日本のシリア難民の受け入れが
決まりましたね。
日本政府は今年5月から、
シリア難民を300人規模で受け入れる
事を決めたようです。
シリア難民と言えば、
前々から世界中でニュースになって
いましたが、今回の日本の受け入れ
決定により、ずっと身近な問題に
なったと感じる人も多いのでは
ないでしょうか。
今回は、シリア難民受け入れに
伴う日本のメリットと
課題や問題点について
まとめていきたいと思います。
シリア難民受け入れ！
日本政府は、今年2017年から
五年間にわたり、
シリア難民を留学生とその家族
を対象に300人規模で受け入れる
方針を固めたようです。
日本が留学生として受け入れる
シリア難民は、配偶者や子供を
一緒に連れてくることができ、
家族にも手当が支給されると
言います。
今回のシリア難民受け入れは、
1970年代から2005年までの
インドシナ難民、
2010年からのミャンマー難民
以来であるようです。
また、留学生として受け入れた
シリア難民ですが、留学が終わった後も
帰国しなければいけない
というわけではないと言います。
留学終了後も、家族と共に
日本に定住することも可能である
ようです。
日本は昨年、2016年の5月20日に
シリア難民のうち、留学生を
最大150人受け入れると表明して
いました。
今回の300人規模の受け入れというのは
国際協力機構（JICA）の試算に
よる数値のようです。
シリアの一般の家庭の家族構成から
計算をした結果の数字と
言われています。
2017年の夏には、
最初の留学生20人とその家族が
日本にやって来ることが予定されて
います。
シリア難民受け入れ！日本のメリットと課題や問題点は？
日本がシリア難民の留学生を
受け入れるという話題について
まとめてきました。
シリア難民の受け入れ規模は
おおよそ300人程度と言われて
いるようです。
しかし実際に日本がシリア難民を
受け入れるといっても
具体的なイメージが湧かない人も
多いのではないでしょうか。
そこで、次は日本がシリア難民を
受け入れることのメリットや
課題、問題点について
まとめていきたいと思います。
シリア難民受け入れのメリット
まずは、日本がシリア難民を
受け入れることのメリットにつて
まとめていきたいと思います。
日本の信用が上がる
一つ目は、国際社会における
日本の信用度が上がるという
ことです。
昨年5月に安倍首相が、
シリア難民の留学生受け入れを
表明した背景には、
主要7ヵ国の首脳会談の
議長国として
難民問題にもキチンと取り組む
姿勢をみせるアピールの側面も
あったと言います。
日本は国際社会において、
道徳的責任をちゃんと果たす
国だという姿勢を見せることで
信用のアップにもなるという
ことでしょうか。
日本経済への刺激
シリア難民を受け入れることで、
日本とは違う異文化を持った
人々が来ることになります。
この文化の違いが
刺激となり日本経済に良い影響を
もたらすのではないか
という考え方ですね。
実際に日本の経済にどれほど影響を
与えるのかは分かりませんが、
日本とは全く異なる文化を持った
人たちが日本にやって来るという
ことは確かです。
良いか悪いかは分かりませんが、
何かしらの変化は起こるのでは
ないでしょうか。
シリア難民受け入れの課題や問題点
シリア難民を受け入れるとなった
時に不安に思ってしまう方も
いらっしゃるかもしれません。
日本がシリア難民を受け入れる際の
課題や問題点は何なのでしょうか。
シリア難民留学生の生活費の負担
一般的に難民を受け入れた際、
その難民の生活費は、受け入れた側が
負担すると言います。
高齢社会である日本は、
年金の問題も抱えています。
社会保障を賄う財源が足りず、
消費税増税の話もありますよね。
日本国内、国民に払うお金も足りて
いないのに、シリア難民の受け入れを
しても良いのだろうか
という問題があるようです。
犯罪やテロの引き金に？
シリア付近の国々、
レバノンやヨルダンなどは
シリア難民の受け入れをなかなか
したがらないようです。
これは何故かと言いますと、
シリアには過激派イスラム組織
「イスラム国（IS）」が存在して
いるからですね。
やはり犯罪やテロが起こる
可能性を考えると受け入れに
問題がないとは言えないのでは
ないでしょうか。
シリア難民の留学生が必ずしも
イスラム過激派であるとは
限りませんが、
あくまで犯罪やテロの可能性が
あるということは頭に置いておく
必要があります。
シリア難民問題は世界的な問題でも
あります。
日本がシリア難民を受け入れることで
問題がより身近になるのでは
ないでしょうか。
シリア難民受け入れに伴う
メリットや課題、問題点について
日本人一人一人が考えていく
必要があると思います。
mick
<参考サイト>
www.asahi.com/articles/ASJ5L6T2MJ5LUTFK012.html
headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170203-00000014-asahi-pol
sasuke25.com/society/nanmin-2585/
