男性なら一度はハマった事があるで
あろう格闘ゲーム。
一番好きなゲームに
「ストリートファイター」を挙げる人も
多いのではないだろうか。
そんな中、プロの格闘ゲーマーとして
活躍している一人に「ときど」がいる。
8月3~5日に米・ラスベガスで行われた
世界的格闘大会「EVO2018」では
準優勝に輝いた。
今、そのときどの年収や優勝賞金が話題
になっているのだ。
海外の反応も併せてチェックしてみよう!
プロゲーマーときどの経歴が気になる!ときど優勝に海外の反応は?
今や、日本の子供に将来の夢を聞くと
「ユーチューバー」と答えが返ってくる。
そんな中、プロゲーマーを憧れとする子供
も次第に増えてきたと言う。
韓国で公式発表されている最新「将来の夢
ランキング」では、何とプロゲーマーが
8位にランクイン。
世界的にはe-sports(電子スポーツ)
として公式に認められている国も多く、
これから益々需要が高まりそうな
職業である。
日本でも伝説的プロゲーマーは多くいるが
その中でも「ときど」は最近特に話題に
なる存在。
理由は、その経歴や優勝実績が注目されて
いるからだ。
ときどは昨年の「EVO2017」で世界の強豪
プロゲーマーを抑えて優勝している!
中国やヨーロッパは日本に比べても
ゲーム先進国。
そんな海外の反応はどうだったの
だろうか?!
ときど優勝時の海外の反応を調べた。
また、ここで気になるのは賞金額だ。
ときどが昨年獲得した「EVO2017」の
優勝賞金はいくらだったのだろうか。
更に、プロゲーマーがどのくらいの年収を
貰っているのかも気になるところだ。
文章後半では、気になるプロゲーマーの
賞金や年収などお金にまつわる話を紹介。
ときどの凄すぎる経歴
まずは、ときどの気になる経歴に
ついて紹介しよう。
ときどは沖縄県那覇市生まれ・
神奈川県横浜市育ちの33歳。
本名は谷口一(はじめ)と言う。
学歴は、偏差値70超えの麻布中学・高校
を卒業後、一浪して東京大学理科1類に
入学。無事卒業している。
小さい頃から秀才のガリ勉かと思いきや
小学生の頃から格闘ゲームにのめり込んで
いたという一面も持っていたそうだ。
そしてそのゲームへの情熱は消える事は
なかった。
東京大学大学院に進学したものの、その時
アメリカにある会社から
「スポンサー契約を結ばないか?」
と声を掛けられた為、大学院を中退して
プロゲーマーとなった。
凡人から見ると信じられないような
シンデレラストーリーだが、中学生の頃
からゲームの大会に出場するなど実力は
認められていた上、プロゲーマーになる
にあたっては大学教授である父親が背中を
押したというエピソードもある。
才能と環境の勝利だと言わざるを得ない。
その後プロゲーマーとして活躍し続けるも
そこまで目立った戦績は残していなかった。
しかし、昨年の格闘ゲームの世界大会
「EVO2017」で初の優勝を飾り、
一気に注目される。
今年は残念ながら準優勝に終わったものの
その実力と人気は健在だ。
ここで、名前の「ときど」の由来が
気になるので調べてみたところ
ときどという名前が付けられたのは
中学生の時だそうだ。
ザ・キング・オブ・ファイターズ’98の
八神庵を使う際に、ジャンプキックからの
闇払いというスタイルを貫いていた為、
「とんで(ジャンプ)キックして(キック)
どうしたぁ!(闇払い)」の頭文字をとって
「ときど」にしたのだと言う。
中学生の頃からそんなあだ名が付けられる
とは相当の実力だったことが伺える。
ときどの「EVO2017」優勝に海外の反応は?
それでは、ときどの「EVO2017」優勝に対する
海外の反応はどうだったのだろうか?
実は、日本人にはときどの他にも
スタープレイヤーが存在している。
特に「ウメハラ」はときどが尊敬している
ことでも有名で、彼は2009年、2010年と
EVOを連覇。
2011年と2015年も別の日本人が優勝
しているのだ。
しかし、ときどは結果が思わしくなくても
海外のプレイヤーから認知はされていた。
そして2017年に悲願の優勝!という
ストーリーもあってか、海外の反応は
非常に熱いものだった。
「彼は大好き。彼の情熱がゲームを
非現実的なレベルにまで持っていってる。
どうやれば彼を嫌いになれるのか」
「ときどの経験が勝利を導いたね」
「ときどは我々が必要としていた
チャンピオンだね。彼が真のチャンピオン
とはどういうものかの規範になってほしい。
勤勉、献身、尊敬、謙虚さ、そして勝利だ」
今までの苦労を見てきたからこその感動が
あったという海外の反応が多い。
また、強いだけではないときどの魅力に
惹きつけられている人も少なくない様子。
今後も海外のときどファンは
益々増えそうだ。
プロゲーマーの賞金や年収が気になる!ときどはどのくらい稼いでいる?
ここまでは、ときどの経歴や
優勝に対する海外の反応を見てきた。
ここから先は、ときどをはじめとする
プロゲーマーの賞金や年収など気になる
お金事情について調査していこう!
世界的な大会で優勝ともなれば、
その賞金はびっくりする程の金額
なのだろうか?
また、一般的な会社員と比べて、
プロゲーマーの年収は高いのか?
低いのか?想像もつかない!
ときどの優勝賞金や日本プロゲーマーの平均年収を調査!
まず、昨年ときどが優勝した「EVO2017」
の賞金について調べてみた。
調べたところ、ときどが獲得した賞金は
35,750ドル。
日本円で400万弱だという事が判明!
2000人がエントリーした中で優勝した
賞金の割には意外と少ない…?と
思ってしまいそうだ。
実際に、現在の日本においては
プロゲーマーの年収は厳しいと
言わざるを得ない。
日本のプロゲーマー年収ランキングで
1位のときどでさえ、年収は2000万程度
だと言われている。
そして、その他大勢のプロゲーマー達は
年収400万円を切ることが多いとの情報も。
その背景には、日本でのe-sportsの認知度が
そこまで高くなく、環境も整っていないと
いう壁があるようだ。
又、プロゲーマーは通常の会社員のように
毎月一定の給料が貰えるという事はない。
常に大会で勝ち続けなければ、全くお金が
入らない事もザラにある。
そう考えると、日本でのプロゲーマーの道は
想像以上に過酷なのかもしれない。
世界の一流は桁違い!?
日本でのプロゲーマーの現実は厳しいと
おわかり頂けたと思うが、世界大会で
数々の優勝を飾っている海外の一流
プロゲーマー達はどうだろうか?
プロゲーマーの年収ランキングを
見てみよう。
1位 KuroKy(ドイツ)3億8千280万円
2位Miracle(ヨルダン)3億3千660万円
3位UNiVeRsE(アメリカ3億2千340万円
何と、世界の一流ともなると若いうちに
生涯年収を稼げてしまうレベルだという事
がわかった!
海外では当然のようにプロゲーマーを
目指す人も多いと言うが、これだけ
夢のある年収を目の当たりにすれば
それも頷ける。
日本にとってはまだまだプロゲーマーに
厳しい現実だと言えるが、ときどや
ウメハラのように世界大会で優勝できる
実力者が何名も存在することも事実。
子供達の憧れの対象となり、これから
更に注目される業界であることは
間違いないだろう。
まとめ
今回は、プロゲーマーとして注目されて
いる「ときど」について調査した!
日本でプロゲーマーとして活躍するのは
非常に厳しい道だということはわかったが
ときどが子供達やゲームファンに多くの夢
を与える存在だということは間違いない。
筆者は、ときどがインタビューで語っていた
「負けてしまった時は、勝つためにどう
したらいいかを悩んで、もがいて、考え
続けます。それが最高の経験になるんです。
これは格闘ゲームに限った話ではなく、
社会全体にとって重要なことですね。」
というコメントが大好きだ。
miya
<参考サイト>
Wikipedia