玉音放送全文の現代語訳の要約と本当の意味!【終戦の日】

8月15日は終戦の日だ。

1945年 昭和20年に日本が
玉音放送により終戦した事を
国民に公表した。

玉音放送の全文は現代語訳すると
どのような内容なのだろうか。

また、よく勘違いされているが
本当の意味まで今回は調べていこう。

 

 

 終戦の日と玉音放送全文の現代語訳と意味

 


8月15日は日本の終戦の日だ。

今年で終戦の日は69年目を迎える。

1945年の8月15日に
玉音放送により日本が終戦した事を
国民に公表した日である。

玉音放送の『玉音』とは、
天皇陛下の肉声の事である。

全文を現代語訳するとどのような
意味になるのか、日本人であれば
知っておくべき事と言える。

次では、玉音放送全文の現代語訳を
最後にはその本当の意味を見て行こう。

 現代語訳した玉音放送


1945年8月15日に放送された
玉音放送の全文を現代語訳してみた。

昭和天皇による玉音放送で
終戦の詔書が読まれた。

下記の引用は一部抜粋したものだが
「耐え難きを耐え、忍びがたきを忍び」
の下りも含まれているので、
確認しておいて頂きたい。

 

共同宣言を受け入れる旨をアメリカ、イギリス、中国、ソビエトの4カ国に伝えよと政府に指示した。

これから日本はとてつもない苦難を受けるだろう。臣民のみんなが思うところも私はよくわかっている。けれども私は、時の運にも導かれ、耐えられないことにも耐え、我慢できないことにも我慢し、今後の未来のために平和への道を開いていきたい。

国がひとつとなって家族のように団結し、日本の不滅を信じ、責任は重く、道は遠いことを心に留め、総力を将来の建設のために傾け、道義を大切にし、固くその考えを守り、国体の本質を奮い立たせ、世界の流れから遅れないようにしなさい。

あなた方臣民は、これらが私の意志だと思い、実現してほしい。
引用:ハフポスト

以上が、玉音放送の全文を
要約した現代語訳だ。

当時のままの全文を読むと
分かりにくいが、現代語訳すれば
なんとか理解ができる。

次では、この内容の本当の意味を
見て行こう。

 

 

 玉音放送の本当の意味と終戦の日

 


終戦の日、玉音放送は
NHKラジオで放送された。

当時の日本国民は、玉音放送の
意味を理解できたのだろうか。

現代語訳した玉音放送の全文を読んでも
ところどころ分かりにくい点はある。

調べてみると、当時の玉音放送に対する
意味を解説する放送がされていた。

NHKの和田アナウンサーにより全文の
解説放送がなされ、意味を理解した
当時の日本国民に
終戦の日の訪れは衝撃的なものだったに
違いない。

次では、現代語訳した玉音放送から
その本当の意味などを
詳しく見て行こう。

 終戦の日が意味するもの


日本の終戦の日は、先に述べた
玉音放送がされた日である。

この日、昭和天皇により終戦の日を
告げられた日本国民は様々な心境で
終戦の日の意味を捉えた事だろう。

終戦の日は、今年で69年目となる。

日本に平和が訪れたとされる
終戦の日は、本当の意味で
平和を手にした瞬間であった。

しかし、この終戦の日に昭和天皇は
また別の意味で玉音放送をしていた。

その本当の意味は、
「降伏」でも「降参」でもなく
「戦争を終える」
という意味に過ぎなかった。

これは、現代語訳を見ても分かる通り
一言も「敗戦」や「降参」といった
言葉がないことで理解できる。

また、玉音放送の全文の中には、
アメリカやイギリスに対して宣戦布告を
した本当の意味と、戦争を終える事の
本当の意味も説明されている。

当時の軍国主義による、欧米諸国による
東南アジア諸国への侵略に対して
立ち向かい、世界平和を実現させる為に
宣戦布告したとある。

また、終戦の理由についても、
特にアメリカの原爆や空襲による、
民間人への殺戮という非人道的な
攻撃を受けて、日本民族の滅亡を案じて
の事というのが、本当の意味であった。

特に、戦後に生まれた日本国民は、
アメリカによる改革によって、
日本人は悪い国だったと教育されて来た
経緯があり、この玉音放送の本当の意味
を知るべくもなく、育った。

敗戦時、植民地とされる事なく、
独立国家の体を残されはしたが、
その実は、アメリカによって
上手に飼いならされた、
無垢な民族国家だったと
解釈する者もいる。

しかし、日本は戦争を終え、
長き年月が流れた。

この勇気ある決断は昭和天皇でないと
下せないものだったと言える。

今の日本の平和の根底を築く
終戦の日を今年も心穏やかに迎えたい。

 

 

 まとめ

 


今回はもうすぐ訪れる終戦の日に
当時日本で放送された
玉音放送について調べてみた。

終戦を迎えた日本はその後目まぐるしい
スピードで成長してきた。

平和な日本を取り巻く世界の情勢は
様々だが、今後も終戦の日を迎える度
今ある平和を胸に刻む必要がある。

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<参考サイト>
ハフポスト
Kwskライフ

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