東芝が倒産秒読みの原因と倒産しない理由!わかりやすく説明します。

大手企業である東芝が
倒産へ秒読み段階であるという。

だが、一部では
東芝は倒産しない。

とも言われているのだ。

一体、東芝が
倒産する原因は何だろうか?

また、倒産しないという理由も
気になるところである。

その2つの原因と理由を
わかりやすく説明していきたいと思う。

 

 

大手企業、東芝!
倒産への秒読み開始の原因とは?

 

東芝と言えば、
日本人なら誰もが
耳にした事のある大企業である。

サザエさんの提供会社としても
有名だろう。

そんな大手企業の東芝が
倒産へ秒読みとは
一体どういう事なのだろうか?

なるべく、
わかりやすく説明していきたいと思う。

8月10日に東芝は、
2017年3月期決済を発表したのだ。

3月決算を8月に発表というのも
異例の事態なのだが、
更に驚くのはその原因である。

実は1兆円近い、
赤字を出していたのである。

ご存じの方も多いと思うが
アメリカでの原子力事業の
失敗が原因だ。

金額が大きすぎて、ついていけない。

確かに金額をみると
わかりやすく倒産への秒読み段階だ
と言えるだろう。

だが、東芝はその倒産への
秒読み段階の原因を解消する為に、
アメリカの投資ファンドを通じて
半導体メモリ事業の
売却を考えていたのだ。

東芝は、
半導体メモリ事業を売却した資金で
2兆円を手に入れ、
銀行からの借り入れを
返却しようとしているのである。

だが、本来であれば、
事業販売は5月の時点で売却先が
決まるはずだったのだが、未だに、
売却先が決まってないのだ。

これが、
倒産への秒読み段階の原因である。

なぜ、東芝は、
最も力の入れていた
半導体事業を販売してまで、
銀行への借り入れを
返そうとしているのだろうか?

もちろん、借りたお金を返す事は
大事である。

それも重要なのだが、
実は、東芝はすでに1回
債務超過しているのだ。

債務超過が2期連続で続くと、
上場廃止やこれ以上の
融資は期待できない。

借りた金額を返済能力がないと
銀行が判断する為だ。

これが、東芝が倒産へ秒読み段階だ。

と言われる原因である。

 

 

東芝が倒産しない理由?
わかりやすく説明してみた。

 


そんな、倒産へ秒読み段階
と言われている東芝だが、
倒産しないだろう
とも言われているのだ。

ここまで、読んでいただけたら、
銀行から借りた金額が返せないし、
返す方法である半導体事業の買い手も
決まっていないではないか。

と思われるだろう。

では、東芝が倒産しない理由とは
どんな事があげられるのだろうか。

わかりやすく簡単に説明していこう。

まず、先ほど述べた通り、
東芝は銀行から多くの借金をしている。

その東芝が倒産したと仮定しよう。

そうなると、貸していた銀行は
どうなってしまうのか。

ここがまず、
倒産しない理由の1つなのだ。

会社が倒産すると、
残っている会社の借金は
社長など、連帯保証人が
返却していくことになるのだ。

だが、個人で東芝ほど大きな会社の
借金の返済をするのは難しいであろう。

その為、自己破産する事になるのだ。

わかりやすく言うと、銀行は
貸したお金が返却されず、
銀行も共倒れしてしまうという
苦しい状況に陥ってしまうのである。

銀行へ大ダメージがまず、
倒産しない理由の1つである。

さらに、東芝ほどの大きな会社である。

まだ、倒産しない理由は続く。

東芝は、世界でも類を見ないほどの
原発プラント企業なのだ。

東芝が倒産してしまったら
他の数少ない原発プラント企業に
大きな負担となるのだ。

わかりやすく言うと、
他の原発プラント企業に、
大きな負担を与えたため
正常に原発が稼働しなくなったら
電力不足だけでなく、
放射能汚染の危険もあるかもしれない。

という事なのだ。

まだ、倒産しない理由は続く。

東芝は国策企業と言われているのだ。

東芝だけではないが、日本を代表する
大きな会社は、国も簡単に
倒産させたくないものである。

わかりやすく説明すると
大きな会社が倒産してしまった事で、
その会社だけでなく、
関係していた会社まで
倒産してしまうためだ。

そうなると、労働力が減り、
国の資金源となる税金も減ってしまう。

更に政府への批判も増え、
安定した政治が出来なくなるのだ。

さて、これまで、
東芝が倒産しない理由をわかりやすく
いくつか挙げてきたが、
もちろん、これ以外にも
倒産しない理由は
いくつかあるのである。

だが、東芝が倒産まで秒読み段階なのは
紛れもない事実なのだ。

倒産しない理由に
甘えているだけでなく、
秒読み段階まで進んだ原因の見直しと
改善をしてもらいたいものだ。

HARU

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