8月最終週ともなれば、夏休みやお盆休み
などゆっくり休める夏の休日も終わって
しまった方が多いだろう。
次に待つ楽しみとしては、9月の大型連休
「シルバーウィーク」が気になるところ。
しかし、今年2018年、来年2019年は
大型連休にならないようなのだ。
ならば次はいつ訪れるのだろうか?
この先の連休事情と、そのからくりも
併せて調べてみた。
2018年も2019年もシルバーウィーク無し!?
「次の連休はいつかな」
「来年の休みはどこに行こうかな」
などと思いを巡らせるのは楽しいもの。
しかしそんな方は、2018年、2019年の
悲しいシルバーウィーク事情にもう
お気づきのことだろう。
後ほど説明するが、2018年のみならず
2019年までも、とても大型連休とは
言えない並びだ。
2018年は台風の影響でお盆時期に
予定されていた数々のイベントや
ライブが中止に。
シルバーウィークで穴埋めしたかった
人々の無念の声が聞こえてくるようだ。
そもそもシルバーウィークは毎年ある
ものではないのか!?
その定義やからくりも気になる。
文章後半では、シルバーウィークと
呼べる大型連休が次はいつ来るのか
を紹介しよう。
2018年、2019年のシルバーウィーク事情
まずは、気になる2018年9月の
シルバーウィークの状況を見てみよう。
結論から言うと、2018年の
シルバーウィークは3連休×2のみだ。
並びは以下の通り。
~1回目~
15日(土)
16日(日)
17日(月)敬老の日
~2回目~
22日(土)
23日(日)秋分の日
24日(月)振替休日
会社勤めしている方にとっては、
「今月はいつもより3連休が多いな」
くらいの感覚で終わりそうである。
更に、2019年9月のシルバーウィーク
も先取りして調べてみたところ、
2018年と全くと言って良いほど
同じような並びだったのだ。
~1回目~
14日(土)
15日(日)
16日(月)敬老の日
~2回目~
21日(土)
22日(日)
23日(月)秋分の日
こう見てみると、果たして
シルバーウィークの大型連休とは
どのようにして成立していたのだろうか?
と疑問に感じる。
直近で「大型連休だ!」と騒がれた
シルバーウィークは2015年。
5連休に有休も合わせて9連休をとった
人も多かったはずだが、その時は
どんな並びだったのだろう。
次の章で、シルバーウィークの定義や
からくりについて解説する!
シルバーウィークはかなり貴重!?
2018年、2019年の普通すぎる3連休
シルバーウィークにがっかりした方も
多いだろう。
ここでは、そもそもシルバーウィーク
とは何なのか?どのように作られる
連休なのか?等の疑問を解決しよう。
シルバーウィークとは、一般的には
祝祭日が多い9月に発生する大型連休
の事を指す。
しかし、○日間と決まっている
わけではなく、
「祝日法」と「秋分の日の日付」
によって左右される。
つまり、この2つの組み合わせによって
大型連休になるかそうではないかが
決定するという事だ。
よりわかりやすいように、
大型シルバーウィークだった2015年9月
の例を見てみよう。
19日(土)
20日(日)
21日(月)敬老の日
22日(火)国民の休日
23日(水)秋分の日
2015年は、祝日である「敬老の日」と
「秋分の日」に普通の平日が挟まれた。
その場合、祝日法が適用され、挟まれた
22日は休日となるのだ。
しかしややこしいのは、秋分の日は
固定ではないという点。
毎年国立天文台の天体観測によって
日付が決定される為、このような並びに
なる事は珍しいのだ。
少なくとも2018年、2019年は
この並びにかすりもしなかった。
秋分の日が必ず敬老の日の翌々日だったら
良いのに…と思ったのは
筆者だけでは無いはずだ。
次のシルバーウィークはいつ!?
ここまでは、2018年、2019年の
シルバーウィーク事情と、大型連休の
からくりを説明してきた。
前章で秋分の日の日付や祝日法の適用に
よって変わってくると解説したが、
秋分の日がいつになるかの予測は既に
ついており、そこまでズレるものでは
ないと言う。
ならばここから先は、次にいつ大型
シルバーウィークがやって来るのか
を調査しよう!
次に待つ楽しみを考えれば、
辛い仕事も乗り切れるはずだ!
次回のシルバーウィークは〇年後!?
次に大型シルバーウィークがやって来る
のはいつなのか!?
調べてみたところ、衝撃の事実が。
何と、次回5連休が予想されているのは
8年後の2026年だったのだ!
更に先まで見てみると、2037年、2043年、
2054年、2071年、2094年、2099年と続く。
最長で20年以上も5連休が無い時も。
「ならば次の4連休はいつ?」と考えて
調べたが、それでも次にやって来るのは
2032年、2049年…と気が遠くなりそうな
結果となった。
いつも存在するわけではない
シルバーウィークは、白金の稀少性とかけて
プラチナウィークとも呼ばれている。
むしろそちらを正式名称にした方が
良いのではないだろうか…。
それでも、毎年9月が近づくと
「シルバーウィーク特集」や
「大型連休に行きたい観光名所特集」
などが組まれ、近場の温泉旅行計画を
立てている人などを多く見かける。
大した連休ではないとわかっていても、
定期的に心身をリフレッシュさせよう
と皆が努力しているのだ。
この状況に悲観せず、次に待つ年末年始休暇
を心の拠り所にして頑張って行くしかない。
シルバーウィークへの世間の声まとめ
最後に、シルバーウィークについて世間が
どのように感じているのかをまとめた。
結局、今年は休みが少なかったから、去年みたいにぶらり旅は出来なかった。
シルバーウィークは仕事で潰れるだろうし— ゆうなぎ@10/27angela野音 (@Yunagi2435) 2018年8月27日
今年のシルバーウィークは連休って感じしないけど、土曜日にヴァンフォーレ甲府の試合を見て日曜日に観光、月祝日にフィロソフィーのダンスを見る三連休が可能ですね?
— たっきー (@tak_shonan) 2018年8月22日
休暇も最終日になった。次の楽しみはシルバーウィーク。それまでまたコツコツ毎日を積み重ねる。仕事辞めたい病はきっと仕事をしている限り続くと思う。適当に流しながら目の前のことを片付けていくしかない。とりあえず日曜日を思い切り楽しもう。
— シラユキ (@N0WHEReN0b0DY) 2018年8月18日
ネットの声を見てみると、
「仕事でシルバーウィークなんて無い」
という人が多かった。
ゴールデンウィークと比べるとまだそこまで
定着していないのが実情のようだ。
更に、大型連休にはならなくても
3連休の中で楽しもうと前向きに
考えている人が意外にも多数いた。
休みの長さには関係なく、連休の存在
自体が毎日の活力になっている
という事である。
まとめ
今回は、近年のシルバーウィーク事情や
そのからくりについて調査した!
2018年2019年に限らず、この先何年も
大型連休が無い事には衝撃を受けた。
しかし、ただでさえ月曜日の祝日で
3連休が多い今。
贅沢を言わず、3連休をありがたく
大切に使おうと改めて思った。
miya
<参考サイト>
Wikipedia
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