上級国民の無罪特権は法律か忖度か?未だ逮捕されない呆れたシステム

池袋自動車暴走事故で上級国民という
言葉が急速に広まりつつあります。

無罪特権があるのでは?
と噂されている上級国民。

実際に法律や忖度によって逮捕されない
という事は無いと言われていますが…。

上級国民の特権について、
詳しく見て行きましょう。

 

 

 上級国民無罪特権は法律?忖度?

 

池袋自動車暴走事故の運転手が
元官僚だった事もあり、
ネット上を中心に上級国民には
無罪特権があるのでは?
というウワサが広まっています。

実際にその様なウワサは
存在するのでしょうか?

あるとすれば法律か忖度の
どちらなのでしょうか。

記事前半で見て行きましょう。

記事後半では未だに何故、
運転手が逮捕されないか、
その理由について
触れて行きます。

 上級国民無罪特権は法律にあるの?

まず、
法律に上級国民を無罪特権にする
根拠はありません

むしろ違法である事を明記しています。

日本国憲法第14条では、
全ての日本国民は法の下で、
全て平等であると記述されています。

今回の事故の運転手の容疑者である
飯塚幸三氏は栄典を授与を
されていますが、同条項では、
栄典の授与はいかなる特権も
伴わないと記載されています。

つまり、法律では上級国民の
無罪特権を裏付ける根拠は
無いと言えます。

 上級国民の無罪特権は忖度か?

続いては忖度による上級国民の
特権があるかの可能性です。

忖度は元々、
相手の心情を推し量るといういう意味を
持っていましたが、政治家の発言で
自ら他者に対して気遣いして、
違法な事をするというニュアンスも
含まれてしまいました。

つまり、今回の場合は、
現場に駆け付けた警察等が、
相手の地位を推し量って現行犯逮捕を
しなかったという事になります。

忖度に関しても無かったと否定は
されています。

産経ニュースによると、
警察庁の捜査関係者は、
元官僚が判明したのは事故後時間が
経過した後であったと述べ、
忖度は無かったとしています。

しかし、
神戸市営バスの運転手が迅速な
逮捕をされた事を踏まえると、
首を傾げてしまう対応だったと
思えます。

法律と忖度による上級国民の
無罪特権の根拠は無いと言えますが、
今でも今回の事故の運転手に「」と
つける事に自分でも違和感を
持ってしまいます。

 

 

 上級国民は何故、未だに逮捕されない?

 

未だに逮捕がされていない
飯塚幸三氏ですが、
逮捕されない理由にはどんな事が
あるのでしょうか?

理由はあるにはあるのですが、
やはり上級国民だから逮捕されない
という声を打ち消すまでには
至っていない理由だと言えます。

 上級国民が逮捕されない理由!不可解なシステム!

警察に飯塚幸三氏が逮捕されない
理由に関しては、
以下の様な理由が挙げられています。

・事故後、胸部骨折をしていた為
逃亡や証拠隠滅をする恐れが無い

しかし、過去に怪我をしていたのに
即刻逮捕された事例や事故直後に
飯塚氏が電話で息子に電話していた事が
あった為に、上級国民の特権で
逮捕されなかったという声は
止んでいません。

例えば、
群馬県前橋市の86歳男性が
女子高生を轢いて命を奪った事故が
ありました。

この事故では、
男性が怪我していたにも関わらず
当日逮捕された事が判明しています。

また、飯塚幸三氏の胸部の骨折は
当初軽傷と報道されていましたが、
その後大怪我に変更されていた事も
判明しています。

ネット上では病院を隠れ蓑としている
と言われていますが、確かに、
そう思われてもおかしくないと
言えますね。

 

 

 まとめ

 

今回の件でも日本国憲法が定める様に、
法の下の平等がきちんと守られていれば
いいなと思いますね。

しかし、もし、上級国民優遇が実際に
あったならば、何を信じればいいのか
困惑してしまいそうです。

RuRuhase

<参考サイト>
産経新聞
読売新聞
日刊スポーツ

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