漢方とは?薬の飲み方から舌診と水分の関係やツボの事までわかりやすく説明します。

みなさんの中にも漢方という言葉を
耳にしたことがあるという方は
多いのではないでしょうか。

漢方と聞くと、
漢方薬という薬が有名ですね。

しかし、何気なく漢方薬という言葉を
使っているけれど、
実際に漢方とはどのようなものなのか
詳しく知っている人は意外と少ないの
かもしれません。

今回は、漢方薬の飲み方や舌診、
水分の関係やツボのことについて
簡単にまとめていきたいと思います。

 

 

漢方とはどのようなものなのか?薬の飲み方や

 


ちょっと体調を崩してしまった時など
漢方薬を飲んだことがあるという
方は多いと思います。

しかし、漢方とはどのようなものなのか
というと説明するのは難しいかも
しれません。

市販されている漢方薬の飲み方としては
水で飲む方法が思い浮かぶ方がいると
思いますが、その他にはどのよな
飲み方があるのでしょうか。

また、漢方と聞いて舌診やツボのことを
思い浮かべる人も
いるかもしれませんね。

漢方の舌診やツボについては、
後半でまとめていきたいと思います。

漢方とは?


まず、漢方とはどのようなもの
なのか。

狭義では、漢方薬を投与する医療の
ことを指すようです。

広義では、中国の医学をベースに
日本で発展を遂げた伝統的な医学の
ことを指すとされています。

広義の漢方には、鍼や灸、指圧などが
含まれてくるようです。

(Wikipedia参照)

漢方の広義の部分で、
ツボのお話が出てくるのですね。

漢方薬とは?

では、漢方薬とはどのような薬なの
でしょうか。

「自然と健康を科学する漢方のツムラ」
によると、

「漢方薬は、『自然界にある植物や
鉱物などのうち、薬効を持つ』部分を
一定の法則のもと、原則として複数
組み合わせて作られた薬」

としています。

また、Wikipediaでは、

「日本で独自に発展した漢方医学の
理論に基づいて処方される医薬品」

と説明されています。

簡単にまとめてしまうと、
漢方医学の理論に則って、
植物や鉱物のうち、薬効を持つ部分を
組み合わせて作られた薬
ということになりますね。

漢方薬の飲み方


漢方薬の飲み方は、温服の場合は
白湯で、冷服の場合は水で飲む
という方法があるようです。

また、その他にも煎じて保存されていた
漢方薬の場合は、人肌くらいの温度で
1日に3回程度に分けて飲む
という飲み方もあるようです。

この場合は、空腹時に飲むことと
されています。

(漢方薬の基礎知識参照)

 

 

漢方 舌診と水分の関係やツボの事など

 


ここまで、漢方とは何か、
漢方薬の飲み方についてまとめて
きました。

普段よく聞く漢方とは
どのような言葉なのか、
その定義を知ることで
更に漢方について興味を持った方も
いらっしゃるかもしれません。

また、漢方薬と一言で言っても
水や白湯、煎じて飲むなど
飲み方も様々だということが
分かりましたね。

さて、狭義の漢方は
漢方薬を投与する医学体系である
ということでしたが、
次は舌診や水、ツボといった
話題にも触れていきたいと思います。

漢方における舌診と水分の関係やツボ
はどのようなものなのでしょうか。

舌診と水分の関係


漢方における診察の一つに、
舌診というものがあります。

舌診は、患者の舌の状態から、
全身の状態やバランスの異常を
知るという漢方の特徴的な診察方法
とされています。

舌診を行うことによって、
体内で水が不足している、
反対に水が溜まり過ぎている
などといった状態が分かると
言われているようです。

(埼玉中医薬研究会、
日本東洋医学会HP参照)

漢方におけるツボの事


漢方におけるツボは、
比較的メジャーな話題かと
思います。

健康について関心が高い人の中には、
普段ツボマッサージをしている
という方がいるかもしれません。

ツボ療法とはどのようなものなのか、

「漢方ライフ」では、

「ツボ療法とは、経絡の流れに沿って
内蔵や全身の陰陽バランスを整え、
気の流れを調節して自然治癒力を
高める自然療法」

と説明されています。

ツボを刺激することで、自然治癒力を
高めていく治療方法なのですね。

一言でツボと言っても、
様々なツボがあります。

また、比較的簡単にできるものも
多いようなので、興味がある方は
ツボについて詳しく調べてみるのも
良いかもしれませんね。

漢方の資格は?


漢方の資格には、
漢方養生指導士というものが
あるようです。

「初級」、「中級」、「上級」などの
グレードに分かれているようです。

初級の認定試験に合格することによって
漢方養生指導士として活躍することが
できるとされています。

漢方について興味を持っている方は、
資格の取得を考えてみては
いかがでしょうか。

今回は、漢方に関する話題について
まとめてきました。

普段、何気なく聞く漢方という言葉
ですが、非常に奥の深い世界という
印象ですね。

漢方について、今回まとめきれなかった
部分もたくさんあります。

漢方について興味をもった方は、
更に詳しく調べてみると面白いかも
しれませんね。

mick


<参考サイト>

ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BC%A2%E6%96%B9%E8%96%AC
www.saitama-chuiyaku.jp/kanpo/%E8%88%8C%E8%A8%BA/(埼玉中医薬研究会)
www.kampo-school.com/qualification.html(薬日本堂漢方スクール)
www.kampo-sodan.com/entry/1165(漢方ライフ)
www.jsom.or.jp/universally/story_01/01.html(日本東洋医学会)
www.sagamikanpo.co.jp/kanpokiso.html(漢方薬の基礎知識)
ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BC%A2%E6%96%B9%E5%8C%BB%E5%AD%A6
www.tsumura.co.jp/kampo/info/feature/(漢方のツムラ)

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