クライマックスシリーズいらない!広島カープ下克上で問題再燃?日本シリーズ間違いだらけに!?

横浜DeNAベイスターズの下剋上を受けて
逆王手を食らった広島カープが2017年の
クライマックスシリーズの
ファイナルステージで崖っぷちに立った
事で、「この制度はいらない」との
声が再燃している。

3位のチームが日本シリーズ進出の事態
になれば、選手やファンは素直に
喜んだり、悔しがる事が出来ないで
あろう事から、制度の問題を取り沙汰
されている。

茶番だと囁かれながらも
ポストシーズンを盛り上げる制度は、
果たして間違いだったのだろうか?

 

2017年クライマックスシリーズはDeNAの下剋上か? この制度を問題視する声、いらないとの声を聴く限り間違いなのか?

 


2017年のセ・リーグのクライマックス
シリーズのファイナルステージで、横浜
DeNAベイスターズが広島カープにリーグ
優勝への王手をかけた。

この下剋上が成功しそうな状況の中で、
「クライマックスシリーズはいらない」
との声がまた上がっている。

その必要性を疑問に感じている人は野球
ファンの約7割にも上り、シーズンの
143試合よりクライマックスシリーズの
わずかな試合を何故優先されなければ
いけないのだろうかと言うのが
この制度の間違いであり、問題であると
いうのが反対派の主張だ。

だがその主張の内容は様々で、
リーグの優勝チーム同士の日本シリーズ
の勝者こそ真の日本一だからいらないと
する正論を言う人は当然存在する。

その一方でクライマックスシリーズの
制度としての間違いや問題がある故に
反対の意見を持ちながら、
下剋上が起こり得るかも知れない要素も
有るので、ポストシーズンを盛り上げる
為と割り切って楽しむ人もいる。

この分だと、クライマックスシリーズを
見る為に球場に足を運ぶファンで盛況と
なっている現状でも、制度に問題がある
為にいらないと考える野球ファンは
球場の観客よりも多い。

主催する球団側は、入場料と放映権料で
これからも儲けられると思っていたら
野球離れの遠因ともなり得る故に、
それは間違いの様な気もする。

だが反対派が紛糾しかねない最悪の事態
である下剋上は、2010年のロッテの様な
ケースは稀である事が過去の例でも
明らかである。

例えば2011年の埼玉西武ライオンズは、
首位から20ゲーム差のシーズン3位で
勝率.504という成績で進出を決めたが、
ファーストステージで勝利したものの
ファイナルステージで
福岡ソフトバンクホークスに全敗した。

また2009年の東京ヤクルトスワローズは
勝率.504で3位になったが、
ファーストステージで中日に1勝した
のみで敗退している。

つまり、シーズン中の順位や勝率により
順当に勝敗が決まる要素は大きい訳で、
何かの間違いで下剋上が起こらない限り
大きな問題にはならないので、その種の
心配はいらない。

シーズン中の野球を盛り上げる為にも、
完璧ではない制度で間違いが起ころうと
クライマックスシリーズは「必要悪」
なのだ。

MLBにもワイルドカード等の敗者復活戦
がある様に、ポストシーズンの下剋上の
チャンスの制度を設ける事は、多少問題
があろうといらないと言われようと
取り入れる事は時代の流れなのだ。

今年も圧倒的な強さでセ・リーグを
制した広島カープであったが、2013年に
このチームもまた勝率.489で
クライマックスシリーズ進出を決めた。

広島カープの下剋上の機運も高まったが
チームの戦績の問題と、クライマックス
シリーズの制度は間違いではないかと
いう声が上がった。

 

2013年、広島カープもクライマックスシリーズの恩恵で日本シリーズ出場の可能性があった!

 


この年の広島カープの様な事態が起こる
可能性があるとして、落合博満氏は以前
からクライマックスシリーズの制度の
問題点を指摘していた。

落合氏によると、勝率5割以下の戦績で
クライマックスシリーズに出場をしても
格好が付かないと言い始める人が球界に
多数出て来たと言う。

それ故に落合氏は反対のスタンスを取り
続けていて、選手たちも胸を張る事が
出来ないと続けてコメントした。

それにも関わらずNPB側は至って無頓着
なポーズを取っているが、本音は
下位チームが日本シリーズに出て欲しい
と思うどころか早い所負けて欲しいと
いう物だ。

勝率5割を切る戦績でクライマックス
シリーズに進出した
2013年の広島カープは、
ファーストステージで阪神タイガースを
破ったもののファイナルステージで
読売ジャイアンツのスィープに遭い、
日本シリーズ進出はならなかった。

NPBの思惑通りに事は運ばなかったが、
本音を言えば広島カープがそれなりに
順当に片付いて良かったと
胸を撫で下したのだろう。

やはりこの年の広島カープの地力では
残念ながら巨人には叶わなかった。

そもそも2010年の千葉ロッテマリーンズ
の下剋上は、レギュラーシーズンでの
首位のソフトバンクとのゲーム差は、
3位でありながら2.5ゲーム差であり、
だからこそクライマックスシリーズで
互角に渡り合い、日本シリーズでも
日本一になったのだろう。

2017年度のパ・リーグのクライマックス
シリーズでも、楽天の下剋上が成功する
かに思えたが、ソフトバンクの底力の
前に敗れ、再びの日本シリーズ進出は
ならなかった。

2017年10月23日の時点で
DeNAが広島カープに
クライマックスシリーズで王手をかけて
いても、地力は今年の戦いを見ても
明らかに広島カープの方が勝っている。

そして広島カープは日本シリーズ進出が
かかるプレッシャーにも慣れた筈だから
何かの事故に遭ったかのような
敗北は、過去の事例から考えても
まず無いと思われる。

クライマックスシリーズはあくまで
日本シリーズへの狭き門であり、制度に
問題を抱えていようと問題のあるチーム
は間違いなく弾かれる戦いなのだから、
まず間違いは起こらないだろう。

 

まとめ

 


この制度はいらないと言われながらも
日本シリーズ前の見せ場として今も続く
クライマックスシリーズだが、
ファイナルステージで広島カープは
DeNAからあわや下剋上かというピンチに
立たされた。

だが以前は上位のチームに挑む立場で
あった広島カープも
レギュラーシーズンで1位通過する程に
なり、以前から言われるこの制度の
間違いや問題にカープファンが悩む事は
無いと考えられる。

そこまで完成された制度だからだ。

参考サイト
//news.livedoor.com/article/detail/13693418/
//www.asagei.com/excerpt/15975
//www.asagei.com/excerpt/15934

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