北朝鮮ミサイルはなぜ早朝に北海道へ打つ?なぜ迎撃しない?

北朝鮮ミサイルが再び
2017年9月15日に北海道を飛び越えて
太平洋上に着水した。

なぜ北海道に早朝にミサイルを打つのか
は最近の北朝鮮の動向から様々な憶測が
あるが、日本側がなぜ迎撃しないのかは
それなりの理由がある。

北朝鮮がこれ以上核開発を進め、
ミサイルを打つ等の挑発行為を繰り返す
事による結論は、一つしかない。

 

北朝鮮ミサイルを打つ方角は北海道で、またも早朝だった

 


2017年8月29日に北朝鮮ミサイル
「火星12号」が北海道の
襟裳岬上空を飛び越えるコースに
打つ事態が発生し、火星12号は
太平洋上に落下した。

そしてその約半月後の9月15日、
早朝の6時57分頃に再び
北海道上空のコースに北朝鮮ミサイルが
通過し、襟裳岬東約2000kmの太平洋上に
着水した。

「二度あることは三度ある」と言うが
またこのコースを通る北朝鮮ミサイルが
早朝に打つ事になるかと思うと、
北海道住民の方々も、まるで幕末の頃に
ペリーの黒船が来航した時の江戸幕府の
うろたえぶりを皮肉った歌
「太平の眠りを覚ます上喜撰
たった四杯で夜も眠れず」という心境に
陥っていると想像される。

この時江戸のお台場にあった大砲が
早朝に弾を打つ事態にはならなかったが
日本は明治以降国際社会の波に
揉まれる。

因みに「上喜撰」とは上等なお茶の事で
ペリーの黒い蒸気船にかけた物だが、
北朝鮮ミサイルの脅威がもたらす
眠りの妨げは、上喜撰のカフェイン
どころではない。

もし北朝鮮ミサイルがまた早朝に打つ
事で北海道に着弾するかもしれない
事態になればどうなるかは
想像に難くない。

またやかましくJアラートが鳴り響き、
それからすぐに北朝鮮ミサイルが
着弾する事態になる事は間違いなく、
早朝に眠りを覚まされる上甚大な被害を
こうむる事もある。

こうした色々な事態が想定されるが、
前回の8月29日も北朝鮮が打つ
ミサイルが早朝の7時であったが、
なぜ早朝に北海道上空に
北朝鮮ミサイルが打たれるのだろうか?

そしてなぜ打つ方角が北海道なのか?

 

北朝鮮ミサイルをなぜ日本は迎撃しないのか

 


日本国民がその脅威に晒されており、
なお日本側もなぜ迎撃しないのかと
言われる北朝鮮ミサイルであるが、
なぜ北朝鮮が打つミサイルの時間と方角
がなぜ上述の通りなのかについての
憶測は、最近の外交コメントから
様々なものがある。

時間に関していえば、そもそも
ミサイルの発射には風があっては
ならないので、早朝の無風状態になる
時間に発射する事が必要なのが
その理由であり、信憑性からすれば
もっともである。

次になぜこの方角なのかという
疑問に関しては、
なぜなら北朝鮮は米軍基地がある
グアム島に対しミサイルを放つ等の
挑発言動を何回も行う事で
アメリカの外圧を受けて
ミサイルの発射方角を変えた、或いは
外圧の圧力に屈しないポーズを取る為に
関係のない北海道の方角にミサイルの
発射方角を変えた、という物だ。

ただこの方角の件は、あくまでも
北朝鮮側がどう思っているかの想定で、
北朝鮮ミサイルが北海道に飛んでくる
のは、
「なぜなら単に日本側が迎撃しない
から軽く見られている」との考えの
延長線上にある物だ。

日本側もなぜ北朝鮮ミサイルを
迎撃しないかとの声もあるが、そもそも
北朝鮮ミサイルが日本に飛んでくる時点
で落下して着弾する体勢に入っていて、
方向転換が効かないので必要とあらば
簡単に迎撃できる。

よって上記した北朝鮮ミサイルによる
事態は絶対起こらない訳ではないが、
ミサイルの軌道から考慮して照準は
付けやすいのだ。

また迎撃しない理由は日本本土に
北朝鮮ミサイルが着弾する事が無い限り
日本政府から破壊措置命令が自衛隊に
下されない事と、迎撃によって自衛隊の
武器の能力や手の内を読まれる危険も
考慮しての事だ。

つまり「迎撃しない」ことが最上の手段
なのだ。

またこの種の迎撃システムは
第二次世界大戦においてすでに、
爆撃機B-29に搭載の、
ターゲットを照準器に捉えて自動的に
弾道計算を行い射撃するシステムである
火器管制装置が開発されており、
現代では北朝鮮ミサイルを捉える事が
出来る程そのシステムは進んでいる。

また日本政府では北朝鮮ミサイルが
発射されてすぐにその弾道を完全に把握
しており、安倍首相は日本国民の生命を
守る為に万全の態勢をとっていると
述べた。

今月と来月は北朝鮮国内の記念日を
迎え、核開発とミサイル発射を
また繰り返しても、北朝鮮にとって
不利になる可能性が高い。

なぜなら日本本土に着弾の可能性の無い
北朝鮮ミサイルを迎撃しないでも
北朝鮮がこのような事を繰り返せば
国際的な制裁の圧力は
強まるだけだからだ。

 

まとめ

 


先月に続いて再び北朝鮮ミサイルが
早朝に北海道に向けて発射された
事態が発生し、またもJアラートが
盛大に鳴り響いた。

なぜミサイルを打つ時間と方角が
そうなっているかは色々憶測もあるが
日本本土に着弾の可能性が無い限り
迎撃しないでも別に問題は無い。

江戸時代の開国は外圧による側面が
大きかったが、今度はこちらから
能動的に北朝鮮に対しての外圧を
強化する他ないだろう。

参考サイト
//trendyinfo.tokyo/3135.html
//perspective.wp-x.jp/archives/4035
//harukaze.tokyo/2017/02/14/md/

おすすめの記事