日本で10年後になくなる仕事と残る仕事!人工知能(ai)に奪われる前に対策はあるか!?

最近目覚しい発展を遂げている
人工知能(ai)を取り上げ、
「この先私たちの仕事が奪われていく」
という表現を
見聞きすることが多くなりました。

人工知能(ai)に奪われるという
表現は、実に悲観的な意味合いが
強まりますが、人に代わって
人工知能(ai)が代わりに
仕事をしてくれると言う表現に
置き換えればありがたいことも多い筈。

人がやらなくても済む様に
人工知能(ai)が
やってくれるのだとすれば、
歓迎できるものの筈です。

ここでは日本で
「10年後になくなる仕事」=
「10年後には人がやらなくて済む仕事」
として紹介しつつ、
逆に、「10年後に残る仕事」にも触れ、
実際に人工知能(ai)に仕事を
奪われる前に何か対策があるのか?
について見ていきたいと思います。

 

 

人工知能(ai)に奪われる日本の
「10年後になくなる仕事」

 


以前、
「機械が奪う職業・仕事ランキング」
という記事を雑誌「週刊ダイヤモンド」
が特集していたのを思い出しました。

日本国内では、自分の就いている仕事は
人工知能(ai)に奪われるのか?
「10年後になくなる仕事」なのか?
「10年後に残る仕事」なのか?
何か対策はあるのか?
と、話題になっていました。

ここで言う「機械」とは、
人工知能(ai)を駆使した機械
ということになると思います。

そこでも「奪われる」という表現が
用いられていましたが、
「人の代わりに機械・人工知能(ai)
がしてくれる職業・仕事」と表現しても
良いのではないかと思います。

特集記事で紹介されていた、
「機械が奪う職業・仕事ランキング」
人工知能(ai)に奪われる
10年後になくなる仕事とは
どんな内容でしょう。

上位15位を紹介すると以下の通りです。

1.小売店販売員
2.会計士
3.一番事務員
4.セールスマン
5.一般秘書
6.飲食カウンター接客係
7.商店レジ打ち係や切符販売員
8.箱詰め積み降ろしなどの作業員
9.帳簿係などの金融取引記録保全員
10.大型トラック・ローリー車の運転手
11.コールセンター案内係
12.乗用車・タクシー・バンの運転手
13.中央官庁職員など上級公務員
14.調理人(料理人の下で働く人)
15.ビル管理人
引用:ダイヤモンドオンライン

実際の業務から得られたHow toを
データとして蓄積することで、
人の代わりとなり、奪われる仕事だと
思えるものが多く、
確かに10年後になくなる仕事と
なりそうな印象です。

トラックやタクシーなど
車の運転手なども、現在進行形で
進化している「自動運転システム」が
完全フリーなものへと進化したなら、
問題なく人工知能(ai)に
代行され奪われる仕事でしょう。

注目は、第1位の小売店販売員と
第4位のセールスマン。

デパートなど対面販売形式のスタイルを
機械が取って代わるということは
考えづらいものですが、
昨今のネット通販事情を考えれば
小売業全体の人口知能(ai)が
売り上げる金額が人を超える
ということは不思議ではありません。

商品のレジ打ちは、現在でも
バーコードを「ピッ!」とかざすだけの
仕事とも言えるものですから、
間違いなく10年後になくなる仕事である
と思います。

実際に、スーパーやコンビニなどでは
無人レジなるモノが普及し始めており、
人間の仕事が奪われる現象は、
着々と進行しています。

ですが、
完全に取って代わられてしまう
ということではなく、機械で済むもの
という割合が徐々に増えていく
ということではないでしょうか。

逆に、人工知能(ai)に奪われない
残る仕事とされているのが、
こちらです。

 

 

「10年後になくなる仕事」への対策と
日本の「10年後でも残る仕事」

 


10年後になくなる仕事に対して、
蓄積された超大なデータで様々なことを
判断し、人間を超えた作業をすることが
出来る人工知能(ai)も、人間も
これから直面する新たな問題や芸術など
の分野の作業には向いていないので
クリエイティブな仕事は
、人工知能(ai)に奪われる事無く
「10年後でも残る仕事」
になると言われています。

10年後に残る仕事についても
上位15位を紹介します。

1.レクリエーションセラピスト
2.最前線のメカニック、修理工
3.緊急事態の管理監督者
4.メンタルヘルスと違法なくすり利用者サポート
5.聴覚医療従事者
6.作業療法士
7.義肢装具士
8.ヘルスケアソーシャルワーカー
9.口腔外科
10.消防監督者
11.栄養士
12.施設管理者
13.振り付け師
14.セールスエンジニア(技術営業)
15.内科医と外科医
引用:オズボーンの論文「雇用の未来」より

確かに、最前線のメカニックや修理には
これまで経験してこなかった思わぬ
トラブルに対処しなければならない
ケースもあり、人間でなければ出来ない
人工知能(ai)に奪われる事無く、
10年後に残る仕事と言えるでしょう。

同様に医療現場は、現在も研究を重ね
進化し続けている分野ですので、
こちらも、
経験値だけで処理出来る仕事ではない
10年後に残る仕事と言えるでしょう。

日本人が仕事を奪われるのは
人工知能(ai)だけではない!


10年後になくなる仕事を
思い浮かべてみると、
我々日本人が仕事を奪われる相手は、
人工知能(ai)だけではない
という事案が出てきます。

それは、我々日本人の仕事を奪う
(代わりに働いてくれる)のは
外国人の存在もあるという事です。

外国人が日本へ移住する形で
雇用されるのは、
以前から見られたことですが、
コストを抑える為にコールセンター
などの拠点を中国やアジア諸国へ移転し
現地で日本語を話せる労働者を
日本国内よりも低賃金で雇って業務を
行う企業が多くなってきています。

また日本政府は、
日本国内の人口減少への対策もあり
外国人労働者を多く受け入れる方向性に
舵を切っています。

そう言った背景からも、
日本人が仕事を奪われる事で
10年後になくなる仕事というものは
増えていくのかも知れませんね。

人工知能(ai)に仕事を奪われる前に対策あるのか?


人工知能(ai)は、今後も益々進化を
遂げていくと思われますが、
10年後になくなる仕事に就いている
方々に、将来的に仕事を奪われる前に
出来る対策はあるのでしょうか?。

「人間でしか出来ないもの」、
つまり人と共感したり、
コミュニケーションしたり、
文化や芸術の分野を理解するような事は
人工知能(ai)ではデータの蓄積や
再現が難しい「人間らしさ」です。

人間が人間らしく生活していく為には、
やはり人間の力が不可欠なのです。

単純なものでは、こういった
クリエイティブなフィールドへ
シフトチェンジして行く事も、
対策の一つと言えるでしょう。

日本人が戦後、発展してきた中には
日本人が得意としてきた
「創意工夫」といったことも
大きな要素だったと思います。

新たなものを作り出す「創意工夫」も、
人工知能(ai)は
人間に叶わないものでしょう。

将来、人工知能(ai)に自分の仕事が
奪われてしまうのではないか?
と心配するよりも、現在自分が
携わっている仕事の内、どの部分は
人工知能(ai)に任せられるか?、
創意工夫や人とコミュニケーションを
重ねながらより良い商品・サービスを
遂行するにはどうしたら良いかを
考える能力を身につける事が、
重要な対策の手段になるのでは?
と、筆者は感じます。

「奪われる」という感覚ではなく、
上手く「共存」していく事を
模索することは、最重要な対策と
言えるのではないでしょうか?

Barca


 
<参考>
ideasity.biz/jobs-replaced-by-machie-ranking
eco-notes.com/649

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