その大本がどこにあるのかを
記事後半で見て行きましょう。

 日本と台湾が仲が良い関係を実際に示す実例!

日本と台湾の良好な関係を示す事の
実例の一つには地震が起こった際に
台湾から多額の支援がある事です。

東日本大震災の際には、
台湾から多額の支援金が送られ、
多くの被災者の日本人の為に
使われました。

津波で飲み込まれてしまった
宮城県の志津川病院は
この支援金によって、
南三陸病院として復活出来ました。

台湾赤十字社から送られた22億円
病院の総工費や公営住宅、保育所にも
及びました。

これ程の大きな支援金が募られた事の
背景には、1999年の台湾大地震
日本の救助隊が支援をした事が
あります。

互いに困った時に助けの手を
出す、両国の良好な関係
わかりますね。

 台湾から日本への印象!

公益財団法人「日本台湾交流会」の
調査によると、台湾から日本への
印象は良い事が判明しています。

・台湾を除いた最も好きな地域
・台湾が最も親しくすべき国
海外旅行をしたい国

この3つで日本は1位を占めています。

また、日本に親しみを感じる事には
80%親しみを感じると答えています。

調査は発表は定期的では無いので、
調査結果は3年ほど前の物となって
いますが、それ以前の調査結果も
同様に日本に対しては好印象な物が
多い為に、現在でもその印象は
変わらないと考えられます。

台湾の日本に対する好印象ぶりが
わかる調査結果ですね。

 

 

 日本と台湾の関係性の起点!それは歴史の中に!

 

日本と台湾の関係性はかなり良好だと
わかった所で、その起点はどこに
あるのか、歴史の中を探ってみたいと
思います。

実は、現在の関係は少し複雑な
昔の関係性によって成り立っている
と言えます。

 日本と台湾の歴史上の関係性!

台湾は第二次世界大戦前は、
日本の領土でした。

つまり植民地であったと言えます。

明治時代の日清戦争で、
日本は清から台湾の割譲を受けました。

当然ですが、その際に、
日本は台湾から大きな反抗を受けます。

武力でその反抗を完全制圧し、
日本は植民地支配を開始します。

以後、50年近く台湾は、
日本の植民地支配を
受ける事となります。

ここまで聞くと、
日本と台湾が現在の関係性に
なる要素はゼロの様に見えます。

しかし、
日本が行ったある政策が奇妙にも
現在の関係に繋がる事となりました。

 日本による台湾への「飴と鞭」政策!

日本側は植民地政策として、
飴と鞭」政策を実施しました。

それには以下の様な事が行われました。

土地改革
交通網の拡充
ライフラインの整備
(電気、上下水道の整備)
学校教育普及
90%の就学率)
産業の育成
(製糖業等)
・反逆者への徹底した取り締まり

この政策は、日本が大戦後に
台湾の統治を辞めた後にも
生かされ、台湾発展の礎に
なったと言われています。

統治時代の記憶がある、
台湾のご老人達は、日本人からの
差別もあったが、一方で、
生活面の面倒を見てもらったと
述べる方が多いです。

その記憶が子に伝えられ
そして、更に、その子供にという風に
伝わる事で、日本に好印象を持つ事と
なりました。

現在の日本と台湾の関係性は、
そうして出来たと言われています。

 

 

 まとめ

 

日本と台湾の関係は、
この様に複雑な関係から出来ている
と言えます。

植民地支配が良かったとは
決して言えませんが、
その頃に出来た関係性を大事にし、
日本も台湾に今後何かあったら
支援を積極的にして、両国の良い仲を
今後も維持していきたいですね。

RuRuhase

<参考サイト>
0テレNEWS24
公益財団法人日本台湾交流会
産経新聞

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