参議院の決算委員会に於いて、
安倍首相は2017年7月の街頭演説中に
「辞めろ」とコールした聴衆の
妨害行為を改めて批判した。
その時、安倍首相が「こんな人たち」と
発言した程に、内心は怒り心頭であった
事は理解出来ても、そのヒステリックな
反応に対する視線はどんな人たちで
あっても冷ややかだ。
この騒ぎを引き起こした、
首相の言う「こんな人たち」の
正体とは誰なのだろうか?
安倍首相発言の「こんな人たち」の正体は誰?
2017年4月9日、参議院決算委員会に
於いて、安倍首相は前年7月1日に
都議選の街頭演説の途中で、
「辞めろ」コールをした一部の聴衆に
対して「こんな人たち」に負ける訳には
いかないとの発言を、改めて強調する
形で批判した。
この安倍首相の「こんな人たち」発言は
そのどんな人たちに向けられたのか?
「こんな人たち」発言で都議選惨敗?
誰もが感じたであろう、
その内容のまずさが批判された事で
都議選敗北後に同首相は陳謝していたが
決算委員会では「辞めろ」コールの
声を上げた人物の正体が誰かという
怒りが再びこみ上げて来たものとも
考えられる。
しかし、良識ある大人であれば、
安倍首相が批判した「こんな人たち」の
正体は、誰なのかが気になり、
安倍首相自身がヒステリックな反応を
示した事も、その全文を読めば、
責められる要素が何もない事に気づく。
「皆さん、あのように、人の主張の、訴える場所に来て、演説を邪魔するような行為を私たち自民党は絶対にしません!
私たちはしっかりと政策を真面目に訴えていきたいんです!憎悪からは、何も生まれない。
相手を誹謗中傷したって、皆さん、何も生まれないんです。
こんな人たちに、皆さん、私たちは負けるわけにはいかない!都政を任せるわけにはいかないじゃありませんか!」引用:Jcastニュース
この発言に対して安倍首相は、それが
どんな人たちなのかは判らなかったが
選挙妨害の発言を止めさせようという
意図があった事と、正しい王道の選挙を
戦おうと訴える意思があった事を
改めて説明している。
ジャーナリストの江川紹子氏は、
この安倍首相の言動を見て2017年の
都議選で敗北したと批評したが、
その背後には、この騒動を演出した
黒幕の正体が明らかになっている。
実は、この騒動の黒幕の正体は
安倍首相の街宣が始まると同時に
「辞めろ」コールをする事を
申し合わせていた反社会的集団と
見られており、その集団の所業による
物なのか、通行スペースを隔てた
場所にまでコールの輪が拡がった。
その反社会的な集団とは
「しばき隊」と呼ばれる、
日本に居て日本を憎む集団である。
「こんな人たち」の正体「しばき隊」の作戦とは?
しばき隊は、どんな人たちなのか?
Wikipediaを参照する。
対レイシスト行動集団
「レイシストをしばき隊(レイシストをしばきたい。略称しばき隊)」を起源とする日本の活動団体。名前の由来は「レイシスト(差別主義者)」+「しばきたい」と「隊」からの造語であり、在日特権を許さない市民の会などの右派系市民団体を「レイシスト」と断じレイシストをしばく活動を「カウンター」と称して、在特会等への右派系団体に対するカウンター活動等を行っている[4]。主宰者は野間易通引用:Wikipedia
一言で言えば、反社会的集団として
様々な手段で街頭演説の妨害を展開して
いた集団である。
この主催者である野間易通氏は
著書も出しているフリー編集者で
日本の活動家であり、
安倍内閣の倒閣運動を掲げている。
上述の2017年の街頭演説の際、
「安倍辞めろ」の字が書かれた横断幕は
その2年前に風船で吊り下げられて
掲げられた物と全く同じ物と
言われており、その大きさもあって
大変に目立っており、活動手法にも
非常に長けている事が分かる。
また安倍首相に対して拡声器を使用して
選挙妨害を展開していた男性もいたが、
彼は他のデモの反対運動でも活動した
「猛者」である。
その他の「工作員」は、プラカード等を
使用して練り歩く等で、あたかも
安倍首相が悪者になっている空気を
作ることに成功した。
そこへ取材に来たマスコミが
誰の陰謀かも判らず、
悪目立ちするしばき隊を「切り取って」
報道する事により、誰もが、
安倍首相に対して怒っているという風に
見せ掛ける事に成功した。
つまり、安倍首相の「こんな人たち」の
騒ぎは、首相に都合の悪い部分の発言を
切り取られた上で報道された事による
物なのだ。
こうして「こんな人たち」の発言をした
安倍首相は誰からも叩かれ、
旗色が悪くなってしまう訳であり、
その事について、しばき隊は、
当然ながら責任を取らない。
そして国民はその空気に流され、
ネットを見ない高齢者層は情報源が
限られてしまっているので、この状況が
正しいと思い込んでいくようになる。
多くの高齢者たちにとっては未だに、
テレビ=正義なのだ。
誰が安倍首相を叩かれる様に
仕向けているのか、黒幕の正体が
判らない人達に向けた「偏向報道」を
したマスコミに対し
ロザンの宇治原史規も
「フェアでは無い」と批判をしている。
安倍首相も声を荒げた「こんな人たち」の正体「しばき隊」とはどんな人たち?
確かに安倍首相が国会において、改めて
演説を妨害した集団の正体である、
しばき隊に向けた「こんな人たち」発言
は有権者軽視と責められた。
その責めた人たちは
安倍首相の発言「こんな人たち」の
正体は、誰でもない安倍首相自身と
言いたげである。
しかし首相ならば誰が選挙妨害をしても
どんな人たちとでも手を取り合って行く
姿勢も大切である。
しばき隊の妨害の際に毅然と声を上げた
安倍首相の行動もまた、首相に相応しい
と称賛の声も多く上がっている。
やはり、しばき隊の様な性質の悪い
「抵抗勢力」に安倍首相が発言した
その行為は、一国を代表する人物として
有るべき姿と言える。
しかし海外に目を向けると、
この事象が霞んでしまう様な
ユーモアに富んだ話がある。
「こんな人たち」発言、シュワちゃんの場合
元カリフォルニア州知事の
アーノルド・シュワルツェネッガー氏が
選挙運動中、反対派と思われる誰かから
生卵をぶつけられた。
ここで安倍首相ならば
「こんな人たち」とは云々と敵意を表し
「どんな人たちの仕業か」と誰彼構わず
声を張り上げるだろう。
この姿勢も毅然としていて良いが、
そこでシュワルツェネッガー氏は
正体を突き止める事をせず
どんな人たちにも抗議の表現の自由を
認める発言をして、
「ついでにベーコンもくれないか」
と発言して笑い飛ばした。
もし誰が選挙妨害をしたかと言う様な
騒ぎになったとしても、
シュワルツェネッガー氏ならば
しばき隊的な正体のゲリラに対して
「こんな人たち」と発言する事無く
いなしていたであろう。
「こんな人たち」と言われたしばき隊の
無責任な正体に対しては、
どんな人たちにも負けない肉体と精神が
必用なのだ。
まとめ
「こんな人たち」発言に見られる
安倍首相のまずさは、その様な批判を
べきは自分と口外している様に思われて
いたが、それは日本に居ながら日本を
憎むしばき隊への毅然とした
対応であった。
抵抗勢力であるこの妨害団体に対し、
その正体が誰かを突き止めんばかりに
声を上げた姿勢はどんな人たちからも
賞賛されていいだろう。
ただユーモアでは、「シュワちゃん」に
一日の長があるが。
参考サイト
毎日新聞