北朝鮮が核実験場廃棄と
ミサイル発射実験中止を決定したと
発表した。
北朝鮮の国家核兵力建設という目的が
達成された事が理由とされているが、
この事によって、戦争への懸念は
減少するのだろうか？
我々日本人には北朝鮮は嘘つきという
強いイメージもあるのだが。
北朝鮮の核実験場廃棄とミサイル発射実験中止！
国家核兵力建設という目的達成！
過去に何度も騙されて来て、
北朝鮮は嘘つきというイメージが強い
我々日本人には、とても信じられない
ニュースが入った。
北朝鮮の金正恩氏が核実験場を廃棄し
ＩＣＢＭミサイル発射実験も中止する
と発表したのだ。
その理由は国家核兵力の建設という
目的が達成された為としており、
これで戦争の心配が無くなれば
本当に良い事なのだが。
北朝鮮の核実験場廃棄とミサイル発射実験中止
嘘つきなイメージの北朝鮮の今回の発表
目的達成による核実験場の廃棄と
ミサイル発射実験の中止によって
戦争懸念が減少すれば、
本当に良い事である。
北朝鮮の北部に位置する核実験場を
廃棄するという事は、今後、核実験は
一切行わないという事である。
また、つい先日まで
我々日本人を脅かし、悩ませて来た
中・長距離弾道ミサイルの発射実験
についても、今後は必用無しとされ、
これが本当であれば、心から喜べる
発表と言える。
「今や、いかなる核実験も中・長距離、大陸間弾道ミサイルの試射も必要なくなった」
引用：JIJI.COM
だがこの声明は、この後に行われる
南北首脳会談と米朝首脳会談に向けた
パフォーマンスに過ぎないという
見方も出来る。
この北朝鮮の核実験場廃棄と
ミサイル発射実験中止という金正恩氏の
素晴らしい声明を、裏読みしてみたい。
国家核兵力建設という目的達成！
北朝鮮の金正恩氏は更に宣言している。
「国家核兵力の建設が完璧に達成され、貫徹された」
「国家核兵力建設の歴史的大業を完遂させる」
引用：JIJI.COM
国家核兵力の建設という目的が
完璧に達成されたという事は、
その活字のままに、
北朝鮮に事実上の核武装が整った
という事である。
そして北朝鮮の次の目標は
北朝鮮の総力を挙げて社会主義経済を
建設する事のようだ。
北朝鮮は嘘つき？戦争への懸念は減少するのか！？
上述の通り北朝鮮は、目的達成により、
核実験場を廃棄しミサイル発射実験も
中止すると宣言した。
だが、その嘘つきに騙され続けてきた
我々日本人は、本当に戦争が遠退いたと
信じても良いのか？
という被害妄想による不安がある。
北朝鮮は嘘つき？
我々日本人にとって北朝鮮は、
嘘つきな存在である。
北朝鮮の核武装の目的が達成されたから
といって、今回の核実験場廃棄と
ミサイル発射実験中止という北朝鮮の
発表を素直に信じる事が出来ない。
日本が北朝鮮の隣国である以上、
戦争への懸念は尽きる事がなく、
北朝鮮という国家が崩壊するまで
待つしか無いという、ネガティブな
考え方しか出来ないのだ。
北朝鮮を嘘つき呼ばわりする最大の根拠
は、何と言っても日本人拉致問題だ。
小泉政権時に行われた日朝首脳会談は
当時の小泉純一郎首相が北朝鮮へ赴き、
当時の総書記、金正日氏と
日本人拉致被害者の帰国を約束したが
守られたのは一部の被害者だけで、
他の被害者は亡くなっていると報告
されたのだ。
望みを託していた拉致被害者家族は
この上なく落胆し失望した。
この件により、北朝鮮は嘘つきと言う
強いイメージが付いたのだが、
北朝鮮が今回この「嘘つき」という
汚名を返上してくれれば、大変喜ばしい
事であり、三代目である金正恩氏への
国際的な信頼も生まれるだろう。
北朝鮮による戦争への懸念は減少するのか！？
北朝鮮・金正恩氏の声明により、
休戦状態である朝鮮戦争も、
終戦になるのでは？と期待する人も
いるだろう。
だが国際的に望まれているのは、
北朝鮮の「非核化」であり、
北朝鮮に核保有を一切させない
と言う事であるが、
ここまで苦労して作り上げた核武装を
北朝鮮が手放す事は考えられない。
金正恩氏の声明の通り、国家核兵力と
声高々に声明している事からも
それは読み取れる。
イラクやシリアが、
アメリカから戦争を仕掛けられたのは、
核を保有していないからであり、
もしも核保有していたら、
万が一を考慮され、アメリカから
攻撃される事は無かったと考えられる。
これこそ核保有による戦争の抑止だ。
金正恩氏は、日本では様々な悪い評判を
受けているが、一部の識者からは、
大変優秀な人物とも評されており、
社会主義経済の確率を目指している事
からも質実共に強い国家を作ろうと
している様にも見える。
と言う事は、非核化はしないが、
核実験もしないと言う事だ。
今後は社会主義経済を確立させると
目標を立てており、国際的に心配される
貧しい生活を強いられている北朝鮮の
国民にとっては救われる内容だ。
◆まとめ
金日成・金正日・金正恩と、北朝鮮は
アジアにおける独裁国家として
名を馳せて来た。
それは悪名であったが、好評価もある
金正恩氏が国際モラルを重視し
外交すれば、もしかすると今後、
北朝鮮は飛躍的に国際社会から
認められる国家へと
成長を遂げるのかも知れない。
大問題児である隣国・北朝鮮が
そうなる事を臨んで止まない。
hike
