北朝鮮が経済制裁逃れ!【国連】内容と効果や日本とアメリカの対応は?

北朝鮮が今まで経済制裁逃れを
していた内容を記した報告を
国連安全保障理事会が公表する事を
決定しました。

今回の公表の決定には、
北朝鮮のミサイル開発にダメージを
与える効果があります。

そして、
日本アメリカの北朝鮮に対する
対応は益々、厳しい物となるでしょう。

 

 

 北朝鮮の経済制裁逃れ内容を国連が公表へ!その効果は!?

 

国連安全保障理事会
(以下、国連安保理)は、
北朝鮮が経済制裁逃れをしていた内容を
記した報告書を近く公表するという
決定をしました。

この国連安保理の公表により、
北朝鮮に対して、どの様な効果が
期待できるのでしょうか?

記事前半では、
経済制裁逃れの詳しい内容と、
その効果について見て行きます。

また、日本とアメリカは、
今回の報告公表後、どの様な対応を
北朝鮮にしていくのでしょうか?

記事後半では、
日本とアメリカの今後の北朝鮮への
対応を予想してみます。

 国連安保理が公表予定!北朝鮮の経済制裁逃れ報告の内容!

国連安保理が公表すると決めた、
北朝鮮の経済制裁逃れの報告は、
以下の内容が記されています。

 

・経済制裁で禁止されている
石油精製品の輸入
核・ミサイル開発の継続
・一部の国連安保理理事国が
経済制裁逃れに関与

 

これまでも、同様の内容の報告は
提出されていましたが、
アメリカとロシアの対立により、
公表までに至りませんでした。

しかし、今回の報告は制裁逃れに
関与したとされた国連安保理理事国が
不満の意を示す事はありましたが、
中国やロシア等の北朝鮮に近い国も
合意する結果となりました。

この決定は、
今後も国連安保理は北朝鮮の
経済制裁を継続をしていく意思で
纏まったという事を示しています。

 国連の北朝鮮経済制裁逃れ報告の効果は!?

今回の、
北朝鮮の経済制裁逃れ報告を
国連安保理が公表する事には
大きな効果が期待できます

その効果は特に北朝鮮のミサイル開発
影響を及ぼします。

今後、制裁逃れに関与したとされる
国連安保理理事国が合意した事により、
今まで、見逃されてきた密輸
外貨獲得の手段が取れなくなる可能性が
あるのです。

その為に、ミサイル開発資金の入手が
困難になるのです。

前回、
報告の公表に反対していたロシアや
制裁逃れに関与していたとされる中国が
合意をした事で、北朝鮮には味方が
いなくなった事がわかります。

 

 

 北朝鮮の制裁逃れ公表後の日本やアメリカの対応!

 

今回の国連の公表決定後の
日本やアメリカの北朝鮮の
対応は厳しい物となりそうです。

日本は以前から制裁逃れに
厳しい対応を取ってきました。

一方で、アメリカは北朝鮮に対して、
これまで比較的寛容でした。

しかし、
北朝鮮の最近の暴挙によって、
アメリカも今後は厳しい対応を
取る事になりそうです。

 北朝鮮に対する日本の今後の対応!

日本は以前から、北朝鮮に対して、
厳しい制裁逃れの追及を
行ってきました。

海洋上で北朝鮮が行ってきた、
石油製品等の密輸を行う「瀬取り」に
対して、アメリカだけでなく、
世界各国に監視協力の呼びかけを
していた事があります。

今回の国連の制裁逃れ報告公表は、
日本のこれまでの取り組みが
報われた結果とも言えます。

 北朝鮮に対するアメリカの今後の対応!

アメリカはこれまで、
北朝鮮に寛容的な態度を
取ってきました。

2回に渡る米朝首脳会談等が、
その顕著な例と言えます。

しかし、
その米朝首脳会談の決裂や、
3月6日に北朝鮮がサイル基地を
復旧しているという報告によって、
今後は対応を変える可能性は高いです。

実際にアメリカのトランプ大統領は、
ミサイル基地復旧の報告に対し、

 

「本当にそうならとても残念だ。
金正恩(キム・ジョンウン)委員長に
失望するだろう」
引用:日本経済新聞

 

と語りました。

ミサイル基地復旧という暴挙が
北朝鮮自身の首を絞める事と
なりそうです。

 

 

 まとめ

 

これまで、北朝鮮は、
アメリカが歩み寄りを見せ、
ロシアが庇っていました。

しかし、
今回の国連の制裁逃れ報告の
公表決定で、遂に北朝鮮は、
孤立してしまったと言えます。

RuRuhase

<参考サイト>

TBS NEWS
日本経済新聞
産経新聞

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