最近、引きこもりやニートに関連する
事件が増えてきています。
加害者となったり、被害者となったり
様々ですが、その末路は悲惨になる事が
多いです。
また、その人数は男性だけじゃなく、
女性も多い事が判明しています。
ニートと引きこもりに関して、
更に詳しく見て行きましょう。
引きこもりやニートの悲惨な末路!
引きこもりやニートと言えば、
ろくでなしや努力が足りない
と考える人もいるかと思われます。
しかし、その大半は病気や怪我で
復職が出来ない人数が圧倒的に
多いのです。
そして、その多くが悲惨な末路を
辿ります。
最近の事件であった親から刺される、
親と共に餓死、孤独死等々様々です。
また、男性の数もそうですが、
女性の引きこもりやニートの数も
少なくはありません。
引きこもりに関しては、
女性は全体の四分の一程、
いると見られています。
現在では見過ごせない社会問題と
なった引きこもりやニートの問題。
更に詳しく迫ってみましょう。
引きこもりやニートの悲惨な末路!
引きこもりやニートは現在では、
社会レベルの深刻な問題です。
その末路は悲惨な物が多いです。
その例を紹介していきましょう。
世話をしてくれている両親が亡くなる
2018年に2人暮らししてた母子の内、
76歳の母親が亡くなり、48歳の息子が
死体遺棄容疑で逮捕される事件が
起こりました。
息子は引きこもり状態にあり、
4、5日間食事をとらないでいた為に
母親の死に気がついていなかったと
供述しています。
引きこもりの本人と両親の
高齢化が進む中、こういった出来事は
益々増えて行く可能性が高いです。
家族で無理心中
2014年、82歳の男性が73歳になる
認知症の妻を電気コードで絞殺した後、
心中しようとする事件が起こりました。
夫婦には鬱病で引き篭もっていた
40代の息子がいました。
男性自身が妻の介護と自身も鬱病に
なった事を契機に無理心中を
図った事件でした。
引き篭もっていてもその両親が
健康でいられるかはわからないので、
引きこもりがリスキーな事が
わかる一件ですね。
両親が子供を殺害
2019年6月に起きた練馬事件が
この例に当てはまります。
父親が元農林水産省事務次官で
あった事で経済的な問題は
無かったと考えられますが、
川崎の連続殺傷事件を見た父親が、
息子もあんな事件を起こす可能性が
あると考え、実行に移しました。
以上に挙げた以外にも様々な
引きこもり、ニートの悲惨な末路が
あります。
引きこもりやニートを続ける事には
以上の様な危険で悲惨なリスクが
ある事がわかりますね。
引きこもりやニートの人数!女性もかなりの数がいる!
引きこもりやニートの悲惨な末路を
見た所で、次は、その人数が
どのくらいいるのか見てみましょう。
実は、男性だけじゃなく、女性も
その数は無視できない程の人数が
いる事が判明しています。
引きこもりやニートの人数!
まずは、ニートの人数からです。
ニートは専業主婦を除いた
求職活動に至っていない人の事を
指します。
ニートの総数は2018年時点で、
71万人にも及びます。
そして、ニートになった理由は、
特に理由がないといった甘えが
一番多いかと思われますが、
実は病気や怪我によるものが
一番多いのです。
次は、引きこもりの数です。
引きこもりは、
厚生労働省の定義によると、
「仕事や学校に行かず、
かつ家族以外の人との交流を
ほとんどせずに、
6ヶ月以上続けて自宅に
ひきこもっている状態」
引用:厚生労働省
の事を指します。
その数は61万人超にも及びます。
そして、引きこもりとなった原因も、
退職、人間関係、病気等、
決してなりたくてなった物ばかりでは
ない事が判明しています。
誰もなりたくて引きこもりに
なった訳では無いという気持ちは確かに
引きこもりでなくても共感できますね。
引きこもりの人数は女性も多い!
引きこもりの4分の3は男性ですが、
4分の1は女性です。
つまり、15万人程が女性のひきこもり
であると考えられます。
引きこもりは、
今や男性だけの問題だけでなく、
女性にとっても大きな問題です。
少し前なら、
「女性は結婚出来るから」と、
この問題は見ないままに
されていました。
しかし、
必ずしも結婚出来る事が無くなった今、
その問題は男性共々、見逃しては
いけない問題になったと考えられます。
まとめ
引きこもりやニートは一昔前には、
「甘え」
「努力が足りない」として、
その問題が放置されてきました。
しかし、最近では、
社会の歪みが多くの引きこもりや
ニートを量産してきたと
考えられるようになりました。
今こそ、その認識を持って、
引きこもりやニートを生み出す現状を
改革をするべき時代になってきた
と言えます。
そうでないと、日本の社会保障費は
益々増大し、日本が崩壊する可能性が
あるのです。
RuRuhase
<参考サイト>
FNN PRIME
産経新聞
厚生労働省