2017年度のドラフト会議で、
清宮幸太郎に対して7球団の競合の末、
北海道日本ハムファイターズが交渉権を
獲得した。
高校通算本塁打111本のホームラン数を
記録した強打者は、その守備力の為に
守備が下手なのに大騒ぎしすぎ
との評価もある。
しかし彼には夢を見させてくれる、
いわゆる「ロマン型」の
要素が豊かな選手だ。
清宮幸太郎選手の守備力は「下手」との評価もあるが、その真価は?
2017年10月26日にドラフト会議で、
清宮幸太郎の指名はは7球団に上り、
抽選で北海道日本ハムファイターズが
交渉権を獲得した。
過去のドラフト会議で抽選を外しすぎて
クジ引きの「戦力外」となった
栗山英樹監督は、清宮幸太郎に対する
高評価もあって清宮自身の夢である、
王貞治氏のホームランの記録を超える
夢をアシストするという希望を述べた。
しかし清宮幸太郎に付きまとうのは打撃
の高評価ばかりでなく、守備力に対する
低評価もある。
この「守備が下手」との評価の根拠は
試合でエラーや悪送球が目立つ事で、
元ロッテ・中日の愛甲猛氏も下手と断言
する程だ。
この守備力は練習の時点でも明らかで、
もし清宮幸太郎を育てようとしたら
守備力は大目に見て使い続けなければ
ならない。
しかしプロに入って新人王と
ゴールデングラブ賞を獲得した
元西武・ダイエーの石毛宏典氏でさえ、
プロで長くプレーをする為の守備力を
上げる事が必要という評価だったのだ。
石毛氏はプロ2年目の1982年に、
広岡達朗氏が監督に就任した際、
広岡氏は敢えて石毛氏を下手くそと
評価し、石毛氏が教えを乞う様に
仕向けて守備を一から教えた事がある。
実は広岡氏は石毛氏の守備に無理な動き
がある事を見抜き、その是正の目的が
あったのだ。
巨人の名ショートと言われた広岡氏
だからこそ、石毛氏の力量を認めつつも
守備力の限界に気付いていた事で
「下手くそ」と
言ったと考えるべきかもしれない。
石毛氏以外にも、プロ野球に入ってから
下手と評価された守備力を練習で克服
した選手は多く、また高校から入団する
清宮幸太郎に対して完成度を求める事は
まだ早いと言える。
清宮幸太郎の真価は、下手と言われる
守備力の評価を差し引いても余りある、
球を遠くに飛ばす才能にある。
2017年10月までの清宮幸太郎のホームラン数から見て、評価しすぎという事は無い!
野球をやる上で、いくら努力しても、
どのやり方を試そうとも、投げる球の
速さと打つ球の飛距離は天賦の才で
決まるという話がある。
多くの人が承知の通り、清宮幸太郎は
2017年10月まで
高校通算111本のホームラン数を誇り、
間違いなく2017年のドラフトの目玉と
評価されており、周囲が大騒ぎしすぎ
だというがこの評価は決して間違いでは
無い。
清宮幸太郎はその2017年10月現在迄の
ホームラン数から見て
間違い無く長距離打者の才能を持って
おり、この点で評価しすぎという事は
無いのだ。
また清宮幸太郎のホームラン数は
金属バットのおかげで2017年10月までに
ここまで伸ばせたという
「評価しすぎ」の意見もあるが、
そのパワーは野球を始めて間もない
頃から桁外れである為に、
木製バットでも柵越えは可能なのだ。
清宮幸太郎の才能は
既にリトルリーグ時代から見られ、
その通算ホームラン数は何と132本と
いう物で、そのスイングの凄まじさは
強振しすぎて疲労骨折を起こしてしまう
程だった。
更に中学時代にはプロ野球選手が使う
様な重さのバットを使用しており、
この時既に体重は100kgを超えていたが
筋肉質で、肥満しすぎという訳では
決して無かった。
そして清宮幸太郎は高校に入ってから
2017年10月迄に上記の通りに
ホームラン数を伸ばして行く事になる。
そして2017年度のドラフトで日本ハムが
交渉権を得たが、ファンが清宮幸太郎に
対し、夢を見る事をしすぎだという事は
決して無い。
そのホームラン数をプロに入ってから
どこまで伸ばせるかというロマンが
あるからだ。
まとめ
2017年のドラフトの目玉となった
高校通算ホームラン数111本の
清宮幸太郎は、下手と言われる守備力も
ある為に評価しすぎだとの声もある。
それでもやはり清宮幸太郎は、ファンが
夢見ることが出来る選手である事には
変わり無く、評価しすぎだという事は
決して無い。
未完の大器ではあっても、大きな夢を
見ることが出来る選手になる可能性が
あるのだから。
参考サイト
//hayatts.com/kiyomiya-2
//solife-a.com/13139.html
//happytrend0926.com/kiyomiyakotaro-3967
