安室奈美恵の引退は、せつないブームとなって出身地沖縄のラストライブで幕を閉じました。
平成の歌姫の名を縦に活躍してきた安室奈美恵ですが、ファンが知る由もない大変な苦労も多くあったのでしょう。
当然、熱烈なファンからは復活を望む声も挙がっていますが、おそらく、間違いなく、残念ながら、安室奈美恵は芸能界に復活する事は無いでしょう。
安室奈美恵が復活しないと推測される理由を、他のアーティストたちの例と照らし合わせて考察してみましょう。
(敬称略)
安室奈美恵は復活しない!引退は。
安室奈美恵は復活しない!なんて言ったら、熱烈なファンの方から責められそうですね。
ですが熱烈なファンよりも、以下に述べる様な人の方が圧倒的に人数が多いのではないかと思います。
筆者は、安室奈美恵の大ファンというワケではありませんが、お付き合いする女性は皆、安室奈美恵のファンで、シングル曲くらいは全曲聴いていると思います。
素直に「素敵な歌手」という印象を受けていますし、メディアでの活躍を見れば、その偉大さも理解できます。
ですので、安室奈美恵の復活論以前の問題で、やはり引退しないで欲しいと願っていました。
引退報道を知った時も、ガセネタである事を願いました。
以前の産休の時とは違い、引退してしまうと、二度と戻ってこない予感があったからです。
ですが現実に、安室奈美恵は引退してしまいました。
安室奈美恵が復活しない理由
筆者が、安室奈美恵の復活を「しない」と言うのには、理由もあります。
その復活しない理由で最も大きなものは、安室奈美恵の意志の強さです。
安室奈美恵がここまで国民的に支持されている理由は、楽曲や歌声の素晴らしさはもちろんの事、安室奈美恵という一人の女性の人間性にあると思います。
テレビの向こう側にいる人でも、その発言内容や、醸し出すオーラとでも呼ぶべき雰囲気にその人の人間性を感じ取れるものです。
国民的歌手・安室奈美恵という存在を葬り去る行為は、関係者をも巻き込むデメリットだらけの行為であり、命がけの決断であったのだろうと、推察できます。
しかも、関係者やファンの事も念頭におき、計画的に約一年かけて安室奈美恵の引退スケジュールは遂行されました。
これだけでも、安室奈美恵の意志は、何気ないファンにも伝わってくる。
本物の一流の人は、こういう事でブレる事はありません。
お金に困るなどの理由で復活するくらいなら、一般の地味な仕事をしながら細々と暮らす道を選ぶでしょう。
もっと言えば、熱烈なファンよりも更にコアなファンであれば、その生命ごと葬りたいと考えるサイコな人もいるでしょう。
かつてマーク・チャップマンがジョンレノンにそうした様に。
過去の例で言えば、匹敵するのはやはり、山口百恵でしょう。
山口百恵もまた、国民的歌手であり、日本中から惜しまれながら引退し、長年に渡って復活待望論がありました。
しかし山口百恵は復活しないまま、良妻賢母であるという生き方を選びました。
そこにも山口百恵の意志の強さを感じます。
同じく引退した、氷室京介も復活する事はないでしょう。
更に言えば、
復活すると、がっかりしてしまうという側面もあるでしょう。
そして人は無責任にSNSなどに好き勝手な事を書き込みます。
そんな風に壊して欲しくないのが、安室奈美恵のカリスマ性です。
安室奈美恵のカリスマ性は、今どきのAKB48などに見られる身近なアイドルなどでは得ることの出来ないもの。
いつまでも活躍を続けて欲しいと思うのと同じく、いつまでも思い出の中で、輝いたまま存在し続けて頂きたいと思うのも、ファン心理の一つでしょう。
国民的歌手・安室奈美恵の引退は運命と捉えるしかなく、一個人・安室奈美恵にも人生があります。
ファンとしてワガママに復活を願うよりも、安室奈美恵のこれからの幸せを願う行動をとるというのも、アリではないでしょうか。
まとめ
安室奈美恵は復活しない。
その理由について長々と書きましたが、もしも、復活することがあるとすれば、それはどんな理由なのでしょうか?
ファンをがっかりさせる様な事にならないでしょうか?
筆者は、一個人・安室奈美恵のこれからの人生が幸せである事を望みます。