アメリカ中国の貿易戦争の原因と日本への影響?分かりやすく説明します!

アメリカ中国貿易戦争
更なる激化を深めると考えられます。

原因はトランプ大統領が強い
アメリカを取り返したい事と、
中国の躍進を止めたいからです。

この貿易戦争は日本にも多大な
影響をもたらすと見られています。

 

 

 アメリカと中国の貿易戦争!その原因とは?

 

アメリカのトランプ大統領は、
Twitter上で中国への追加関税
10%から25%にすると発言しました。

この引き上げ発言は、
中国から貿易協議の場で、
譲歩を引き出す狙いがあると
言われています。

益々激化する可能性がある
米中貿易戦争

その原因はどういったものなのか?
記事前半で解説していきます。

また、記事後半では、
日本が米中貿易戦争で受ける
影響について見て行きます。

 アメリカと中国の貿易戦争、その原因①

アメリカと中国の貿易戦争の
原因として、まず挙げられるのが、
トランプ氏の
アメリカ第一主義」です。

わかりやすく説明すると、
他の国よりもアメリカを
第一に優先する政策です。

アメリカは2017年時点で、
貿易赤字が7956億ドル
(日本円で約88兆円)
に上っていました。

このうち半分が中国に対する
貿易赤字でした。

アメリカを第一に優先する政策を
掲げるトランプ大統領は、
中国への貿易赤字を削減する為に、
高い関税をかける事を決定したのです。

これに対して、
中国も報復としての関税をかけて、
貿易戦争が開始される事となりました。

トランプ大統領の強固なアメリカを
最優先する姿勢がわかりますね。

 アメリカと中国の貿易戦争、その原因②

更に、
米中貿易戦争にはもう一つの原因が
あります。

それは、
中国が他の先進国とは異なった
モデルでの発展を遂げているという
事です。

わかりやすく言うと、
中国共産党一党主義体制なのに
市場を発展させてきた事を
アメリカが危惧しているという事です。

WTO(世界貿易機関)では、
開放的な市場主導の経済成長が
原則と見なされていますが、
中国はそれに反して、
共産党政府主導の経済発展
成し遂げてきました。

これは現在主流の経済発展の方法から
逸脱していて、新たに主流となる
可能性があります。

そうなると、
アメリカを含んだ先進国や
WTOに大きなダメージを
与えかねません。

その為に、アメリカは貿易戦争を
起こしてでも中国を抑止したいと
考えているのです。

今まで主流であった事で受けられていた
恩恵や立場が脅かされたら、
なりふり構っていられない事は
想像に難くないですね。

 

 

 アメリカと中国の貿易戦争で日本が受ける影響!

 

アメリカと中国の貿易戦争で
やはり気になるのは、
日本への影響かと思われます。

貿易戦争で日本が受けるのは
恩恵か、不利益か?
詳しく見て行きましょう。

 アメリカ中国貿易戦争の影響!日本が受ける不利益!

残念ながら、アメリカと中国の
貿易戦争で日本が受ける影響は、
不利益です。

米中貿易戦争は日本の主要な
産業である輸出大きなダメージ
与えるからです。

何故、貿易戦争が日本の輸出産業に
ダメージを与えるかという
仕組みについては、
以下の様になっています。

米中が互いに追加関税を課す
→両国の輸入物価が上昇
→米中の個人消費が停滞
→2つの大国の需要低迷
世界経済全体に悪影響を及ぼす
世界全体の景気が悪化
→安全な通貨とされる円が
購入される事となる
→日本が円高となってしまう

円高では、輸入商品の額が下がる
一方で、輸出した商品の額が
海外で大きくなってしまうので、
日本の輸出は伸び悩みます

つまり、
輸出主導型の日本経済は
大きなダメージを受ける事と
なるのです。

正に風が吹けば桶屋が儲かるという
日本への影響の仕方ですね。

 

 

 まとめ

 

日本にとってアメリカ、中国は
輸出と輸入で大きな位置を
占めています。

それ故に、出来るなら穏便に、
2国が貿易協定を済ませて欲しいと
願ってしまいますね。

RuRuhase

<参考サイト>
時事通信社
独立行政法人経済産業研究所
産経新聞

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