お笑い界の重鎮、ビートたけしが
「オフィス北野」を退社する事が
明らかになった。
退社後は独立というコースを歩むが、
ここに来てたけし軍団の去就も注目が
集まっている。
テレビと映画での年収が130億とも
言われており、その多大な納税額に
立腹した事もあったが、妻への財産譲渡
も含め、断捨離の上での隠居との推測も
上がっている。
(敬称略)
※記事末尾に後日記事あり
漫才師ビートたけしは年収ではなく納税額が130億超だった!
お笑い界のビッグネームであると同時に
「世界のキタノ」であるビートたけしが
2018年3月で「オフィス北野」を退社し
独立する事となったが、隠居との声も
ある。
テレビと映画の収入と合わせて年収が
130億円とも言われ、相応の納税額も
あるオフィス北野の稼ぎ頭を失う事は
当然ながら大打撃であり、同事務所の
森社長は社名変更と規模の縮小を
示唆している。
もっとも隠居の声もある年齢に達して
いるとはいえ、年収が130億円とも
言われ、相応の納税額もあるスケールの
芸能人ビートたけしの退社後の独立以後
の動向に注目が集まっている。
その天才ぶりを裏付けるかの様に、
「世界のキタノ」としての
ビートたけしの映画の興行収入は、
2003年の「座頭市」の約28億円を始め
2010年からの「アウトレイジ」シリーズ
が約14億円と、創作活動だけでも
相当の年収を得ていた事になる。
加えて漫才ブームの頃からよく出演を
しているテレビでの年収は、
「ニュースキャスター」他5本の
レギュラー番組を抱えている事で、
納税額を引かれた分の年収は10億円とも
言われ、130億円といわれる額面は
恐らく納税額込の物と思われる。
ここまで精力的に活動して
オフィス北野の屋台骨を長い間支えて
来た事を考えれば、未だ意気盛んとも
見られ、退社した上での独立は同事務所
にとって大変に惜しまれる事に
違いない。
70歳を超えた事で当然の様に隠居とも
言われていた。
レギュラー番組の一つである
「ニュースキャスター」で、
街頭アンケートでビートたけしの年収を
聞きたいとの声があり、スタッフが
本人に本当の所を聞いた所、納税額と
事務所に入ってくる分を引くと
1億はあるが、人におごる金を引くと
何百万と答えていた。
しかしながら栄枯盛衰のある芸能界に
いながら映画監督での収入を考えれば、
総資産額は少なくとも200億円は
見込まれている。
だがその現在の資産は、ビートたけしの
冠番組「TVタックル」内で遺産の相続が
取り上げられた際、番組内で妻への
「生前贈与」の発言をしていた。
自身が家に帰っていない事は以前から
彼のネタになっていたが、この事の
負い目があった故の物と考えられる。
そしてビートたけしの年収に関する裏話
には本人も怒りを隠せない事実もあり、
彼の冠番組である
「たけしのニッポンのミカタ!」では
その事で高須クリニックの院長である
高須克哉氏と大いに盛り上がっていた。
ビートたけしは
80年代の漫才ブームの時には130億円
どころか200億円を超える年収を得たが
その時の納税額は180億円であった事を
明かしていた。
その高い割合の納税額には高須院長も
同調しており、同院長もまた年収から
9割の金額を引かれた事を述べている。
ビートたけしが、年収ではなく納税額が
130億円を超えていた事実はいかに
漫才ブームが盛り上がったかという事実
を見せ付けられるが、一時代を築いた
芸能人がオフィス北野を退社後、
隠居とも受け止められる独立をした事は
時代の区切りなのだろうか?
しかし彼も芸人である以上、年齢相応に
なって妻への断捨離を進める他に、
芸風もそれに合わせて年季の入った
味を出す為、隠居とも見える退社と
独立をしたとも考えられるコメントを
残している。
ビートたけしが退社後の独立に当たって目指す隠居の境地とは?
年収が130億円ともいわれ、漫才ブーム
の時には130億円以上の納税額であった
ばかりでなく、その才能を遺憾なく発揮
していたビートたけしが隠居とも噂を
される退社の上での独立は、「殿」で
あるビートたけしが結成した
「たけし軍団」の動向にも
影響を与えている。
年収も納税額も知名度に応じた物では
あっても、その結束力は1986年に起きた
「フライデー事件」で悪い方向でも
有名になってしまったが良い意味でも
有名であった。
だが「殿」の退社後の独立においては、
オフィス北野に残るのも、退社して独立
した自分について来る事も本人の判断に
任せる事を、ビートたけしは
軍団員に告げている事が「隠居」の
イメージを増幅させている面もある。
しかしビートたけしの原点は、
あくまでも「芸」であり、これからも
芸を続けて行くに当たって「年季」が
必要と考えている事を示唆する
コメントを残している。
例えば落語家に必要な要素は、その人の
ユーモラスな面である「フラ」という事
は有名であるが、リアクション一つでも
古今亭志ん生といったベテランがやる物
と若い落語家がやって見せるのとでは
年収と納税額にも見られる様な
はっきりした違いがあり、隠居をしても
不思議では無い年齢を感じさせる
様にならなければという見解を示した。
年収130億円とも言われ、
全盛期の納税額は130億円以上であった
ビートたけしが、北野オフィスの大黒柱
である事を辞め、退社の上での独立を
する意思決定をした事は隠居の為と
いうよりも新たな芸風の開拓を目指す
為という面が大きいと思われる。
つまり前向きな退社の上での独立と
考えるべきだろう。
ちなみに退社後の独立に当たっては
ビジネス上のパートナーである18歳下の
女性は「愛人」とも報じられたが、
ビートたけしは上述の納税額の時とは
打って変わって慌てず騒がず、性欲が
起こらないというご隠居の様な
ユーモラスな主張を行った。
このあたりに破格の年収と130億円以上
の納税額があった漫才ブームの頃と
変わらない切れ味を感じさせる。
まとめ
北野オフィスの森社長は、退社して独立
の意向を示したビートたけしに対し、
破格の年収と130億円以上の納税額が
あった全盛期と違う、70歳を超えた
現在の彼の新境地を目指す意向に
理解を示している。
だからこそファンは今後の
ビートたけしに期待を込めて見守る事が
求められる。
年齢相応の行動をする事で、
隠居とも取れる退社後の独立の流れは、
これから確立する芸風を見据えての
事と考えられる。
後日追記
上述の記事は、ビートたけし独立の
一報を受けた直後に執筆している。
それが故、キレイに纏めようという
思いがあったが、まさか、たけし軍団
による声明文によって、ここまで
ドロ沼化するとは思ってもみなかった。
タレントと会社側は、
実務とマネジメントという明確な
分業がなされている。
病院で例えれば、
タレントが医者や看護師の役回りで
トップの院長はビートたけし、
会社側は医療事務の役回りで、
トップの理事長は森社長という事になる。
この会社の人気を上げるのは、
ビートたけし率いるタレント側であり
経理やスケジューリングを会社側が
担っているという分かりやすい分業だ。
これを踏まえて、給料や役員報酬の面で
会社側が高待遇され、タレントが
冷遇されているとし、特に今回、
赤字決算をした事で、不満が爆発した。
たけし軍団メンバーはもとより、
ビートたけしは超人的なスケジュールで
仕事をこなしている、にも関わらず、
赤字決算になるのは、社員の給料や
役員報酬が高額な為で、是正する
必用があると主張。
更に、森社長が自社株を買い集め、
実質的に絶対権力を握った事に対し、
ビートたけしと、たけし軍団メンバー
そして森社長で会合し、株を分ける様に
提案していた。
この時の事を森社長は、恫喝に近いと
感想を述べている。
この問題は暫く、迷走を続けるだろう。
<参考サイト>
gooニュース