2017年10月22日に行われる
衆院選と一緒に
もう一つの投票が実行されるのだ。
国民の審査というと重い響きだが
どういった意味合いがあるのだろうか?
簡単に説明しよう。
また、
最高裁判官の情報や罷免に関しても
わかりやすく調べてみよう。
国民審査とは?簡単に説明!
きたる2017年10月22日に
衆院選の選挙が行われるのは
ご存じであろう。
それと同時に
憲法の番人と言われる
最高裁判官の
国民審査が行われるのだ。
簡単に説明すると
最高裁判官の
人気投票という訳なのだが
なぜ2017年10月22日に
国民審査が実行されるのか?
国民審査と衆院選選挙が
同時に実行する事は
憲法で決められているのだ。
簡単に
国民審査で裁判官に
投票する事について説明すると
最高裁判官に就任して
初めて行われる衆院選で
このまま続けていいかどうか
国民に審査してもらうのである。
更に、10年最高裁判官を
続けた者も
もう一度、国民の審査を
行ってもらわなければならない。
という憲法なのである。
日本の国民は
司法にあまり興味を持っておらず
報道機関も同時に開催される
衆院選のニュースばかりの為
海外では国民審査について
「お飾り」
という声があがっている。
また、
最高裁判官の定年は70歳であり
最高裁判官に任命される年齢は
ほとんどが60歳以上というのだ。
簡単に言えば
最初の一度だけ
審査されれば定年までの間
もう一度、国民審査を受ける程
長く勤めている裁判官は
ほぼいないのだ。
国民審査の投票は
名前の上の記入欄内に
引き続き裁判官を
続けてほしければ空白。
悪ければ×を記入するという
簡単な方式である。
国民審査と裁判官たちの情報それに罷免とは
国民審査の結果によっては
最高裁判官という立場から
強制的に
退かなければならないのである。
そんな、国民審査による
罷免について調べてみよう。
国民審査による罷免って何?
国民審査で裁判官として
続投がはばかられる
という意見が
過半数を超えてしまった
裁判官がいたとしよう。
その裁判官は罷免してから
5年間は最高裁判官に
指名されない様に
なっているのだ。
だが実際は
判断材料が少なく、
本当にそれでいいのか
分からない状態である。
そう言われれば、
今年の国民審査の対象者の名前は?
と言われても
答えられないのである。
だが、
国民審査が存在するだけで
最高裁判官の独断を
抑える事が出来る
という意見も強いのである。
憲法の番人と言われる
最高裁判官を罷免する事ができる
大きな力を正しく使える様に
国民審査で審査される
裁判官の情報については
少しでも
目を通しておきたいものである。
裁判官たちの情報は?
では、
今回の衆院選と共に
国民審査で審査される
裁判官はどんな人なのだろうか?
小池裕
2015年に任命。
戸倉三郎
2017年に任命。
山口厚
2017年に任命。
菅野博之
2016年に任命。
大谷直人
2015年に任命。
木澤克之
2016年に任命。
林景一
2017年に任命。
この7名が
今回の国民審査で審査される
裁判官である。
それぞれの裁判官についての
情報は新聞などに掲載されているが
前述している通り
衆院選に比べると
注目度が小さいため
各々の裁判官の情報が僅かしか
記載されていないのが事実である。
だが、裁判所の公式サイトには
裁判官たちの趣味などが
掲載されているという。
衆院選のニュースも
気になるところだが
国民審査による裁判官たちの
情報にも目を向けてみるのも
悪くないのではないだろうか?
HARU
参考
//ja.wikipedia.org/wiki/国民審査
他