韓国では輸出規制と呼ばれている
日本によるホワイト国除外ですが、
日本にはどの様な影響が
あるのでしょう。
影響は軽微であると言われていますが、
実は日韓双方に甚大な影響が
ある面ではあると考えられます。
また、
ホワイト国除外の閣議決定後、
の海外の反応もわかりやすく
説明します!
韓国輸出規制への影響!徴用工と安全保障!
韓国のホワイト国除外は、
韓国本国では「輸出規制」だと
言われ、批判が巻き起こっています。
それもその筈、ホワイト国除外は、
韓国主要産業の半導体業界に
大きな影響をもたらすのです。
一方で、日本への産業界の影響は、
軽微だと言われています。
日本に対して、影響があると
言えるのは徴用工裁判の更なる加速や
安全保障面です。
特に安全保障面では、
アメリカが日韓関係悪化による
周辺諸国の台頭を恐れています。
中国も、
その国の一つと考えられていますが、
中国は韓国の日本批判を「無駄だ」と
感じている様です。
更に詳しい、
ホワイト国除外に対する日本への
影響と海外の反応をわかりやすく
紹介します。
韓国は「輸出規制」で影響大!日本は軽微?
韓国へのホワイト国除外は、
日本の産業面では影響は
軽微だと言えます。
韓国は日本のホワイト国除外を
「輸出規制」だとして、
強い批判をしています。
その理由は韓国の主要産業に必要な
輸出を日本が厳格化した為に、
大きな影響をもたらす為です。
しかし、一方の
日本への影響は各産業界の認識が、
「影響は出るかもしれないが、
甚大では無い」
となっている程には軽微だと
予想されています。
産業では影響が甚大では無いと知り、
一安心ですが、他にも影響が及ぶ
分野は存在するのです。
韓国「輸出規制」による徴用工と安全保障への影響!
日本が受ける他の影響は、
徴用工裁判の更なる増加で、
韓国内にある日本企業が
損失を受ける可能性が増す事と、
日韓の安全保障同盟への影響です。
日本製品のボイコットなどが、
韓国では現在盛んになっていますが、
徴用工裁判も韓国が主張している
「日本に輸入規制された」
という後ろ盾を元に、
さらに増加する可能性があります。
しかし、
徴用工裁判は日本がホワイト国除外を
しなくとも韓国は続けている可能性は
多分にあったので、あまりその影響は
大きくないと言えます。
むしろ、一番危惧しないといけない
影響は安全保障の面です。
韓国は、
ホワイト国除外を日本がした場合、
安全保障協力を破棄する可能性を
ちらつかせました。
そして、現在では韓国国内で、
軍事情報包括保護協定(GSOMIA)
破棄を求める声が挙がっています。
GSOMIAは他国に対し、軍事情報を
提供する際に他国に漏洩しない様に
結ぶ協定です。
わかりやすく言うと、
日本の重要な軍事情報が韓国から
漏れる可能性があるのです。
しかし、
GSOMIAの破棄は日本だけでなく、
韓国にも甚大な影響をもたらします。
韓国と日本は脅威となり得る国に
同様に囲まれているので当然ですね。
それ故に、韓国がこの協定を破棄する
可能性は低いと考えられますが、
現状の関係悪化と韓国の国民感情を
見ていると無いとも言い難いです。
韓国のホワイト国除外に対する海外の反応をわかりやすく説明!
韓国のホワイト国除外で主に
海外の反応が見られるのは、
アメリカと中国です。
アメリカはいわば身内の喧嘩が
起ったと言えるので、
仲裁に乗り出しています。
一方の中国は対岸の火事故か、
韓国の日本への批判を無駄だと
感じていると言えます。
更なる2国の反応を、
わかりやすく見て行きましょう。
韓国ホワイト国除外に対する海外の反応をわかりやすく!アメリカ!
アメリカの韓国ホワイト国除外への
反応をわかりやすく言うと、
面倒だが解決しないといけないという
感じです。
元々、ホワイト国除外が決定した際に、
アメリカは日本と韓国の仲裁には、
関心がありませんでした。
出来るだけ仲良くしてねという反応を
しただけだったのですが、
韓国がGSOMIAの見直しを
ちらつかせた為に仲裁に
乗り出したのです。
もし、韓国がGSOMIAを破棄すると
なったら韓国と日本の米軍基地に
危機が及ぶ可能性がある為、
仕方が無く行動したという感じですね。
韓国ホワイト国除外に対する海外の反応をわかりやすく!中国!
一方で、中国は韓国の日本に対する
圧力を「無意味」と切り捨てています。
中国メディアの今日頭条は、
韓国がいくら圧力をかけても、
日本が基幹技術を掌握しているので、
日本が折れる事は無いだろうと
報じているのです。
わかりやすく言うと、
日本は韓国にどう言われようが、
痛くないと中国から見られている
という事です。
アメリカ、中国と海外の反応を
見てきましたが、どちらも、
二国間の問題と見ていて、
積極的介入には消極的だと
言えます。
まとめ
韓国がGSOMIAを破棄を
ちらつかせてきたのは、
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)
大統領が北朝鮮との友好を進めていた
事が背景にあると思います。
文大統領は、
日本がダメなら北朝鮮と同盟と組み、
日本と肩を並べる事が出来るとまで、
発言しています。
しかし、約束した北朝鮮との
直通電話は通じず、文大統領の
期待を無視するかのように、
北朝鮮は飛翔体を再び
発射しました。
そんな事態が発生しているので、
文大統領の判断が韓国に更なる
悪い影響を与えるかもしれないと
考えてしまいます。
RuRuhase
<参考サイト>
産経新聞
中央日報
ロイター