まさ土(真砂土)の特徴とは?広島の土砂崩れ災害の原因だと?脆すぎる地盤!

西日本各地を襲った
西日本豪雨災害の爪痕が激しい広島。

特に土砂崩れ災害が多い。

その原因と調べてみると、どうやら
まさ土という地盤が関係しているらしい。

今回は、まさ土の特徴から土砂崩れ災害を
見て行こう。

 

まさ土の特徴が原因で土砂崩れ災害が起こった?

 


西日本豪雨災害で多くの土砂崩れ災害が
起こっている広島。

他の地域でも土砂崩れ災害は起こっているが
今回は、特に広島の被害が大きい。

これに広島の地盤、まさ土の特徴が
関係していると言う。

まさ土とは一体どの様な特徴のある
地盤なのだろうか。

次では、広島の土砂崩れ災害の
原因と言われている、まさ土の特徴に
ついて調べてみた。

まさ土の特徴とは


広島の土砂崩れ災害を引き起こした
まさ土の特徴とは。

まさ土は、広島に多い地盤だ。

広島の面積の約半分は、花こう岩の
地質で出来ている。

その花こう岩が風化したものが
まさ土と呼ばれる。

まさ土が硬い地盤の上に堆積して出来た
地形が多い。

この崩れやすい特徴の地形に宅地を作る為
山を削って開発を進めた為
必然的に土砂崩れ災害が起こりやすい
地盤となってしまった。

広島は、「土砂災害警戒区域」を全国で
最多の約4万9500カ所と推定。

今回の土砂崩れ災害は、まさ土の特徴が
原因で起こってしまったのだ。

つぎでは、広島の土砂崩れ災害の
詳しい状況などを見て行こう。

 

まさ土が原因で広島の土砂崩れ災害が起こった?

 


先に述べたまさ土の特徴が原因で
広島の土砂崩れ災害が起こった。

現在西日本豪雨災害での被害者は
全国で130人、心肺停止が3人
行方不明者が74人となった。

中でもまさ土の特徴が原因で
大きな土砂崩れ災害が起こった広島は
死者50人とその数は群を抜いている。

とても悲しい事態だ。

広島での土砂崩れ災害は、まだ記憶に新しい
4年前の2014年と
18年前の1999年に同じ様な被害を残した。

次では、これらの広島の過去の土砂崩れ災害の
被害状況などを見て行こう。

広島で過去に起こった土砂崩れ災害


広島は土砂崩れ災害が多い地域だ。

これは、まさ土で出来た地盤の特徴が原因で
過去にも同じような大きな土砂崩れ災害が
起こっている。

1999年6月には、広島市内で集中豪雨による
土砂崩れ災害が発生。

32人が死亡・行方不明となった。

2014年8月には、広島市北部の
安佐南、安佐北の両区で
同じくまさ土の土石流などが襲い
関連死も含め77人が犠牲となった。

過去にも同じような土砂崩れ災害に
見舞われている広島。

またいつ豪雨にさらされ、土砂崩れ災害が
起こるか分からない。

集中豪雨の避難の際に気を付けるべき点が
東京防災より発表されている。

内容は、以下の通りだ。

河川や用水路に近づかない
地面より低い道は通らない
地下。半地下から避難する
冠水している道路は危険

以上4点だ。

また土砂崩れ災害にも種類がある。

がけ崩れ、地滑り、土砂流の3パターンだ。

これらは、五感で早急に事態を把握し
安全な場所へすぐに避難する事が求められる。

ひび割れ、地鳴り、地面から水が噴き出る
などの現象。

また、山鳴り、川の水のにごり、立木が裂ける音
石のぶつかり合う音、腐った土の匂いが
前兆の現象として挙げられている。

これらは広島に限らず、全ての住民が
災害対策の知識として備えなければならない
ものだろう。

今も猛暑の中、必死の救出活動が
続けられている西日本各地の人々が
1人でも多く助かる事を願う。

 

まとめ

 


今回は、まさ土に焦点を置いて
広島での土砂崩れ災害を調べてみた。

今回が初めての土砂崩れ災害ではない
広島は、まさ土で出来た地盤が原因で
過去に何度も土砂崩れ災害を経験している。

自然災害は防ぎようのないものだが、
災害に対する知識や、避難バッグの
準備などを徹底する必要がある。

今後またいつ豪雨に見舞われるか分からない。

今は、先日の西日本豪雨災害で
地盤がかなりゆるんでいる状態だ。

少しの雨にも警戒が必要だ。

<参考サイト>
毎日新聞

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