慢性炎症とテロメアが寿命に関係!原因と特徴的所見とは?わかりやすく説明します!!

できれば長生きしたいよね、という
多くの方々の心をつかみそうな
健康の話題があるようです。

慢性炎症とテロメアが
寿命に関係しているそうです。

慢性炎症などの原因やら特徴やら所見を
「わかりやすく説明」するという
タイトルなのですが…、
こういう言葉の意味って
だいたい難しいですよね。

慢性炎症とテロメアとは何なのか、
から見ていきましょう。

 

 

寿命に関係しているという慢性炎症とテロメアとは

 


慢性炎症とは、

「炎症のうち、
進行が緩やかに持続するもの」
(引用:Wikipedia)

と、ありました。

ということは、炎症について詳しく
調べないといけないですね。

慢性炎症


体がいつもと同じような状態で
いられるようにするために働く仕組みが
いくつかあります。

その一つが炎症という反応です。

お怪我や、打撲、病原体が入ってくる、
化学物質の刺激などに対して
炎症が起きます。

炎症が起きるような刺激を受けることで
周囲の血管が収縮→拡張して、
血液の成分が
血管の外に出るようになります。

血管の外に出ていく血液の成分は、
最初は液体成分で、
次に白血球が出ていきます。

免疫反応で活躍する白血球が、
刺激の起きた場所で働きます。

白血球にはいくつかの種類があります。

血管から出ていく白血球は、
主に直径12~15μmの好中球です。
直径15~20μmの大きさの単球も
含まれます。

炎症の場所でこれに続いて活躍するのが
リンパ球、形質細胞、マクロファージ、
と呼ばれるものたちです。

難しい名前がたくさん出てきました。

そういう難しいのは置いておいて、
とりあえず、炎症っていうのは
直径7~8μmで厚さ2μmの赤血球が
血管の外へ出てしまうかもしれない
状況のようです。

でも、それでも私たちの体って
大丈夫なんですね。不思議です。

次にテロメアについてです。

テロメア


生き物が遺伝情報を伝えたり、
生きるために使ったりできるのは、
遺伝情報を持つ染色体と呼ばれる物体が
細胞にあるからです。

この染色体は、生き物によって
輪っかになっていたり
棒のようになっていたり
違いがあります。

人間の染色体は棒状です。

染色体が棒状の生き物では、
染色体の端に「テロメア」があります。

細胞が分裂して新しい細胞を作るたび、
染色体は同じコピーを作り、
新しい細胞も
同じ染色体を持つようにしています。

染色体がコピーを作るとき、
染色体の端にあるテロメアは
だんだんと短くなるとされています。

コピーを何回も作っているうちに、
このテロメアがなくなってしまうので、
これが寿命に関係するんじゃないかと
言われているのです。

慢性炎症とテロメアの意味を
見てきたあとなんですが、
寿命の意味も調べてみました。

亡くなる原因が老衰の時、
「寿命」という言葉を使うことが
多いようです。

事故や病気で亡くなる時には
あんまり使わないみたいですね。

慢性炎症は病気を引き起こすので…、
慢性炎症という考え方は
寿命という言葉の使い方や雰囲気も
変えていくのでしょうか。

 

 

所見って何?病気の原因や特徴だけでなく
予防をわかりやすく理解したい。

 


慢性炎症は様々な病気に関わっていると
言われています。

腸の慢性炎症についての説明を見ると、
腸の慢性炎症によって
動脈硬化や肝臓の様々な病変や
心不全や糖尿病や慢性腎臓病の発症を
招くとのこと。

テロメアが長い人は
「慢性炎症の程度が低く」とする記述も
ありました。

そして慢性炎症は、
深刻な多くの病気の原因となりますが、
自分で分からないうちに
進行するのが特徴のようです。

所見と言えば、この慢性炎症に関係する
と言われている病気に伴うものという
ことなのでしょう。

テロメアも細胞中の染色体の長さですし
まず自分で気付くことはないですよね。

目で見ることは出来ない
テロメアの「所見」というのも
難しそうです。

それはそうと、炎症というのは、
免疫にかかわる白血球が働いて
起こるもののだった気がしますが、
腸の慢性炎症に関するページでは、
「腸の老化」で
「免疫細胞が反応できなくなる」となり
「腸に炎症が起こる」という流れの
記載があります。

免疫細胞が反応できない状況で
腸に炎症が起こる流れは、
筆者はよく分かりませんでした。

ただ、腸に起こった慢性炎症は
様々な生活習慣病の原因となり、
それを防ぐのは
バランスの良い食事や規則正しい生活、
ということです。

テロメアが短くなるのを防ぐ方法も
同じようです。

これまでの生活習慣病予防の
方法と変わりありません。

わかりやすくした説明で
新しい言葉やその特徴を理解することは
大切かもしれません。

しかし、健康に関することは
繰り返しになってしまいますが、
バランスのいい食事と
規則正しい生活、などですので
落ち着いて対応したいですよね。

ただ、最近の健康に関する言葉は、
「本人の気づかない間に深刻になるよ」
というものが
随分と増えた印象があります。

検査の方法は進化するはずですし、
病気の原因や特徴は
どんどん分かってきているはずです。

どうしてこういった状況に
なっているのか、
少しだけ注目して観察した方が
いいかもしれませんね。

そして、慢性炎症に関しては、
胃の炎症への言及は
見つけられませんでした。

結構、患者さんいたような気がするので
知ってみたくなりました。

そういえば、
お肌の新陳代謝や
ターンオーバーを活発にするのが
女性の美容の目標だったりします。

新陳代謝を促進して、
お肌のキレイを目指しますよね。

お肌の手入れをサボって
新陳代謝がのんびりになれば、
その分、お肌の細胞のテロメアが
保存できるってことですかね。

私たちは
どちらを目指せば良いのでしょう?


参考(一部)
health.suntory.co.jp/professor/vol12/
www.itmedia.co.jp/business/articles/1508/28/news108.html
toyokeizai.net/articles/-/103170

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