GWに突入し、世間は行楽モードだ。
車やバスなどで長旅を予定している人も
多いだろう。
今から18年前に起きた
西鉄バスジャック事件をあなたは覚えて
いるだろうか?
2chでネオ麦茶と言うハンドルネームを
使用していた犯人の少年が起こした
この事件もGWの最中だった。
事件から18年が経った今、犯人の
元少年のその後はどうなっているの
だろうか?
西鉄バスジャック事件の特徴をわかりやすく解説!
2chでネオ麦茶と名乗った犯人の少年のその後は?
18年前のGW、一瞬にして全ての乗客を
恐怖に陥れた西鉄バスジャック事件が
発生した。
犯人は2chでネオ麦茶と名乗る17歳の
少年だ。
西鉄バスジャック事件を起こす前、
ネオ麦茶のハンドルネームで2chに
犯行予告まで残している。
犯人の少年はその後どうなったの
だろうか?
また、被害者のその後も気になる。
西鉄バスジャック事件について順に説明
して行く。
西鉄バスジャック事件とは?
西鉄バスジャック事件が発生したのは
2000年5月3日の事だ。
佐賀県佐賀市と福岡県福岡市を結ぶ
高速バス「わかくす号」の車内で
悲劇は起きた。
定刻通り12:56に出発したバスは順調に
走っていた。
しかし、13:35頃、刃渡り約40センチの
牛刀を手にした少年が突然運転手を脅し
わかくす号をジャックしたのである。
これが西鉄バスジャック事件の始まり
だったのだ。
その後、バスは九州自動車道から山口県
の山陽自動車道へと向かって行く。
走行中のバスの窓から飛び降りる等して
逃げ出した乗客がいた事で、犯人の少年
は「連帯責任」と称して2人の女性に
牛刀で危害を加えた。
広島県の小谷サービスエリアにて
警察の機動隊やSATの出動により犯人の
少年は取り押さえられ事件は収束を
迎えたが、3名の犠牲者を出す結果と
なったのだ。
西鉄バスジャック事件は日本で初めて
絶命する被害が出てしまった
バスジャック事件である。
また、犯人の少年が2chでネオ麦茶と
言うハンドルネームを使用していた為に
2ch等では「ネオ麦茶事件」と呼ばれる
事もある。
事件の世間への影響
西鉄バスジャック事件前後に少年犯罪が
増加した為、世間の注目は少年法に
集まった。
西鉄バスジャック事件で犯人の少年は
ネオ麦茶と言う名を用いて2chで犯行
予告を行っており、計画的な犯行だ。
さらには3名の犠牲者を出す悲惨な
事件である。
しかし、少年法が適応される為、
成人が犯罪を起こす場合よりも罪は
軽減されている。
その後、犯人の少年は名前を変え、
社会に復帰している様だ。
次章では、犯人の少年や被害者のその後
について説明しよう。
西鉄バスジャック事件の犯人の少年のその後は??
西鉄バスジャック事件は日本史上最悪の
バスジャック事件と言えるだろう。
犯人の少年は普段からネオ麦茶の名を
使って2chへの書き込みを行っていた。
そして事件に関してもネオ麦茶の名で
犯行予告と取れる書き込みを2chに
残している。
西鉄バスジャック事件と言う悲惨な事件
を起こした犯人の少年はその後どうなった
のだろうか?
また、被害者のその後についても
取り上げる。
逮捕された少年のその後
西鉄バスジャック事件で逮捕された少年
は裁判の結果、医療少年院に送られる
事となった。
少年が収容されてから5年後の2006年
には医療少年院を仮退院し、現在では
社会に復帰している。
名前を変えて生活していると言う情報も
ある為、恐らく養子縁組等を利用して
名字を変えたのだろう。
犯人の元少年は2018年現在では
35歳になっており、
この社会のどこかで罪を償いながら
生活しているのだ。
被害者のその後
西鉄バスジャック事件では被害者である
21名の乗客から3名の犠牲者が出た。
被害者がバスから逃げ出した際に、
連帯責任と称して女性に危害を加えた
為、事件時に逃げ出した乗客は同じ
被害者でありながら責められる立場と
なっていた。
だが、事件の当事者ではない我々に
逃げ出した乗客を責める権利は無い。
また、危害を加えられたが一命を取り
留めた女性は、事件後に犯人の少年と
面会している。
この女性の息子も犯人の少年と同様に
不登校の経験があった為、犯人の境遇を
理解し、同情するに至ったと言う。
そして、女性は少年が少年院を機に
生まれ変わって、罪を償って欲しいと
願ったそうだ。
まとめ
西鉄バスジャック事件について振り
返って来た。
事件からは18年が過ぎたが、GWに
なるとテレビ番組で取り上げられる
事もあり、大きな影響を残したと言える
事件だ。
この事件後にはバスジャック対策等も
再考される事となった。
二度とこの様な悲惨な事件が起きない
事を願うばかりである。
サカモトマユ
編集後記
一部の人たちは犯人であるこの少年の
現在の住所や指名、職場などを
知りたがる様だが、道徳上、
好ましい行動とは言えない。
特に少年犯罪の場合には例外なく、
ネット上で詮索されているが、
それらを知ったところで、
何をどうすると言うのだろうか。
筆者の知人は、酒鬼薔薇聖斗が、
名前を変えて自分と同じ街に
引っ越してきたというネット情報を知り
ひどく心配していた。
特に家族を持つ者にとっては、
そういった重大な前科を持つ人が
近所にいるだけで不安に成るのだろう。
だが、恐らくそのネット情報には、
何の確証も無いだろうし、万が一、
自分の近所に住んでいるとしても
再犯を心配するのは過剰反応と言える。
名前を帰る必用がある様な重大な前科を
持つ人たちは、身から出た錆とは言え、
生きづらい人生を余儀なくされている。
昨今の狂った時代には、前科者の再犯
よりも、初犯で重大事件を起こす人の
方が圧倒的に多いという事を、
知っておくべきだろう。
hike
<参考サイト>
Wikipedia
excite.ニュース
2ch