俳優 佐藤二朗とは?Twitterでの嫁と息子の話も面白いがどんな人物なのか?

佐藤二朗さんといえば、
顔が大きいという印象が強いが、
身長181cm、体重75kgと全体的に大きく
顔のサイズも実はバランスが取れている
のではないだろうか。

本人に大変失礼な始まりだが、
「勇者ヨシヒコと導かれし七人」という
ドラマで演じた仏役が、
非常に印象的であった。

そんな
独特なキャラの佐藤二朗さんだが、
お嫁さんと息子さん登場する、
Twitterの内容が面白いとの事で、
今回は佐藤二朗さんのご家族と
本人の人物像について調べた。

(以下敬称略)

 

 

佐藤二朗がつぶやく嫁と息子のTwitterが面白い件

 


佐藤二朗のTwitterでは、
嫁や息子が度々出てくる。

8年の交際を経て結婚した嫁は
一般の女性で、身長差が30cmも
ある夫婦との事。

2017年2月時点で息子は5歳。

未だに恋人同士のように熱々な
夫婦という事で、想像するだけで
とても微笑ましい光景が浮かぶ。

佐藤二朗のTwitterを世間が面白い
というのは、個人差があるのでは?
と思い、筆者も閲覧してみたが、
確かに面白い。

あの佐藤二朗独特の世界観がある。

Twitterを始めて約1年で
フォロワーは10万人を超えている。

48万ものツイートをし、
その中の厳選ツイートを著書として
出版しているほどの反響があるのだ。

実際に検索して頂ければ、
たくさん出回っているので、
ここでは割愛させて頂くが、
佐藤二朗は、
自身を罵る嫁と息子の大胆発言を
Twitterでのネタとしている。

息子はどうやら父親・佐藤二朗を
不細工だと思っているようだ。

そしていつか、父親・佐藤二朗の嫁、
即ち自分の母親と結婚するので
父親・佐藤二朗は離婚して別の人と
再婚してくれと申し出ている。

嫁についても、佐藤二朗が
ギックリ腰になった時、たまたま嫁が
不在だったのだが、
何で自分がいないときに、
そんな面白いことになってるのか?
と、問い詰めるサディスティックな
感じが、たじろぐ佐藤二朗を想像させ
笑いを誘う。

俗に言う、
嫁の尻に敷かれている状態で、
息子からも可愛らしい仕打ちを受け
なんとなく家庭内で虐げられている
一家の大黒柱の姿が想像され、
コメディホームドラマの様である。

佐藤二朗は酒が好きで、
面白いことに、Twitterの半分弱が、
泥酔している時に
ツイートしているように伺える。

何を言っているかサッパリ分からず、
俗に言う「痛い人」になっているが、
一向に削除しないあたり、
世間に醜態を晒す事を楽しむ
真性のマゾヒストとも思える。

 

 

佐藤二朗という人物

 


そんな佐藤二朗だが、元々は
信州大学を卒業した後に、
大手広告代理店に入社している。

入社式までは行ったのだが、
体育会系の社風に気をそがれ、
当日に会社を辞めている。

その後の佐藤二朗は、
小さな広告代理店に務める。

1日14時間程度働き、
営業成績でトップを獲得するも
役者への夢が捨てきれず、コチラも
退職し、役者の道を進んでいる。

Twitterで垣間見える私生活も、
これらの経歴も、個性的な演技も、
全てが絶妙なバランスを生み
面白さを引き出している。

そんな佐藤二朗も今では名脇役と呼ばれ
その独特の世界観と
トリッキーな役どころは、唯一無二の
代わりの利かない存在となった。

有名なドラマや映画にも数々の
出演をしており、きっかけとなった
最初のテレビ出演は1998年正月である。

それから約20年が経過し、
2017年7月時点では、
出演映画は65作品を超え、
出演ドラマ数は163作品を超える。

業界でどれほどニーズがあるのか、
数字を見ただけで分かってしまう。

更に言えば、佐藤二朗の
お約束のキャラクターからは
想像も出来ないが、
中堅と言ってもベテランとも言える
その存在は、多くの若手からも頼られ
慕われている様だ。

だが、成功の裏には
自身の持つ強迫性障害という病気の
悩みもあるという。

強迫性障害とは、たとえば玄関の鍵を
締めたかどうかを、何度も何度も
確認しないと気が済まないような症状を
持つ病気の事だ。

そして自身の強迫性障害という病気を
ネタに、映画を制作している。

この映画の主人公の女子高生は
自分の不安を取り除くために
何度も確認するために、何もかもを
メモを取らずにはいられない。

そんな、自分自身を投影した作品だ。

自分の病気の事まで映画のネタにして
しまうとは、面白い着眼点であるとも
言えるが、役者という職務のために
自虐的行為にまで至ってしまう、
そんなストイックな一面こそが、
佐藤二朗という役者の
本質なのかも知れない。


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