日米安保条約を破棄したらどうなる?トランプ大統領示唆はブラフかマジか!?日本ビビる!!

トランプ大統領日米安保条約破棄示唆する発言をしました。

日米安保条約は日本とアメリカの同盟の基幹となる条約ですが、破棄したらどうなるのでしょうか?

破棄した場合、すぐに近隣諸国に狙われる?

本当に破棄される?

そんな日米安保条約について、詳しく迫ってみましょう。

 

 日米安保条約破棄示唆のトランプ大統領!破棄したらどうなる?

 

アメリカのトランプ大統領は、6月27日に日本とアメリカの日米安保条約による関係は、日本がただ守られる側であるとして不公平であると発言した事が報道されました。

この発言は条約の破棄示唆しているのではないかと、日本では大騒ぎになっています。

アメリカ国務省と日本の政府は、この報道は虚偽の報道だとしています。

 

しかし、実際に安保条約を破棄したら日本は大き過ぎる影響を受ける事になります。

これまで在日米軍に充てていた予算が削減されますが、米軍の撤退により、周辺諸国からの取引に対し、日本は不利となります。

 

しかし、実際にこの条約が破棄される可能性は低いと考えられます。

更に詳しい日米安全保障条約の破棄について見て行きましょう。

 

 日米安保条約破棄が示唆されてナゼ困る?トランプ大統領の意思で終了!

 

それでは何故、日米安保条約が破棄されると困るのかという事から説明します。

 

日米安保条約、正式名称、「日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約」は、在日米軍の日本への在留を認め、安全保障を米軍から受ける代わりに、日本が数々の支援をするという条約です。

1951年の旧安保条約から、1960、70年代に期限無し条約となり、現在まで続いています。

 

しかし、締結国の一方が破棄を宣言すれば、日米安保条約は、1年後失効する事も出来るのです。

つまり、トランプ大統領が、破棄すると決定した場合、その一年内に日本に大きな変化が起こる事が想定されます。

 

 日米安保条約が破棄したらどうなる?米軍撤退と予算削減!

 

安保条約を破棄したらどうなるか?という疑問には、まず2つの出来事が起きると言えます。

まず起こるのは在日米軍の撤退です。

 

日本は自衛隊による専守防衛を戦略に取っています。

他国に侵攻された際に、初めて軍事力を行使するという戦略です。

その為、軍事力は最低限の物であると言えます。

その戦力不足分を在日米軍に肩代わりしてもらっていましたが、安保条約破棄によって、その分の軍事力がごそっと抜け落ちます。

そうなると、結果的に日本の安全保障かなりの危機に晒される事になるのです。

 

2つ目は、在日米軍撤退による、予算削減です。

在日米軍には8000憶円程の国家予算が割り当てられています。

在日米軍撤退により、この予算を組む必要が無くなるので、結果的に予算を削減できる様になります。

しかし、予算削減と引き換えに、日本はかなりの危機に晒される事となります。

 

 日米安保条約破棄による他国からの圧力!破棄はあり得る?

 

日米安保条約破棄によって、日本が被るのは、米軍撤退そのものよりも、米軍撤退による海外への抑止力が低下する事だと言えます。

それまで、在日米軍というアメリカからの圧力に対抗できる後ろ盾を無くすので、結果的に他国からの圧力に屈しやすくなると考えられます。

また、実際にアメリカが安保条約を破棄する可能性はあるのでしょうか?

詳しく見て行きましょう。

 

 日米安保条約破棄による他国からの圧力!

 

日米安保条約破棄によって、考えられる他国からの圧力には、以下の様な事が考えられます。

 

中国は、尖閣諸島領有問題に対する圧力、一方的経済協力要請、などの圧力が考えられます。

ロシアは現在進行中の北方領土問題に関して、日本への更なる譲歩を求めてくる可能性があります。

 

日米安保条約の破棄により、アメリカの後ろ盾を失えば、以上の様な他国からの要求にNOと言いにくくなる状況が作られると言えます。

 

 実際に日米安保条約破棄はあり得る?

 

これまで、日米安保条約破棄の仮定を話してきましたが、実際にアメリカが破棄をするかと言われるとその可能性は低いと言えます。

理由は日本がアメリカ防衛の要になっている為です。

 

日本から在日米軍を撤退させると、残るは、韓国、アメリカ領土のグアム、ハワイが防衛ラインとなってきます。

韓国は陸続きで北朝鮮と繋がっており、日本が防衛ラインにならないと、韓国が侵攻されると残るは、自国領土になってしまいます。

よって、自国の領土を守る為に、日本の防衛ラインは重要になってくるのです。

 

今回のトランプ大統領の破棄示唆はG20前における、日本へのはったりであり、日本をG20の場でアメリカの味方でいる事を求める策だと言われています。

人騒がせなと思う一方で、日本にとってアメリカがかなり重要な相手という事を再認識させられる出来事だったと言えます。

 

 まとめ

 

今回の破棄示唆の日本政府の迅速な報道を否定を見ると、日本にとってアメリカは関係を破棄されるとかなり困る相手だという事がわかりますね。

RuRuhase

<参考サイト>
東スポWeb
時事ドットコムニュース
朝日新聞

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