保留扱いされていた加計学園の獣医学部
新設が認可される運びとなった。
加計学園を巡る一連の問題の
真実とは一体何だったのだろうか?
改めて加計学園の問題をわかりやすく
説明していこう。
加計学園獣医学部の新設が認可の流れへ!
加計学園の獣医学部新設が
認可される事になった。
この獣医学部新設の認可を巡る
一連の発端は今年の3月から
始まった訳なので、約9ヶ月
の期間をかけてようやく認可を
得られた事になる。
加計学園がなぜ獣医学部の新設を
目指しているのかと言うと、
愛媛県が国家戦略特区に指定
されたからである。
この国家戦略特区では規制が
緩和される訳だが、それにより
獣医学部の新設が可能になった。
獣医学部を新たに新設するには、
他の大学では対応できない様な
獣医学の教育を実施できるか
どうかという事。
つまり、イノベーティブな獣医学
の教育が出来るかどうか。
それに名乗り出たのが、愛媛県と、
同じく国家戦略特区に指定されて、
規制緩和がされた京都府である。
京都府は京都産業大学に獣医学部
新設の認可を得るために動いていた。
一方の愛媛県今治市は、公募で
獣医学部を新設できる大学を募集
した所、加計学園だけが立候補を
したのだ。
岡山県に本部を置く加計学園は、
岡山理科大学という大学を
運営していて、その岡山理科大学の
獣医学部を愛媛県に新設するための
認可を得ようとていたという事だ。
そんな加計学園は当初の案では獣医
学部の認可を得る事が出来なかった。
理由としては、定員が予想以上に
多かった事や、教員の平均年齢層が
あまりにも高いという理由だった。
これを受けて加計学園は修正案を
作り、認可を得るために文部科
学省に再び審査をして貰った。
だが、その結果は加計学園の
期待とは違い不認可だった。
その理由は獣医学部で教える
演習科目の構想に具体性が無い
という理由だったのだ。
その為に、本来であれば今年の
8月末に降りていたはずの
認可も保留という形になって
しまったのである。
それを受けて加計学園は直ちに
修正案を作り上げて、今年の9月に
文部科学省に修正案を再提出。
演習科目の専門性についてより深い
議論をする為に、獣医学の専門家も
含めた協議を行なった。
そして、協議の末に加計学園の
獣医学部の演習科目に関しての
懸念材料がなくなったという事で、
ついに加計学園の獣医学部の新設が
認可されたのであった。
加計学園問題の真実をわかりやすく言うと?
紆余曲折を経て認可される運びと
なった加計学園の獣医学部。
この紆余曲折の道中にはご存知の
通り、安倍総理の関与があったのでは
ないかという疑惑問題が浮上した。
いわゆる、加計学園を巡る問題だ。
結局、加計学園を巡る問題の真実とは
一体何だったのだろうか?
その問題の真実をわかりやすく
説明していこうと思う。
今まで何かと話題となり、
加計学園の一番の問題とされて
いたのが、安倍総理の指示が
あったかどうかであった。
つまり、加計学園の学園理事長の
加戸氏と安倍総理が昔からの
知り合いだという理由で、
加計学園の獣医学部新設が
決まったのではないか?という事だ。
わかりやすく言うと、そのコネの
お陰で初めから結論ありきの
プロセスを踏んでいたのでは
ないかという事である。
だが、加計学園問題の当事者
である理事長の加戸氏が語った
真実はこうだ。
加計学園の獣医学部の新設の
きっかけは、愛媛県の県議会議員の
友人との繋がりから生まれた話で
あったとの事だ。
そこに安倍総理の存在はない。
つまり、加計学園問題を巡る一連の
問題において安倍総理は全く無関係
だったという真実である。
わかりやすく言うと、安倍総理は
個人的な感情を理由にトップダウンな
行政関与をしていなかったという訳だ。
今回の加計学園問題をわかりやすく
言うならば、グレーな手段を
使って新設に漕ぎ着けた訳
ではなくて、ホワイトな手段のみを
使って新設に漕ぎ着けたという
のが真実だという事だろうか?
加戸氏本人の国会での証言に
関してはその一部始終が
YouTubeにアップロード済みだ。
その動画を見れば、よりわかりやすく
加計学園問題の真実が理解できる
かもしれない。
<参考>
//netgeek.biz/archives/99281
//www3.nhk.or.jp/news/special/jyuui_gakubu_shinsetsu/
//mainichi.jp/articles/20171103/k00/00m/040/117000c
他