今朝7時19分頃、鹿児島県の桜島が
大規模な噴火を起こした。
今年に入ってからの噴火はこれで129
回目である。
現在の状況や風向き、地震との関係等、
速報をチェックしよう。
速報:桜島噴火!現在の状況と風向き、地震との関係をチェック!!
6月16日の早朝に桜島が噴火したとの
速報が入った。
現在は噴火警戒レベル3を維持して
いる。
噴火の回数が100回を超えるのは3年
ぶりだ。
活火山の頻繁な噴火は地震と密接な
繋がりがあるとも言われている。
現地の現在の状況や風向き等はどう
なっているのだろうか?
地震との関係も合わせて、桜島の状況や
風向き等の速報を見て行こう。
桜島噴火速報!現在の状況は?
今年129回目の噴火が起こった桜島では
火口からの噴煙が4700メートルの高さ
に達した。
今回の噴火によって、噴石は6合目まで
達し、火砕流も確認されている。
幸いな事に被害情報は入っていない様で
ある。
噴火を起こしたのは南岳山頂の火口で、
鹿児島市内では中程度の体感空振が
あった様だ。
現在も噴火警戒レベルは3で状況は
変わらない。
桜島噴火速報!現在の風向きは?
速報によると噴火が起こった当時の風向き
が東であった為、噴煙は南西方向に
流れた。
現在は上空の高い所では西の風向き、
中程度の所では東の風向きである。
今後は東風によって噴煙が西向きに
流され、鹿児島市内では多量の降灰が
予想される状況だ。
桜島噴火は地震と関係あり?
活火山とセットで考えられる物がある。
それは頻発する地震だ。
桜島周辺でも小規模な地震は頻繁に観測
されている。
日本は桜島だけで無く、多くの活火山を
有する国だ。
活火山で頻繁に噴火が起これば、大規模
な地震を誘発する可能性は大いに有り
得るのではないだろうか?
次章では桜島等の活火山と地震の関係を
説明する。
桜島噴火の状況は地震と大いに関係あり!?
速報で伝えられた今年129回目の桜島の
噴火。
速報によると噴火警戒レベルは以前と
変わらずレベル3を維持しており、
目立った被害も報告されていない。
現在の桜島の状況は比較的安全と
言った処だろう。
今後の風向きは東であり、西向きに噴煙
が流れるとの予想だ。
東からの風向きによって、現在鹿児島市
では降灰が見られる。
鹿児島の人にとってはいつもと変わら
ない状況なのかも知れないが、活火山の
噴火は地震と密接な関係があると言われ
ている。
この章では活火山の噴火と地震の関係を
説明する。
火山の噴火は地震の前兆!?
桜島の噴火はフィリピン海プレートが
動いた事によって起きたと考えられる。
フィリピン海プレートは九州や台湾、
インドネシアやフィリピン等の海底に
伸びる巨大なプレートだ。
フィリピン海プレートは東京近郊まで
伸びており、西日本に直下型地震を
起こす可能性を秘めている。
小規模な噴火や地震が頻発する事で
フィリピン海プレートがユーラシア
プレートを跳ね上がらせるのだ。
これによって、直下型の大地震や津波が
生じる恐れがある。
1946年に起こった「昭和南海地震」の
時と現在の状況が良く似ていると専門家
は言う。
近年起こっている熊本地震や鳥取中部
地震はいずれもプレート割れによって
起きた直下型地震だ。
活火山の活発化も加え、昭和南海地震
前の状況に酷似している。
桜島を始めとする活火山の頻繁な噴火
は地震の前兆なのかも知れない。
まとめ
桜島噴火の速報をお伝えした。
鹿児島県の住人にとっては桜島の噴火は
いつもの事の様だ。
しかし、我々には見えない地下の部分
では大陸プレートの動きも活発化
している。
桜島を始めとする活火山の噴火は地震
の前兆なのかも知れない。
何が起きても良い様に備えだけはして
おくべきだろう。
サカモトマユ
<参考サイト>
日本経済新聞
Weathernews
日刊ゲンダイ