ゲーム依存症とは?WHOが疾患認定!症状チェック方法は!?

「ゲーム依存症」とは一体何なのか。

依存症というと、アルコールや薬物が
すぐ頭に浮かぶものの
ゲームはあまり耳慣れない。

ゲーム依存症を、WHOが疾患認定し
世に急速に知られはじめた。

今回は、ゲーム依存症に関する情報や
その症状のチェック方法を見て行こう。

 

ゲーム依存症とは

 


ゲーム、それは大人から子供まで
楽しめるツールである。

しかし、一歩間違えると
ゲーム依存症に陥るという。

ゲーム依存症とはあまり耳慣れない
言葉であるが、一体何なのだろう。

ゲーム依存症とは、WHOが公表した
改訂版国際疾病分類
「ICD-11」の最終案に明記されたものだ。

ICDとは、日本やその他多くの国が
死因や患者の統計、医療保険の支払い
などに使う病気やけがの分類である。

これに新たに認定を受けた
ゲーム依存症とは、世界レベルで
問題視されているものだ。
では、ゲームをするという行為が
これで制限されるのかと言えば
そうではないようだ。

あくまでも、日常生活に支障を来す
レベルで依存している症状が
見られるかが問題だ。

こうして明記してみると症状の定義は
ひどく曖昧に感じられる。

その症状のチェックは自分でできるのか。

チェック方法は分かっているのか
気になるところだ。

次では、WHOの認定した
ゲーム依存症とは
どのような症状を指すのか。

詳しく見て行こう。

ゲーム依存症の症状


WHOの認定したゲーム依存症とは
一体どういう症状を表すのか。

詳しく調べてみると以下のようにある。

ゲーム依存症とは、日常生活に支障が
出ても、ゲームを優先する症状が
12ヶ月以上続いた場合に
診断ができるものである。

このような症状が見られる人は
一体、日本にどれくらいいるのだろう。

厚生労働省の調べでは
このゲーム依存症の症状があると
推計されている数が
下記のように発表されている。

成人約421万人
中高生約52万人とある。

これほどまでに数の多い疾患である。

しかし今まで、WHOが疾患認定を
していなかったせいもあり
政府も依存への対策や
症状の早期発見には
努めていなかったのが現状だ。

だが、今後はこれらの
ゲーム依存症の恐れのある
人々に対し、精力的に対応するだろう。

ゲーム依存とは、WHOが認めるほど
問題視をしている疾患なのである。

では、ゲーム依存症を知るには
一体どんなチェック方法があるのか。

そのチェック方法を次で見て行こう。

 

ゲーム依存症をチェック

 


WHOが疾患認定をした
ゲーム依存症とは、ゲームを優先し
日常生活に支障をきたすことが
12ヶ月以上続いた場合だと述べた。

だが、それでもよく分かりにくい。

今回のWHOの疾患認定で
より多くの人が気付くいい機会である。

症状のチェック方法はあるのだろうか。

また、そのチェック方法から分かる
具体駅な症状はあるのだろうか。

調べてみると、下記10個のチェック項目が
設けられているようだ。

①始める前に決めた時間より長く、ゲームをしていることがある。
②ゲームに夢中になり、やるべき事(勉強や習い事など)をさぼったことがある。
③何をもっても、ゲームを優先する傾向がある。
④自分の事より、ゲームの内容が気になって仕方が無い。
⑤日常生活の中で、常にゲームのことを考えてしまう。
⑥人に言われ、ゲーム時間を減らそうと試みたが、出来なかった。
⑦徹夜ゲームもいとわない。
⑧ゲームを邪魔をされたときに、怒鳴ったり、取り乱したりすることがある。
⑨日常生活では、あまり面白くないことが多いが、ゲームの中でなら楽しくいれる。
⑩オンライン上の友達の方が現実よりも多い。

引用:Hapila

これらに1つでも当てはまることが
あるようなら、ゲーム依存症の
可能性が高いようだ。

これによりWHOが認定した
ゲーム依存症とはどのような症状を
指すのか個人でも判断できるだろう。

一度、自分でチェックをしてみてほしい。

ゲーム依存症のチェックで当てはまったら


先ほどのチェックにより、当てはまった人は
身体的に、精神的にその症状が
顕著に表れているようである。

ゲームのしすぎによる手指の変形、痛み。

四六時中ゲームから離れられない
依存行動。

光による「てんかん」などの発作。

幻覚などの症状。

視力が落ちるなどの目への影響。

頭痛などの症状。

そして最悪の場合には、寝食を忘れての
プレイにより死亡してしまうケースも。

これらの症状が出ている人は
早急にチェックをし、病院にかかってほしい。

また、自分の周りの人でこのような
症状が見られる場合にもチェックするよう
声をかけ、診察を促す必要があるだろう。

 

まとめ

 


今回は、ゲーム依存症とは何か調べてみた。

WHOが疾患認定したことで
今まで気づけなかった人々も
我が身の健康を振り返ることだろう。

子供から大人まで親しみのあるゲーム。

今回のチェック方法などにより
ゲームへの依存を防ぎ、
ゲームとの程よい距離感を
掴むいいきっかけになるだろう。

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<参考サイト>
Yahoo!ニュース
Hapila

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