こんにちは。

最近流行りの加熱式タバコについて
ご紹介したいと思います。

従来のタバコへの規制の厳重化や
健康被害に対応して電子タバコや
加熱式タバコの市場が拡大傾向です。

別の記事でも例としてアイコスの
使い方を交えて加熱式タバコの解説を
していますが、ここではアイコスの他に、
グロー、プルームテック等の種類別に
競合の比較をしていきたいと思います。

 

 

加熱式タバコの種類の紹介

 


まず加熱式タバコの種類を紹介する
前段として世界のタバコメーカーに
ついて簡単に紹介します。

2016年7月時点で世界で有力な
たばこメーカーは1位から順に、
PMI、BAT、JT、Imperial、Altriaの
5社が独占しています。

2016年12月19日の時点で、
加熱式タバコの種類は3種類あります。

PMIの日本支社であるPMJが手がけて
いるのが、おなじみのアイコス(iQOS)
です。

2015年に登場した加熱式タバコの
代表格で全国7ヶ所に公式ストアが
あります。

次に知名度が高いのが、JTが開発した
プルームテックで福岡県を中心に展開
しているブランドです。

アイコスに比べるとタバコっぽさが
ありますが筆者は初めて見た時
カラーマーカー(カラーペン)に
見えました。

女性受けの良さそうなスマートな
デザインだと思います。

胸ポケットに入れても全くタバコだとは
気付きません。

そして2016年12月に発売された最新の
ものがグローというBATが開発した
加熱式タバコです。

PMJのアイコスと似ていますが、
アイコスを改良した仕様になっています。

詳しくは次項でご紹介したいと
思います。

 

 

アイコス、グロー、プルームテックの比較

 


加熱式タバコには大きく3種類あること
をご紹介しましたがここでは、
アイコス、グロー、プルームテックの
違いをメリット、デメリットを元に
ご紹介したいと思います。

アイコス(PMJ)

[メリット] ・知名度が高く喫煙コーナーの整備が
進んでいる。
(アイコス専用のお店もあります)

・プルームテックに比べて吸った時の
タバコっぽさが強い。

[デメリット] ・灰は出ないが吸い殻は溜まるので
クリーニングにかかるランニングコスト
が高い。

・若干臭いがあり、何かを蒸したような
焦げ臭さがある。

・アイコスキットの使い方が慣れないと
不便で加熱までに時間がかかり、
吸いたいと思ってから約30秒近くを
必要とする。

・チェーンスモーキングできない。

グロー(BAT)

[メリット] ・アイコスと比較して充電器と
加熱デバイスが一つにまとまっていて
シンプル。

・一度の充電で35本吸える。

[デメリット] ・アイコスに比較して加熱時間が
約40秒で長い。

プルームテック(JT)

[メリット] ・アイコスとグローに比較すると軽量で
デザインがお洒落、女性受けが良さそう。

・カプセル1つで50回吸えることや
アイコスに比べて嫌な匂いがない。

・チェーンスモーキングができる。

・約4千円で買えて比較的値段が安い。

・電子タバコのように
多くのフレーバーがある。

[デメリット] ・アイコスや従来のタバコに比較して
吸った気がしない。

・禁煙のためのタバコという印象が強く、
ニコチン含有量も比較的少ない。

今のところネット上での評判を
まとめると、このような感じです。

クリーンなイメージがある加熱式タバコ
ですが、従来のタバコと同様にニコチン
が含まれています。

2016年4月11日の日本禁煙学会の
報告書によれば、従来のタバコと同様に
使用者及び周囲の人々に危害を及ぼす
もので、害が目に見えにくくなっている
だけで、受動喫煙によるリスクは
避けられず、かえって危険である、
と言われています。

詳細は「いわゆる「新しいタバコ」に
対する日本禁煙学会の見解」という
報告書にまとめられています。

この中でどれを選ぶかは、
禁煙の段階にもよりますが
ランニングコストも考えると
プルームテックかグローを検討します。

ヘビースモーカーであれば
アイコスかグローがいいかもしれません。

まだ出始めで人気なので、
なかなか買えないようですから、
無理して買わずに技術の発展と
コストダウンを待ってもいいかも
しれません。

 

まとめ


いかがでしょうか。

従来のタバコと同様かそれ以上の感覚が
あるアイコス、禁煙補助意識の強い
スマートなプルームテック、最新式で
使いやすいと評判のグローについて
ご紹介しました。

加熱式タバコの3強ですが、これからも
更に新商品が出てくることが
期待できそうですね。

SAT

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