世界から見ると日本は働き過ぎている
イメージを持たれている事は
よく知るところだろう。
有休を消化する事に罪悪感を
持っている人も少なくない。
そんな有休を取得する時の理由の
書き方や退職給与時の
有休の買い上げについて
紹介していこう。
有休消化に罪悪感もってる?
日本人は協調性が高く、責任感が強い人
が多いのではないだろうか。
とある旅行サイトがおもしろい調査結果
を発表したのである。
有休を消化する時に罪悪感があると
考えている日本人は60%以上で
有休消化率は世界最下位だというのだ。
会社で同僚などが忙しく働いている中
有休消化で働いていないと思うと
罪悪感を持つ人もいるかもしれない。
だが、有休の消化については
取得しやすい環境の整備と
有休を消化するために必要な対策に
努めなければならないと
定められているのである。
更に、強く言うのであれば
1年の内、最低でも5日分の有休は
個人的な理由で消化する事ができると
労使協定で定められているのだ。
定められている。と言われたところで
働き方改革の為、残業せずに帰れと
言われている職場も多いだろう。
そんな中、残業が出来ない為
仕事も残している状態で
有休を消化するのは
罪悪感が出てしまうのは
仕方のない事と思ってしまう
のではないだろうか。
ジタハラ(時短ハラスメント)が
まかり通っている職場では
有休消化は少し敷居が
高いかもしれないのだ。
有休の理由の書き方と退職給与買い上げって何?
さて、有休の取得の仕方は
会社によって様々だろう。
中には書類で有休申請書を出す場合も
あるのではないだろうか。
そこで、有休の理由の書き方や
退職給与時の
有休買い上げについて
説明していこう。
有休の理由の書き方
有休を書類で申請する場合、
会社で使用しているテンプレートを
使用するのが一般的である。
フォーマットとしては
休暇期間
休暇事由
休暇中の連絡先
などの項目が必要となるのだ。
インターネット上にわかりやすい
テンプレートが無料で配布されている
場合もあるので、そちらを参考に
するのもいいかもしれない。
一番、頭を悩ませるのが
休暇事由ではないだろうか。
例えば、子供が病気になった時などは
「家族の看護の為」
遊びや旅行に行くときは
「私用の為」「私事の為」
研修やセミナーの場合は
「自己啓発の為」
冠婚葬祭の場合は
「私用の為」「私事の為」
と記入するのが
良いのではないだろうか。
退職給与の有休買い上げって?
まず、最初に伝えておきたいのだが
有休の買い上げは違法なのである。
その中でも例外が認められているのが
大量に有休が与えられている場合と
2年以上経過し、消滅してしまった有休
そして、退職時に余っている有休
の3パターンである。
更に、この有休の買い上げについては
会社の任意となるのだ。
退職時に、有休が使いきれないので
買い上げてほしいと思っていても
会社がNo!と言えば
有休の買い上げはされないのである。
そこを踏まえた上で
退職給与での有休の買い上げについて
説明していこう。
退職給与とは退職する事で
支給されるすべての給与のこと
を指すのである。
退職所得の金額は、原則として、次のように計算します。
(収入金額(源泉徴収される前の金額) - 退職所得控除額) × 1 / 2 = 退職所得の金額
引用:国税庁
更に退職所得控除額も20年以下と
以上によって計算方法が
変わってくるのだ。
パートで働いている方などは退職金など
についても税金がかかってしまうので
丸々、手元に残る事は
ないと言われている。
調べてみると有休の買い上げは
任意である事と、2年経過すれば
有休はなくなってしまう事から
やはり、取得して消化していく事が
一番、理にかなっている
のではないだろうか。
有休の本来の在り方は
リフレッシュして
仕事の効率を上げる事である。
大手企業にお勤めであっても
体調を崩してしまったら
どうにもならないのだ。
自分の身体のメンテナンスの為に
しっかり有休を満喫する事を
おすすめしたい。
HARU
参考
//bizocean.jp/doc/howto/104/
//ja.wikipedia.org/wiki/年次休暇、有休
他