獣医師会の既得権益とは?加計学園で圧力の献金議員に石破茂も!?わかりやすく説明します

柳瀬唯夫元首相秘書官が、首相官邸に
於いて加計学園の関係者と3回会った
事を明らかにすると、野党議員からの
圧力と追及が始まった。

この問題には獣医師会の既得権益の
攻防がからんでいるが、その関係で
石破茂ほかの議員は献金を受け取って
いた事が明らかになっている。

この件に携わっている人たちは、
果たして日本全国で獣医師が足りない
地域がある事をどのように
考えているのか?

 

獣医師会の既得権益を守る為には、圧力も議員への献金もあった!

 


2018年5月10日、衆参両院予算委員会で
柳瀬唯夫元首相秘書官は、2015年に
首相官邸に於いて加計学園の関係者と
3回会った事を明らかにすると、
野党議員からの圧力と追及が始まった。

獣医師会は既得権益を守る為に
石破茂他の議員に献金を渡し、
安倍首相も加計学園の理事長と親しい
事を攻撃材料にされてしまった。

なかでも石破茂は他の議員と共に
100万円の献金という「既得権益」を
受け取ったばかりか、
今回の事態の黒幕とも
言われているのだ。

獣医師会の既得権益とはどういう物か!?


加計学園の獣医学部の新設の件で
浮き彫りになったのは、獣医師会の
既得権益を守る「岩盤規制」の
存在である。

つまりこの既得権益とは、獣医師会の
岩盤規制に守られた権益を指す。

岩盤規制は既存の大学及び獣医の利益を
守る為にあるが、教育や技術水準を
担保するためには、大学及び学部の
新設は不当な圧力も無く
認められなければならない。

ちなみにこの既得権益を守る為、
岩盤規制をどうにかする筈の
玉木雄一郎や福山哲郎も日本獣医師会の
既得権益を守る約束で「献金」を
貰っていた。

だが獣医学部の新設は、50年以上も
認められておらず、その間にも日本の
人口は3割近く増加し、高齢化社会を
迎えたにも関わらず無いままであった。

石破4条件により安倍首相は窮地に!?


そして、日本獣医師政治連盟は、
2017年に地方創生大臣の役にあった
石破茂と意見交換をする際に、
官邸から石破茂に対して相当な圧力が
あったものの、いわゆる例外の地域、
「特区」に指定された場所で
「石破4条件」をクリアした場合のみ
新設が認められるルールを制定した。

その4つの条件とは、
1.現在の提案が主体による
既存の獣医師養成でない構想の具体化
2.ライフサイエンスなどの獣医師が
新たに対応すべき具体的需要が
明らかになった事
3.既存の大学・学部では対応困難で
ある事
4.近年の獣医師需要動向も考慮しつつ
全国的見地から本年度内の
検討を行う事

ちなみに、石破茂は
日本獣医師会から100万円の献金を
玉木・福山両議員同様に
受け取ったと言われる。

文部科学省と族議員が獣医師会の
既得権益を守る為に、
「需給調整の目的」という建前で
審査すら圧力で認めなかった事から
考えれば大して差は無い。

それ以降獣医学部新設の話があった際、
当然ながら既得権益を守りたい
獣医師会が激しく抵抗した事で、新設は
2つ以上認められ無かった。

だが獣医学部を必要としていて、
しかも長年の間新設を要求していた
愛媛県今治市に加計学園の獣医学部の
新設の話が持ち上がったが、
この経緯においては、安倍首相に関する
私的な問題は一切関係が無い。

鳥インフルエンザや口蹄疫の感染症対策
が急務になっていた状況を考えれば
獣医学部の拡充は急がなければならない
筈であるが、安倍総理が後押しをする
加計学園に関しては
石破茂の「内助の功」もあり、
新設の認可は下りなかった。

これは加計学園の理事長が安倍首相と
友達である故に不正取引が疑われた事が
理由であるが、単に親しい間柄という
だけで痛くもない腹を探られる
安倍首相も気の毒である。

ネットでも石破茂は自分の利益の為なら
仲間を裏切ると評されているが、
玉木・福山議員同様献金を貰い、
安倍首相が加計学園の件で野党から
圧力をかけられている状況は、
石破茂の思うツボなのだろうか?

 

加計学園問題は、獣医師会の既得権益を守った石破茂のシナリオ通り!?

 


安倍総理が加計学園の獣医学部を
愛媛県今治市に新設する動きは、
安倍首相が関係者と親しい関係にある事
以外は、石破茂他の議員が
獣医師会の既得権益を守る約束で
献金を貰っていた事と違い、
決して咎められる事ではない。

中でも、安倍首相に引導を渡すつもりで
あった民進党は、加計学園の獣医学部の
新設を阻止する為、石破茂同様に
民進党に所属する3議員が
獣医師会から100万円の献金という
不正な「既得権益」がある事で、
圧力をかけられる事は免れない。

そもそも民進党は愛媛県の畜産業者の
期待通り当地の獣医師の充実に向けて
動いていたが、この献金の事実は
わかりやすく言えば愛媛県の畜産業者の
期待をあっさり裏切った訳で、
こちらからも加計学園の件で圧力は
免れないだろう。

そして既得損益の打破と経済活性化を
目指す仕組みである特区の仕組みを
推し進める、
国家戦略特区ワーキンググループの
八田達夫座長は、安倍首相や秘書官と
いった人からは何の働き掛けも無かった
事と獣医師会からの圧力があった事を
述べているが、特区の公正さが
疑われている事を痛感した。

野党議員の圧力は特区への疑いの証明!?


柳瀬唯夫元首相秘書官も出席した
衆参両院予算委員会に於いて、参考人と
して八田座長も出席し、上述通りに
獣医師会からの圧力があった事の証言を
したが、今回もネット上では
マスメディアも取り上げる事は無いとの
半ばあきらめにも似た声もあった。

この圧力は既得権益を守る為の物である
ことは確信して間違いない。

しかしメディアの「スルー」以上に
残念な事は、
八田座長に対するパワハラ行為の叱責も
同然の、野党議員の「ヤジ」の怒号が
飛び交った事であった。

5分という、ただでさえ短い時間で
既得権益を守る為と思われる
獣医師会からの圧力があったかどうかの
証言をしなければならないにも関わらず
野党議員は答弁も聞こえない程の怒号を
発していたのである。

これでは石破茂同様、加計学園からの
学部新設を却下すべく、獣医師会からの
献金を貰っていたのかと怪しまれても
無理は無いだろう。

しかし獣医師会も、石破茂他の議員に
献金を渡してまで既得権益を守っていて
良い状況なのであろうか?

感染症の知識は西日本で起こる!でも獣医学部は東日本偏重!


参議院議員の青山繁晴氏によれば、
日本の獣医学部の分布は東に8割、
西に2割という大きな偏りが
あるという。

上述の鳥インフルエンザ、口蹄疫という
獣医師の専門知識が必要な感染症は
西日本で起こっている事もあり、
畜産業者は大きな懸念を抱いている。

加戸愛媛県前知事も、既得権益を
頑なに守る獣医師会を批判している。

そして加計学園他の獣医学部が出来る
事により、人と動物の間に起こる病気の
研究も進む事を竹中平蔵も述べている。

もはや石破茂の「妨害」はあっては
ならない事なのだ。

 

まとめ

 


獣医師会の既得権益を保持する事は、
感染症が度々起こっている西日本に
獣医学部が少ない事実を無視している
事に他ならない。

既得権益を守る為に石破茂他の議員に
献金を渡す事も、特区を推進する
八田座長への圧力も、人と動物との間に
病気が増え続ける現状では
あってはならない事である。

安倍首相の加計学園の獣医学部設立も、
その状況をわきまえての事である事実を
野党側も知るべきであろう。

<参考サイト>
Yahooニュース
日本経済新聞
Youtube

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