梅雨が明けたと思ったら急激な猛暑に
見舞われて驚いてしまいますね。
2019年の猛暑の原因には、
地球温暖化、中国からの偏西風など、
様々な理由が考えられます。
その本当の原因は一体、
どんな現象なのでしょうか？
迫ってみましょう！
2019年猛暑の原因はダブル気圧！
2019年は事前の情報だと冷夏になると
考えられていましたが、
梅雨が明けた瞬間に猛暑が襲って
来ましたね。
この猛暑の真の原因は、
ダブル気圧という現象のせいだと、
判明しています。
一方で、地球温暖化や中国からの
偏西風も無関係ではありません。
更に詳しい猛暑の原因について、
記事本文で見て行きましょう。
2019年猛暑の原因「ダブル気圧」とは？
梅雨明けの脅威的な猛暑の原因である
「ダブル気圧」とは太平洋上の
太平洋高気圧と中国で発達する
チベット高気圧が同時に日本を
覆う現象を指します。
普通ならば日本を夏に覆うのは、
太平洋高気圧のみですが、
チベット高気圧も覆う事で、
日本は密閉されたような状態になり、
暑さが籠る事で猛暑となるのです。
2つの高気圧によって、
自然のサウナ室のような状態が
出来ていると言えますね。
2018年猛暑もダブル高気圧だった！
想像を絶する猛暑だった2018年も
実はダブル高気圧でした。
その為に、8月上旬までは、
2018年同様の暑さが続く可能性が
あります。
やっと、
梅雨が明けたと思っていたのに、
昨年の様な酷な暑さが続くと
なると気が滅入りますね。
8月上旬まで、熱中症にならない様に、
しっかりとした水分補給と塩分補給を
して、辛抱が必要だと言えるでしょう。
8月上旬からは、
元の予想通りの過ごしやすい夏が来ると
いいなと思ってしまいますね。
日本の猛暑には地球温暖化と中国からの偏西風も無関係ではない！
2019年の猛暑の原因は、
ダブル高気圧でしたが、
地球温暖化と中国からの
偏西風も日本の暑さに
無関係ではありません。
偏西風に関しては、
実は現在北欧の苛烈な猛暑に
関係しているとも考えられるのです。
日本の猛暑と地球温暖化、
偏西風の関係に関して、
詳しく見て行きましょう。
日本の猛暑と地球温暖化の関係！
茨城県つくば市の気象庁気象研究所は、
2018年の猛暑に地球温暖化による
影響があるとスーパーコンピューターの
結果から確定させました。
調査結果によると、
地球温暖化が起こっていない日本の
夏と起こっている日本の夏の
シミュレーションの結果には、
大きな違いがあったとされています。
温暖化していない夏で2018年と
同等の高温が発生する確率は
0％であり、一方の発生している夏の
場合は19.9％にも上りました。
これまで証明する事が難しく、
本当に地球温暖化しているのかと
疑問視されていましたが、
やはり影響があったと言えます。
今後は、地球温暖化に対して、
対処をしていかないと、本格的に
日本だけじゃなく、夏という季節が
危険な期間になる可能性が
あると言えるのです。
日本の猛暑と中国からの偏西風の関係！
日本には中国から偏西風という
強い風が1万メートル上空で
吹いている事で知られています。
この偏西風は日本だけでは無く、
欧州にも強い影響をもたらします。
この偏西風が蛇行、弱まるなどすると、
暖気、寒気が普段とは違う地域を
通る事で異常気象をもたらします。
2018年の猛暑は、
欧州の猛暑が偏西風の蛇行で
日本に伝わった事も影響していると
分析されていました。
そして、2019年の7月時点での
パリの42℃の猛暑もこの偏西風の
影響だと言われています。
偏西風は日本だけでなく、
北半球の夏の気候全てに影響がある
風だと言えるのです。
2019年の日本には、
なるべく偏西風の異常気象の影響は
軽微であって欲しいと、現在の暑さから
すると考えてしまいますね。
関連記事：
猛暑対策2019！政府の推進と対策展示会2019の商品
まとめ
2019年の梅雨明けの日本の猛暑は、
ダブル高気圧からもたらされています。
しかし、それだけでなく、
地球温暖化や偏西風も日本の猛暑に
影響してくるのです。
なるべくなら、どれかの影響の内、
一つだけでも解消され、
過ごしやすい日本の夏を、
経験してみたいですね。
RuRuhase
＜参考サイト＞
FNN PRIME
SankeiBiz
日本経済新聞
