民事再生法とは?【ママイクコ】【タカタ】デメリットや倒産との違いを簡単に説明します!

度々、
ニュースに取り上げられている
民事再生法だが
倒産との違いや
デメリットについては
ご存じだろか?

民事再生法とは
比較的新しい法律なのだ。

ママイクコやタカタなどを
例に取り上げ
簡単に説明してみよう。

 

民事再生法とは?デメリットや倒産との違いを簡単に説明してみよう

 


ニュースや新聞などで
たまに耳にする
民事再生法だが
どんなものか
ご存じだろうか?

倒産とはどう違うのか、
更に、
民事再生法のデメリット等
簡単に説明してみよう。

民事再生法とは?メリットを簡単に説明


民事再生法とは
2000年に施行された
新しい法律である。

民事再生法を行う事を
再生手続きと呼び
こちらのワードも
聞いた事がある人が
多いのではないだろうか?

民事再生法とは
今までの倒産法と違い
会社や個人が
もう一度、がんばれるような
存続の手段の1つである。

わかりやすい様に
簡単に説明してみると
民事再生法のメリットとして
申請が下りると
9割ほどの
債務が免除となるのである。

更に、今までの経営者が
会社を経営していく事が
出来る事もメリットの1つだろう。

債権者集会の参加者の内
50%が賛成すれば
申請が通る事になっている。

そして、申請してから
再生計画が認められるまで
6ヶ月程度で終わってしまうのだ。

短い期間で
申請が下りる為
企業や個人が立ち直るスピードが
速い事が特徴である。

民事再生法とは
簡単に説明すると
よりスピーディに
企業や個人が
再生する事ができる法律なのである。

 

デメリットは?


デメリットについても
簡単に説明しよう。

民事再生法のデメリットとしては
申請する際に
支払うお金があるのだが
その予納金を
現金で用意しなければならない事が
挙げられるだろう。

お金がないから
民事再生法を申請するのだが
申請する為に
高額の現金を用意しなければ
いけないデメリットがあるのだ。

他のデメリットとしては
債権者が再生計画を
認めてくれなければ
破産となってしまうのである。

更には
債務が免除されていたとしても
それに紐づけられている
税金などを請求する権利は
消えないのだ。

また、
しばらくの間
金融機関からの信用がなくなり
お金が借りづらくなり
更には、
地元や周囲の感情に
悪影響を与えるデメリットが
存在する。

倒産との違いは?


民事再生法と倒産の違いは
なんだろうか?

ここまで目を通した人なら
簡単にわかるだろう。

倒産についてだが
法律用語ではないのである。

倒産とは
会社が経営を続ける事が
難しくなった状態の事を
指す言葉なのだ。

そして倒産と
民事再生法の違いとしては
前述したが
倒産は会社が
経営できない状態に対し
民事再生法とは
倒産に至る前に
正しい会社の経営姿に戻ろうとする
法律の事を指すのである。

 

民事再生法の申請をしたママイクコやタカタについて

 


民事再生法というと
思い浮かぶのは
エアバックを生産していた
タカタではないだろうか。

タカタに民事再生法の
申請が認められたのは
今年の6月である。

タカタが経営が破綻した事により
タカタの子会社や関連会社も
続いて倒産するのではと
心配されていたのだが
今のところ
タカタの子会社や関連会社の
破産数は0である。

これも民事再生法の
恩恵ではないだろうか。

更に全国展開されている
ママイクコにも
民事再生法の申請が下りたと
報道されている。

ママイクコは
全国で156店舗を展開している
大きな雑貨店なのである。

ママイクコも民事再生法を
うまく利用し
企業の存続につながる
再生計画を申請したのだろう。

タカタもママイクコも
背水の陣で挑んだ
第2のスタートラインである。

民事再生法をうまく利用し
見事、返り咲いてほしいものだ。

HARU

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