清國・元大関の5億円詐欺事件!?女将と洗脳した犯人の真相は?

元大関の清國は同期の大鵬の様に横綱に
昇進する事は無かったが、その腕力で
豪快に相手をねじ伏せた名大関である。

引退後は数々の不幸に見舞われて
しまったが、一番心を痛めていたで
あろう事は、彼の夫人であり
伊勢ヶ濱部屋の女将である麻記子氏が
捏造記事の風評被害と5億円の詐欺事件
に見舞われた事は間違い無い。

信じられない事に、洗脳もあったと
いわれるこの一連の事件は、
意外な人物が犯人であった。

 

清國・元大関の5億円詐欺事件は女将追い出しの為!?

 


昭和の名横綱・大鵬の同期の元大関で
ある清國は、伊勢ヶ濱部屋の再興等で
現在でも相撲界に尽力し、自らの名を
冠した東京都台東区の相撲茶屋・清國
では彼の現在の妻、麻記子氏が女将を
務めている。

そして清國の次男の嘉由生は、元大関の
父を追って行こうと考えた時期も
あったが、現在落語家の「林家木りん」
となる等、今の彼は順調ではあるが、
彼の親方時代は妻麻記子氏が週刊誌に
捏造記事を書かれて名誉が傷つけられ、
更には所有していた文京区白山の
5億円の土地を詐欺事件で失う等の
苦難にもあった。

その犯人は清國の身内といわれ、
女将となっていた麻記子氏の放出を図り
5億円の詐欺事件を起こしたと言われ、
清國が天理教の信者であった事から
その犯人から麻記子氏に向けて
洗脳があった事も指摘されていたが
洗脳があったかどうかは明らかに
なっていない。

元大関・清國の苦難は現役時代の晩年から!


現役時代は同期の大鵬と違い、横綱には
縁が無かったものの、大関として存在感
を見せていた清國が引退を決意した原因
は心臓疾患による物であった。

そして1974年の1月場所中、これ以上
現役を続行すると命に関わると判断し、
引退を決意する。

その後師匠の伊勢ヶ濱親方の死去を受け
7代目伊勢ヶ濱を襲名し、前頭にまで
出世した若瀬川を輩出する等、
後進の育成に成果を上げていたが、
1985年に当時の妻、長男、長女が
日本航空123便墜落事故に遭遇して
しまう。

そして現在の妻であり女将である
麻記子氏と再婚し、1989年に次男の
嘉由生を授かるが、あろうことか彼の
身内が犯人となって上述の捏造記事を
書かれ、自らの所有する土地が
詐欺事件でだまし取られて5億円の
被害を受けるという、元大関の人気者で
売っていた現役時代とはあまりにも
境遇が変わってしまった。

女将であった麻記子氏への洗脳も噂が
あった一連の事件は犯人が逮捕された
事で一応の決着を見たが、以後の2人の
生活の足場を固めるまでには
困難を味わう事になる。

詐欺事件以降の部屋の困難な運営!


女将の麻記子氏への洗脳の憶測も
生んだ程の捏造記事の風評被害と
5億円の詐欺被害は清國があたっていた
部屋の運営にも暗い影を落としていた。

上述の日本航空123便の事故で家族を
失った際にも元来の明るい性格が
影を潜め、その落胆ぶりにも同情の
声があったが、この「ダブル張り手」
のショックもまた相当な物であった事は
想像に難くない。

現役時代は凄まじく強烈といわれた
「右のおっつけ」で同期の大鵬の左ひじ
にダメージを負わせた程のパワーに物を
言わせたが、今回ばかりは
「押し切られた」様にも見えた。

しかし、元大関である清國本人の意地も
あっただけでなく、妻である女将の
後押しもあり、ホテルを転々とする
生活を送りながらも、千葉県柏市と
東京都台東区に新しく部屋を開設するに
至る。

そして理事から監察委員を歴任して
後進に道を譲ったが、彼の身内が犯人と
なって捏造記事の風評被害を受け、
そして洗脳も噂されたばかりか
5億円の詐欺事件にあった元大関の
清國の夫人、麻記子氏とはどの様な
人物なのか?

 

犯人の洗脳?元大関清國の夫人・麻記子女将の家柄!

 


「相撲部屋の女将」となる女性には
元芸能人というケースもあり、例えば
二所ノ関親方(元若嶋津関)の夫人は、
元歌手でタレントであった高田みづえで
ある。

しかしながら元大関・清國の夫人、
麻記子氏のケースの様に雑誌での
風評被害のみならず、洗脳の噂もあった
上に5億円の詐欺被害を犯人となる
身内から受けた事は、前代未聞と
言えるであろう。

近年の日馬富士関の暴行事件の様に
相撲界でいう「可愛がり」の問題視が
されていたが、まさか元大関の清國の
部屋の女将が、犯人に風評被害と
5億円の詐欺事件という、現役力士でも
受けない可愛がりを受けた事は
衝撃の事実であり、洗脳の噂が出ても
鵜呑みにしかねないと思われる。

その被害者、麻記子氏の家柄はどの様な
ものであるのか?

伊勢ヶ濱部屋の女将は犬山城城主の末裔!


元大関・清國の夫人、伊勢ヶ濱部屋の
女将であった麻記子氏は、国宝となって
いる城、愛知県犬山市の犬山城の第12代
城主、平岩親吉(ひらいわちかよし)の
末裔である。

彼はその私心の無さと正直さから
徳川家康の信任も厚かったといわれ、
女将業に邁進できたことも、そして
5億円の詐欺被害にあったにも関わらず
上述のように部屋を新規に設ける事が
出来たのも、末裔である麻記子氏の
内助の功のたまものと考えられる。

彼女には元女優のキャリアがあり、
女将となって長い年月が経った
その雰囲気も華があるが、噂にもなった
犯人による洗脳とは無縁な、
自然な魅力がある。

清國の妹夫婦との仲と甥の玉乃島への批判?


元大関・清國の妹は、元ミドル級王者の
タートル岡部である。

念の為に述べておくが、彼ら妹夫婦は
上に述べた、洗脳まで噂された5億円の
詐欺事件を含む一連の事件の犯人とは
関係は無い。

清國と彼の妹夫婦の折り合いの悪さは
よく知られており、それを象徴するかの
様にタートル岡部のファイトスタイルは
亀の様に地味そのものであった。

対して元大関・清國の現役時代は
「きれいなお相撲さん」と言われた様に
その洗脳さえされかねない程の
イケメン振りにも関わらず、その腕力に
物を言わせた豪放な相撲で知られた。

この事を見ても、身内でありながら
ソリが合わない事は納得が出来る。

その事を裏付けるかの様に、2004年に
週刊誌上で清國は元大関として物申す
形で現役力士の気概を問う意見を
述べたが、その批判に上がったのが
タートル岡部の次男である玉乃島関で
あった。

これが「勇み足」となって彼は役員職を
解かれてしまったが、その時点での
角界に一石を投じた事は間違い無い。

だからこそ彼の妻、女将の麻記子氏も
しっかりと清國を支えている事は確か
なのであるが、5億円の詐欺事件他の
一連の事件の犯人が、今の所一般には
身内としか知らされていない事は
事情が気になる所である。

 

まとめ

 


元大関の清國は、その腕力だけでなく、
きちんと両手をついて立合う真面目さも
あった。

その性格が角界に物申して権威を損ねる
犯人とされる原因となった事は気の毒
ともいえるが、女将である麻記子氏の
内助の功があったにせよ、洗脳の噂も
あった5億円詐欺事件他一連の被害から
立ち直ったのは彼の真面目さによる事は
確かであろう。

その事件の犯人が身内であった事で
清國の胸の中を去来する思いは
どの様な物なのだろうか?

参考サイト

中日新聞プラス
Wikipedia

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