著作権侵害!スクショもNGだと!?ダウンロードで著作権法違反!罰則や逮捕は?

著作権侵害について
新たな方針が決定されました。

これによると、スクショと呼ばれる
スクリーンショットという行為も
ダウンロードに該当し、
NG行為とされる拡大解釈がされており
世間から不満の声が挙がっています。

これらの著作権法違反
罰則を課せられたり、
逮捕されたりするのでしょうか?

 

 

 ダウンロードで著作権侵害!スクショもNG!?

 

ネット社会となって長らく問題となり、
加熱している著作権侵害問題に、
新たな指針が決定され
波紋を呼んでいます。

スクショもダウンロード同様NGとされ
どの程度で著作権法違反による
罰則や逮捕がなされるのか、
気になるところですね。

 著作権侵害の新しい指針、いつから?

文化審議会著作権分科会で了承された
著作権侵害に関する指針は、
現在開会中の通常国会で
著作権法改正案として
提出されるようです。

早ければ来年、2020年から
施行されると見込まれます。

これまでの漫画や動画の海賊版サイト
における深刻な被害に対応し、
更に、小説雑誌写真論文
コンピュータープログラムなど、
ネット上の全てのコンテンツ
に対してNGが適用されるようになります。

 スクショもダウンロード行為

これに伴って、PCやスマホで、
メモ代わりに重宝しているスクショも、
ダウンロード同様、NG行為に含まれる
事となりました。

念のため補足しますが、スクショとは
スクリーンショットの略語で、
開いている画面を画像として
保存する方法で、
画面キャプチャーとも呼ばれています。

最近では、
スクショをSNSに貼り付けて投稿する
人も多く、ネット利用萎縮してしまう
と懸念されています。

また、今後も成長し続けるとされている
ネットビジネスに携わる人達にとっては
大変な負担となる可能性もあります。

 

 

 著作権侵害!著作権法違反で罰則や逮捕は?

 

ダウンロードによる著作権侵害で
スクショもNGとなる様ですが、
どの程度で著作権法違反になり、
罰則や逮捕へと繋がるのでしょうか?

 著作権侵害どこまで?

一体、
どこからが著作権侵害となるのか、
報道の中にNG行為について
説明がありました。

刑事罰の対象範囲については、著作権分科会の法制・基本問題小委員会で「国民の日常的な私生活上の幅広い行為が対象になる」ため慎重さを求める声が相次ぎ、「被害実態を踏まえた海賊版対策に必要な範囲で、刑事罰による抑止を行う必要性が高い悪質な行為に限定する」引用:朝日新聞

ここで挙げられたNGとなる

悪質な行為とは
以下のような行為を指しています。

 

・海賊版サイトからのダウンロード

・原作をそのまま丸ごと複製

・権利者に実害がある

・反復継続して繰り返す行為

 

文化庁はこれらを基準にして、
更に要件を絞り込んで行く
としています。

 著作権法違反で罰則や逮捕はある?

前章のとおり、
著作権侵害による著作権法違反での
罰則や逮捕は、
悪質なものに限られて来ます。

ですので、
これまで通り日常生活において
うっかりNG行為をして
著作権侵害をしてしまったとしても、
著作権法違反で罰則や逮捕とは
ならないと推測できます。

ただし、悪意は無いとしても、
自分の行為によって誰かに
被害が及ばないか?と、
常に気をつけてネットを利用していく
必要はあるでしょうね。

今回の騒動についてツイッターでの
反応も確認してみましょう。


ツイート内容は、冷静な人もいれば、
政治批判をしている人もおり、更に
ネット弱者と呼ばれる人達は
大混乱に陥っている様です。

官僚の皆さんも、
IT社会の事をもっと勉強して理解し
解り易い説明をして頂きたいと感じます。

ですが、
物事を解りづらくして煙に巻くのが、
頭の賢い人のやる事だとも聞きます。

国民の幸福を第一に、
取り組んで頂きたいですね。

 

 

 まとめ

 

著作権者の利益を守る事は
当然必要な事でしょうが、
そのために無垢なネット利用者を
不安にさせたり、不便にしたりする
様では、結局、著作権者の利益は
損なわれてしまうでしょう。

一体、誰のための
法改正なのでしょうね。

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