猛暑が世界的に異常な2018年!熱中症激増で災害と認識する気象庁!最大限の対策を!?

少し暑さがおさまったかと思いきや、
今日はまた全国的に猛暑日…。

2018年は全国的に異常な猛暑で、
熱中症も例年以上に急増している。

この異常事態に、気象庁も「災害」
と認識しているほどだ。

また、世界的にもどんな被害が
出ているのか気になる!

 

 

 2018年の異常な猛暑は災害!
熱中症被害状況もチェック

 


2018年が異常な猛暑続きである事は
誰もが知るところだが、観測史上最高気温
の41.1度を叩き出した日、

気象庁が会見で
「今年の猛暑は災害だ」
と発表した事が話題になった。

又、この異常な猛暑の中で熱中症問題は
避けて通れないが、2018年の熱中症被害
はどのような状況なのかも調べてみた。

更に、世界ではケタ違いの災害が
起きているとの話も聞こえてくる。
文章後半では、世界の災害状況も
まとめてみよう。

 今年の猛暑=災害!命の危機も


熊谷で41.1度と観測史上最高気温を
叩き出した7月23日。

気象庁は、現在の異常な猛暑について
記者会見を開いた。

その中では、8月上旬にかけても猛暑状態
が続く見込みであることが発表された。

ここまでは想定通り…というより、そんな
にすぐ涼しくなるとは思っていなかった
だけに特別意外では無かった。

しかし、その後の気象庁の発表には
驚かされた。

「40度前後の暑さは、これまで経験した事
のない、命に危険があるような暑さだ」

「1つの災害と認識している」

ついに、猛暑=災害と認定されたのだ!

この気象庁の発表に、ネット上では

「そこまで言うなら学校や会社にも
呼びかけて欲しい」

「総理官邸は災害対策本部を立ち上げて
対処すべき」

等と具体的な対策を求める声が多かった。

しかし、猛暑による熱中症等への新しい
対策が打ち出されることは無く、

●健康管理に注意すること
●こまめな水分や塩分補給を心がけること

等、耳にタコが出来るくらい言われている
事が繰り返されただけだった。

そんな異常な猛暑が続く2018年、現在の
熱中症被害はどうなっているのか?

また、私たちはどのように自分の身を
守るべきなのか?

次の章で紹介しよう。

 2018年の熱中症被害状況と対策は?


総務省消防庁のホームページ情報によると
2018年の熱中症による救急搬送人数は、
7月23~29日までの期間だけで
13,721人に上っていた。

注目すべきは前年比だ。

2017年の同期間7月23~29日の統計では
搬送人数は5,390人に留まっていたのだ。

何と、今年は昨年比2.5倍の人数が
熱中症で救急搬送されていた!

期間別の統計を見ていると、昨年の
搬送人数を大幅に上回り始めたのは
7月中旬からで、やはり猛暑と熱中症被害
はダイレクトに繋がっていると確信した。

この情報からも、2018年の猛暑が異常で
ある事がおわかり頂けるだろう。

このような被害が多発している中、
以前のように自己管理だけで予防する
ことはもはや難しいと言えるだろう。

どれだけ早く異常に気がつき対処できるか
が重要だ。

そこで消防庁では、家庭自己判断が出来る
アプリ「Q助」を作成した。

スマートフォンで年代や症状を選ぶと、
119番通報した方が良いのか、
翌日の診察で問題無いのかを判定。

今、自分で出来る対処法も丁寧に教えて
くれるという便利なアプリだ。

「ただの熱中症…」と救急車を呼ぶ事に
抵抗がある人も多いと思うが、搬送が
遅れれば命の危機も増す。

いざという時に気軽に緊急性を判断する
為にも、是非活用して欲しい。

 

 

 日本とはスケールが違う世界の猛暑災害!

 


ここまでは、2018年の日本の猛暑状況
について話してきた。

ここから先は、世界に目を向けてみよう。

2018年、世界的にも猛暑災害が頻発して
いるという話はご存知だろうか。

主に北半球での災害が深刻だとの事だが、
どのような状況になっているのだろう。

世界で起こっている猛暑災害をまとめた!

 ◆◆世界の猛暑災害まとめ


2018年にまず異常気象が観測された
のは、オーストラリアだった。

南半球にあるオーストラリアでは
12月から3月頃が夏にあたるが、
2018年初め、中東部を46度の猛暑が襲った。

これにより、オーストラリアに生息する
コウモリが生き茹で状態となり、
天井にぶら下がったまま
数百匹が干からびてしまったそう。

その後、猛暑災害は北半球に移動。

~5月下旬~
メキシコ北部では広い範囲で
45度以上を観測。
高温により、標識や信号機が溶けてしまう
被害が多発した。

~5月から7月~
スウェーデンでは猛暑と少雨による乾燥
のため、建国史上最悪の山火事災害が発生。
50箇所以上で火災が発生した為、
しばらく鎮火の目処がたたなかったそうだ。

また、猛暑の影響は農業にも大きく関係
しており、この暑さと少雨で牧草が全く
育たないために、家畜を処分せざるを得ない
農家も出てきたのだそうだ。

このように、今世界中で猛暑による災害が
起こっている。

比較的軽い被害もあれば、その国の大事な
資源が断たれるような甚大な災害となって
いる場合もあり、規模は様々だ。

しかしいずれにしても、2018年は何かが
おかしいと世界中の誰もが感じている事は
間違いなさそうだ。

 猛暑で自ら命を絶つ人が増える!?


最後に、猛暑にまつわる興味深い話を
紹介しよう。

学術誌「Nature Climate Change」7月号に
掲載された論文によると、

月平均気温が摂氏1度上昇すると、人間が
自ら命を絶つ率が米国(1968~2004年)で
0.68%、メキシコ(1990~2010年)で2.1%
上昇したことが分かったそうだ。

この解析結果から、猛暑が自ら命を絶つ
人数を直接的に増やしているとまでは
言えないが、高温にさらされることと
精神的幸福感の低下に関連があることが
証明されたという事だ。

 

 

 まとめ

 


今回は、2018年世界を襲っている猛暑
について調査した。

調べてみると、もはや私たちの付け焼刃の
予防策ではどうしようも出来ない状況まで
来てしまっている事を実感する。

身体的被害だけでなく、精神的被害まで
もたらしているかもしれない猛暑。

猛暑は私たちが思っているよりも
もっと深刻な問題なのかもしれない。

一人一人が危機感を持って
この猛暑を乗り切るしかないと実感した。

miya

<参考サイト>
総務省消防庁
natureasia.com
Twitter

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