100円ショップの上手な利用法!ダイソー セリア他 各社の特徴とコストパフォーマンス

現在では当たり前のように、ダイソー、セリア等、

多くの100円ショップが全国に展開している。

まだまだ不況感の残る昨今においては、各社の特徴や

コストパフォーマンス等を把握して上手な利用法を知っておきたい。

 

100円ショップ ダイソー、セリア他、各社の特徴

 


20年ほど前までは、『100均』といえば、

スーパーマーケット等の空きスペースを間借りして、

期間限定のイベントとして商われていたものだ。

上手な利用法どころか、『安かろう悪かろう』という観念が根強く、

また、安物を購入する事が格好悪いという、バブル経済期の感覚も残っており、

薄利多売な100円ショップは決して旨い商売ではなかった。

また100円ショップが世間に定着してからも、メーカーへの圧力が問題になったり

原油高により品薄になったりと、紆余曲折の絶えない業界でもある。

 

ダイソ-は広島県に本社を置く、100円ショップの先駆者的な存在である。

品揃えも豊富であるが、反面、自社ブランド商品が不人気で、

特にプラスチック製品は彩りが派手すぎて下品だという声が多い。

だが、さすがにマーケティングリサーチも徹底しており、安定の経営を続けている。

 

セリアは特に大人の女性から人気があるようだ。

それは単に、インテリア商品等のハイセンスなデザインの賜物であろう。

人目に触れても恥ずかしくないレベルが喜ばれている。

 

キャンドゥ、ワッツもそれぞれ独自性を打ち出している。

特に、キャンドゥではネット購入も出来るので、判断基準の一つに入れておきたい。

どこを利用するか?は、近所に所在しているか?で決まるだろう。

好みは人それぞれ分かれるので、自分の気に入った店を利用すれば良いだろう。

 

100円ショップのコストパフォーマンス

 


前述の『安かろう悪かろう』という観念は、現在も言える事だろう。

ただし、100円ショップの中には

感動的にハイコストパフォーマンスな商品も存在ずる。

 

有名なメーカーブランドのお菓子は、

100円分相当の量でパッケージしなおして売っているものがある。

一人で食べるには充分な量なので、売れているようだ。

また、100円で販売可能な飲食料品も転倒に並んでいる。

特に缶コーヒー等はコンビニで買うよりもお得であり、こちらも人気がある。

 

メモ帳やノートといった消耗品も人気だ。

ただし、ボールペンや消しゴム、乾電池等は、

内容個数の多い物は粗悪品である可能性が大きいので注意が必要だ。

「100円だからまあいいか。」と、

クレーム返品が少ないのも100円ショップの特徴だろう。

この辺は注意して見極めたい。

 

スマホのケーブルやLEDライト等、電気系の商品も嬉しいラインナップだ。

しかしやはり、クリプトン電球等は寿命が短かったり、

ケーブル類も長さに不満が残ったりと、100円での限界点があるので、

各々の使い勝手を考えて購入したいところだ。

 

また、「これ良いな」と思った商品が200円や300円だったという

事がダイソーでは多々ある。

これも注意点の一つだ。

 

その他雑貨で、評判の悪いものには、ライターのオイル、使い捨てライター

等、多数の意見を聞く。

それから、吸盤や両面テープで取り付ける商品は、殆どが要注意のようだ。

これも気を付けて判断したい。

 

100円ショップの上手な利用法

 


100円ショップの上手な利用法を考える際に、

飲食店などの『お店』のやり方が非常に参考になる。

もちろん、商品の良し悪しも熟知しており、長年続いている店に於いては、

過去の失敗を活かして、ある種のノウハウ的なものがある。

 

ある程度、格式を気にするお店では、客の視界に入る箇所に

100円ショップの商品を置いたりはしない。

客も100円ショップを頻繁に利用するだろうから、

そんな商品を見かけると、ガッカリされると言うのだ。

これは一理ある意見であろう。

 

この店で、サービスを受けて、決して安くない料金を支払うのに、

そのサービス提供に使う小物などの中に100円ショップの商品を

見つけてしまうと、安く上げられていると感じる可能性は大きい。

出来れば、プロにはプロツールを使って頂きたい。

 

これは、お店だけではなく、自分の職場ても言える事で、

オフィスの自分のデスクにおいては、デスク上の他者から見える場所には

100円ショップの商品は置かない方が自己プロデュースの観点では吉であろう。

また、ペンやホチキス等、頻繁に使う物も、ケチらずに文具店で購入すべきだ。

出来れば自分の拘りを、そこに反映させて自己PRに。

仕事効率も上がり、自己満足度も高く、ポジティブマインドの維持にも繋がる。

値段は正直なものなのだ。

 

以上の観点から言えば、見えない部分で100円ショップ商品をフル活用する。

これが、出来る大人の100円ショップ利用法であろう。

 

購入時には、お得感の高い商品や吸盤、両面テープでの取り付け商品などに

注意し、当たり前だが、良く良く考える事が重要だ。

100円だからと、安易に購入失敗を繰り返すと、

『安物買いの銭失い』という事になるのであろう。

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