佐川宣寿氏の証人喚問をわかりやすくポイント整理と感想まとめ!逮捕の可能性あり?証言拒否54回!!

森友学園との国有地取引をめぐる
財務省による文書改ざんが
以前より問題視されているなか
当時理財局長を務めていた佐川宣寿への
証人喚問が3月27日に始まった。

刑事的責任を問われる可能性があるとし
何度も証言拒否を繰り返した
佐川宣寿だが、
逮捕の可能性はあるのだろうか。

今回は、証人喚問の感想とともに
ポイントをわかりやすく整理しよう。

 

佐川宣寿への証人喚問!感想とポイントをわかりやすく解説!逮捕の可能性は?

 


森友学園との国有地取をめぐり
14件の公文書に
書き換えがあったことが
3月12日に明らかになった。

3月27日、
衆参両院の予算委員会にて
当時理財局長を務めており
等問題に大きく関わった
可能性の高い佐川宣寿への
証人喚問が始まった。

証人喚問では、数々の問いに対し
自身が告発・捜査を受けている身だとし
証言拒否を繰り返した佐川宣寿だが
逮捕の可能性はあるのだろうか。

また、証人喚問は4時間に及んだが、
抑えておきたいポイントは何なのか。

個人的な感想とともに
世間の感想もお伝えしていこう。

まずは、わかりやすくポイントを
整理してみよう。

そもそも証人喚問とは、
わかりやすく言えば
国会が問題の真相を明らかにする
必要があると判断した場合に
関係者を証人として呼び
証言してもらうものだ。

参加を拒否することはできないと共に
嘘の証言をすると懲役に処せられる
可能性がある。

まず、証人喚問冒頭での
金子原二郎委員長からの
「書き換えを知っていたか」
「知っているとすれば
誰が、いつ、誰に指示したのか」
との問いに佐川宣寿は
「告発を受けている身であり、
答弁を差し控えさせていただきたい」
と述べた。

その後、証人喚問の間、佐川宣寿は
同理由で54回、証言を拒否した。

逮捕を恐れている可能性がある。

佐川宣寿は、証言は拒否したが
今回の決裁文書の書き換え問題で
大きな混乱を招き
国民からの信頼を失う結果となった
全責任は自分にあるとし、謝罪した。

今回の文書の改ざんは
理財局の中だけで行ったものとし、
安倍主相や昭恵夫人、
麻生太郎財務省の
関与については否定。

昭恵夫人の名前が記載された
文書を見たときの感想については
証言拒否した。

わかりやすく言えば
文書に関する質問は
全て証言を拒否している。

佐川宣寿が
書き換え前の文書を
見たことがあるかという点を
ポイントにしている議員が多く
複数回質問されたが
これに関しても、
佐川宣寿は証言を拒否。

こちらも逮捕を恐れての
証言拒否なのだろうか。

そして、改ざん前の決裁文書に
「特殊性」や「特例的」などの
言葉が並んでいることも
ポイントとなっており、
「特例」とは官邸や政治家の
関与のことかとの質問も否定。

「国有地の貸付契約の期間を
理財局で特例証人したという
意味だ」と述べた。

今回の証人喚問での大きなポイントは
文書が改ざんされた経緯や真相を
解明することだったが
改ざん文書に関わる質問に対して
逮捕を恐れてか、全て証言を拒否。

佐川宣寿の証人喚問を
わかりやすくまとめると
官僚や政治家の関与ははっきりと拒否
したが、他は全て曖昧に終わった。

個人的には、
大きなポイントである
文書改ざんの経緯や真相が
解明されず、意味のない
証人喚問だったという感想だ。

経緯や真相をわかりやすく解明
しなかったのは
逮捕の可能性を
恐れてのことだと思われるが
事実を述べない限り
話は進まないだろう。

とくダネの小倉智明キャスターも
「ここまでひどいかなと思った」
と感想を述べている。

文書改ざん問題で
犠牲になった職員の家族からしても
残念な証人喚問だったことだろう。

遺族も、「はっきりしてほしい」
と感想を述べていた。

 

佐川宣寿の逮捕の可能性は?

 


佐川宣寿は証人喚問で
逮捕の可能性があるからか
証言拒否を続けた。

わかりやすくまとめると
官僚や政治家の関与は拒否したが
文書改ざんに関しての質問は
全て曖昧な回答に終わった。

ネット上でも
様々な感想が述べられているが
今回の佐川宣寿の証人喚問については
意味のないものだったと
感想を持つ方が多いようだ。

今回の文書改ざん問題についてはもっと
わかりやすく説明してほしいところだが
そもそも、佐川宣寿は
逮捕の可能性があるのだろうか?

佐川宣寿が逮捕されるとして
可能性のある罪は
「公用文書等毀棄罪」
「公文書変造罪」
「虚偽公文書作成罪」
の3つだ。

公用文書等毀棄罪は
文書を一部削除したので
罪に課せられる可能性がある。

公文書変造罪は
作成権限がない人が
公文書を変造した場合に
課せられる罪で
虚偽公文書作成罪は
作成権限のある人が
嘘のないように変造した場合に
課せられる罪だ。

公用文書等毀棄罪は
懲役3ヶ月以上7年以下
公文書変造罪と
偽証公文書作成罪は
懲役1年以上10年以下が
処される。

佐川宣寿への捜査が進めば
逮捕される可能性は十分にあるだろう。

さらに今回の証人喚問で
嘘の承認をしていたとすれば
そちらも罪に問われることもある。

佐川宣寿の逮捕については
今後の捜査次第だろう。

 

まとめ

 


証言拒否の連発で
無意味なものとなってしまった
佐川宣寿の証人喚問。

佐川宣寿は逮捕の可能性もあり
窮地に追いやられていると
言えるだろう。

佐川宣寿だけではなく
日本の官僚、政治家に
ガッカリしている人は
多いはずだ。

国民の期待に応えるような
政治を築いてほしいものだ。

<参考サイト>

毎日新聞
産経ニュース
ライブドアニュース

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