年金が将来貰えない理由!20代の人が高齢者になる頃ヤバイ!?金融庁発言で更に不安に!

20代の中で将来
高齢者となった時に年金
貰えないのではないかと
不安の声が出ています。

金融庁の老後に2000万円が、
必要という報告書に不安を持つ人が
多くなった為です。

実際に現在の20代が将来年金を
貰えなくなるという可能性は
あるのでしょうか?

また、もらえないと考えられている
理由について触れて行きましょう。

 

 

 20代は年金を将来貰えない?理由は現在の高齢者の為!?

 

20代を中心とした若者に、
将来、年金を貰えないのではないかと
不安が広がっています。

貰えないと考えられている理由には、
年金給付額の水準の低下
平均寿命の増加
若者1人が支える高齢者の数の増加
等が考えられます。

また、
先日、金融庁が提出した報告書に
老後に2000万円が別途必要になる
という記載があった事も不安に
拍車をかけています。

20代が年金に抱く不安について、
更に詳しく見て行きましょう。

 20代は年金を将来貰えない事は無い?しかし…

まず、20代の不安である、
年金を将来貰えないという事態が
起こる可能性は低いと言えます。

日本の年金制度は老齢年金、
遺族年金、障害年金等の様々な
年金があり、保険料を加入者や
多くの企業からも徴収している為に、
制度自体は維持できると考えられる
為です。

しかし、
問題は20代が高齢者となった時に
支給される額が現時点よりも更に低い
金額となっている可能性が高い
という事です。

次は、何故そうなるのかの仕組みを
見て行きましょう。

 20代が年金をもらう額が少ない理由は現在の高齢者?

現状、支給されている年金の水準
低下する一方です。

理由は、
年金を受給している高齢者の
数とそれを支える若者の数では、
圧倒的に若者の数が不足している
為です。

一方、
平均年齢が長くなっている事で
若者が支えなければならない
高齢者の数も減らない現状が
続いているのです。

その為に、年が若くなっていく毎に
年金を払う事で払い損が大きくなって
きています。

2010年末時点での各世代の
年金支払いの損得は以下の様に
なっています。

70代:3090万円得
65代:1770万円得
60代:750万円得
55代:170万円得
50代:340万円損
40代:1220万円損
30代:1890万円損
20代:2280万円損

年を下る毎に年金を支払い損
大きくなっている事がわかりますね。

確かに、これでは20代が年金に対して
不安を抱くのは無理のない事だと
思えます。

 

 

 若者の年金を貰えない不安に拍車!金融庁の記載!

 

現状でも20代等の若者が年金を
貰えるか不安になっている中、
不安に拍車をかける出来事が
起きました。

金融庁が3日に出した報告書
老後の為に年金とは別途の
2000万円が必要だという
記述があった為です。

この記述に対して、与党は誤解を
産む可能性があるという発言を
しましたが、それでも不安は
増加しています。

次は、そんな、
金融庁の2000万円報告書への
与党の発言と国民の不安について、
詳しく見て行きましょう。

 金融庁の2000万円記載に対する与党の反応!

金融庁の2000万円記載に対し、
与党である自民党は否定する
発言を行いました。

安倍晋三総理はこの報告書に対し、

「不正確であり、
誤解を与えるものだった」
引用:産経新聞

と発言しています。

また、麻生太郎金融相は、
この報告書を正式な文書として
受け取らないと発言しています。

しかし、上述した様に、
年金支給額の水準は下がっており、
年を下る毎に年金支払いの損が
増えている事もあってか、
これ等の発言にも関わらず、
国民の不安はますます募っています。

 2000万円報告書を受けての年金に対する国民の不安!

SNS上では、
以下の様な2000万円記載報告書に
対する不安の声が挙がっています。

「既に知っていた」
「年金詐欺」
「2000万円必要なのは事実だろう」

以上の様に金融庁よりも
政府に対する怒りや不安、諦観の声が
挙がっています。

確かに、ただでさえ払い損になっている
年金の他に更に2000万円必要と
なったら不安が募るのは自然だと
言えます。

 

 

 まとめ

 

以前から20代の若者を中心に
不安視はされていた年金問題。

2000万円報告書は、
その不安を爆発させるのには
十分な材料だったと言えます。

RuRuhase

<参考サイト>
日本経済新聞
産経新聞
BUSINESS INSIDER JAPAN

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