CSISとは?安倍総理や橋本徹も講演したアメリカのジャパンハンドラーズ!?

CSISという組織をご存知でしょうか。

CSISとはアメリカに存在する
研究機関ですが、この組織は、
実はジャパンハンドラーズ
(日本を操る者)と一部の人から
言われています。

実際に過去に安倍総理や
橋下徹元大阪府知事等の政治家も
この組織で講演を行い、日本への
影響を仄めかしてきました。

では、この組織が本当に日本を
操作できるほどの組織なのかを
見て行きましょう。

 

 

 CSISとは?ジャパンハンドラーズという陰謀説!

 

CSIS戦略国際問題研究所)とは、
アメリカに存在する民間の
研究機関です。

民間の研究機関ながら、
北朝鮮のミサイル関連の分析や
多くのアメリカ、日本、その他の国の
要人を招いた公演をしています。

言わば、民間ではあるが、国との
関係が密接な半公的機関だと
言えますね。

そんなCSISですが、一部の人からは、
その影響力の強さ故か、CSISは、
ジャパンハンドラーズ
(日本を操作する者)とされています。

その考えが行きすぎて、
日本の政府の政策はCSISが
全て決めている等の陰謀論まで
飛躍している人も存在しているのです。

安倍総理や橋下徹氏がCSISで
講演する等、その権力の大きさは
わかりますが、果たして日本を牛耳る
程の力を持っているのでしょうか?

記事本文で迫ってみましょう。

 CSISとはどんな組織?活動をチェック!

CSISはアメリカ政府から、
シンクタンクとして認められている
研究機関です。

シンクタンクとは、
政治、経済、科学技術、多くの分野で
調査、研究をし、その結果を発表、
そして結果から問題の解決の提案まで
行う組織の事を指します。

政府公認の頭脳集団という事ですね。

それ故に、
世界の外交や防衛、安全保障の面では、
他を追随させない程の知識量を
誇っているのです。

北朝鮮のミサイル関連の報告などは、
CSISから発表される事が多い事から、
その事が垣間見られるでしょう。

この組織の研究結果を元に、
アメリカ政府や日本政府が政策の
指標にしたりします。

そして、
日本も政治家の何人かが、
このCSISに研修などを名目に、
子息を送り込んでいたりするのです。

小泉純一郎元総理の息子、
小泉進次郎氏や元駐米大使の
加藤良三氏も娘である加藤和世氏が
そういった送り込まれた人々だと
言えます。

つまり、CSISは、
アメリカと日本に対して、
影響力を持っている組織だと
言えるのです。

 CSISとはジャパンハンドラーズ!?

そんなCSISですが、影響力を
持っている事に変わりは無いですが、
それ故に、日本の一部の人からは、
日本自体という国家自体を操る
ジャパンハンドラーズ」だと
言われています。

CSISとは日本の意思決定を
日本政府を使って間接的に操作している
組織だという見方がそうですね。

そんなCSISの陰謀論には、
以下の様なものがあります。

・自民党のパトロンがCSIS

・あらゆる政治家がCSISの元で
繋がっている

・CSISにより、日本において
不正選挙が行われた

・CSISの上部組織はイエスズ会なので
ユダヤと関連していて世界を
動かしている

・安倍総理はもうCSISから
見放されていて辞任が近い

・CSISは日本の人口を
6千万人にしようとしている。

・大阪都市構想はCSISの発案

・CSISの内部抗争が自民党内部に
そのまま反映される

・CSISの人工地震発生装置に
気を付けろ

CSISなら何でもできるといった様な
陰謀論が目立ちます。

影響力が皆無といった訳では
無いですが、流石にこれはCSISとは
国一つ所か天変地異を動かせる
機関だとでも言っている様な物です。

では、何故、
この様な陰謀論がまかり通る様に
なってしまったのでしょう?

 

 

 

 安倍総理や橋下徹元府知事の講演がアメリカCSIS陰謀論の元!?

 

アメリカのCSISがまるで世界を
牛耳る組織だと思われる様に
なった理由には、日本だけではなく、
世界中の要人がCSISで講演をしたり、
研究結果が世界的に影響がある為だと
思われます。

過去には、安倍総理や橋下徹元大阪
府知事がCSISで講演を行っています。

次は、その講演内容やCSISの
陰謀論が囁かれるようになった
理由について触れて行きます。

 CSISにおける安倍総理の講演やアーミテージ・ナイ報告書

CSISは、過去に安倍晋三総理を
招いて2013年に講演会を行いました。

安倍総理はこの時、
日本の環境問題への対策や
アベノミクスなどの経済政策、
そして、テロなどに対する防衛力の
増強や日米同盟の関係強化を
述べています。

この講演会の内容は、
リチャード・アーミテージ氏という
元大統領国務副長官を務めた人物が
CSISで作成した、第3次
アーミテージナイレポートが日本の
専守防衛などの消極的な防衛姿勢を
批判した事から行われました。

その内容は、日本がアメリカとの
防衛戦略に強く関与しないと、
一流国から二流国になってしまうとする
文章だったのです。

あまりにも強いこの文言を受けて、
安倍総理がそのアンサーを行った
という形ですね。

CSISの影響力の強さはわかる
エピソードですが、これが陰謀論を
さらに加速させる材料になりました。

 橋下徹元府知事のCSISにおける講演内容!

更に、CSISの陰謀論という火に
油を注いだのが元大阪府知事、
橋本徹氏だと言えるでしょう。

橋下徹氏は、2017年にCSISで、
講演をし、まるでCSISが絶大な力を
持っている様な講演を行いました。

その内容は、トランプ大統領に
日本への外圧を強め、
日本国民に防衛の重要さを求める
という物だったのです。

橋下徹氏は、CSIS講演の場で、
トランプ大統領に在日米軍撤退を
行ってもらい、日本人や各種
マスコミに防衛の重要性を
自覚させるべきだとという発言を
しました。

この発言は、
CSISが日本やアメリカを
裏から操れるという確信を陰謀論者に
持たせるのに十分な発言だったと
言えます。

橋下徹氏は少し発言内容が直接的過ぎる
気配があるので、ましてや国際的な場で
不用意な発言は控えて欲しいと
願うばかりです。

 

 

 

 まとめ

 

確かに、アーミテージナイレポート
の様に、日本の首脳が対応をする
程に、CSISの影響力は強いと
言えます。

しかし、CSISとの交流を持つ、
北海道大学教授、鈴木一人氏は、
以下の様に述べています。

CSISの影響力が全く無いとは
言いませんが、行き過ぎた陰謀論や
推測は、むしろ今を見る目を
ただ曇らせるだけです。

CSISの研究結果や講演内容には、
注目しながらも、冷静な観点で、
その内容を吟味して行きたい
物ですね。

RuRuhase

<参考サイト>
産経新聞
首相官邸
東洋経済オンライン

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